Dream Theater - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Sun, 09 Feb 2025 16:03:43 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg Dream Theater - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【CD購入録】 Parasomnia / Dream Theater (2025) https://tashinami-musiclog.com/2025/02/09/cd-parasomnia-dream-theater-2025/ https://tashinami-musiclog.com/2025/02/09/cd-parasomnia-dream-theater-2025/#respond Sun, 09 Feb 2025 09:57:38 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2970 目次 結成40周年をメタリックに彩る、マイク・ポートノイの復帰作!収録内容 結成40周年をメタリックに彩る、マイク・ポートノイの復帰作! Dream Theaterを2010年に脱退したマイク・ポートノイ(Dr.)が、2 […]

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Parasomnia / Dream Theater (2025)

Dream Theaterを2010年に脱退したマイク・ポートノイ(Dr.)が、
2023年に復帰を発表!というのは衝撃的なニュースでした。
マイク・マンジーニを迎えた体制もすっかり盤石のものとなり、前作
“A View From The Top Of The World”(2021)収録の
“The Alien”は翌年のグラミー賞を受賞するなど順風満帆という様子だったので猶更。

特に近年は水面下で様々な動きが起こっていた……というのは後追いで知ったクチですが、
中でもLTEが22年ぶりに再始動して
“Liquid Tension Experiment 3″(2021)
を制作したのが大きなターニングポイントだった、というのには頷けます。
とはいえ多少の期待感を抱きこそすれ、
ポートノイ復帰はもうないものと思っていたので、
(ラブリエとの確執は長い間大きく報じられていましたし)
こうして“Metropolice Pt.2″(1999)を作り上げたメンバーが一堂に会するのは感慨深いですね。

Parasomnia / Dream Theater (2025)帯付

そして2025年、バンドの40周年を大々的に飾る一作となったのが、
16thアルバムにあたる今作
“Parasomnia(パラソムニア)”

ポートノイ在籍時の諸作にも目配せをしたようなダークなアートワーク、
タイトルでもある「睡眠障害」をテーマに掲げた世界観には惹きつけられましたし、
個人的には第3弾先行シングル
“Midnight Messiah”における、
“Train Of Thought”(2003)を彷彿とさせるダークな質感とストレートな疾走感も、
今作における購入の決め手のひとつでした。

自分はそもそも“6:00”が好きなこともあって、
ポートノイのタム回しが聴けるたびに感動するような分かりやすい人なわけですが……

Midnight Messiah / Dream Theater
Parasomnia / Dream Theater (2025)CD盤面

こちらがCDの盤面。LPのものとはまた違っていて、
2ndシングル“A Broken Man”の帰還兵を描いたイラストと思われます。
外側からは「眠っている」ように見えてもあくまで「瞼が閉じている」だけで、
その下では目が動いていて何かを「見て」いるのだなと思わされるような力を感じます。

ちなみに日本盤ブックレットには伊藤政則氏のライナーノーツのみならず、
熱狂的なファンとしてお馴染みの経済学者・岸博幸先生による寄稿も。

Parasomnia / Dream Theater (2025)裏ジャケット

1.In The Arms Of Morpheus 5:22
2.Night Terror 9:55
3.A Broken Man 8:30
4.Dead Asleep 11:06
5.Midnight Messiah 7:58
6.Are We Dreaming? 1:28
7.Bend The Clock 7:25
8.The Shadow Man Incident 19:32

8曲入り、トータルランニングタイムは72分。
“Night Terror”, “A Broken Man”, “Midnight Messiah”の3曲が先行シングル。
これらの曲も、やはりアルバムの中にあるとより自然に馴染んでくるもの。
1曲目のインストを経た“Night Terror”でのラブリエのボーカル、
そして“A Broken Man”に差し込まれるジャジーなインストパート等は、
アルバムトータルで聴き通すことでその真価を発揮していた印象。

3周しての感想ではありますが、今作の白眉はやはりラスト2曲。
ラブリエの歌唱力と終盤のペトルーシの美しいソロが光る、温かみと哀しみをたたえたバラード
“Bend The Clock”と、
19分半にわたる大作
“The Shadow Man Incident”
ジャケット右側の背の高い黒い影こそがこの”Shadow Man”でしょう。
夜眠ることそれ自体がもつ恐怖の具現化という趣があって心を掴まれました。
長尺曲をドラマチックに、ダレさせず演出できる手腕には毎度のことながら脱帽。
特に中盤の加速パートでのソロの応酬は見事で、
中でもジョーダン・ルーデスのピアノが入るところはシンプルにかっこいい!

早くも今年を代表するビッグタイトルと言える充実の一枚です。

以下のジャパン・リミテッド・エディションはBlu-Rayつき。
Visualizer、Dolbyアトモス、5.1サラウンド、ハイレゾステレオ音源を全曲分収録!

Parasomnia / Dream Theater (2025)
BURRN! 2025.3

ちなみに自分はBURRN!最新号と併せて購入。
5人全員のインタビューが収録されているため、最新作のお供にしております。

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【CD購入録】2024/05/30 (Dream Theaterのメイデン完全再現と、Marc Hudsonのソロ作!) https://tashinami-musiclog.com/2024/06/04/cd-2024-05-30-dream-theater-marc-hudson/ https://tashinami-musiclog.com/2024/06/04/cd-2024-05-30-dream-theater-marc-hudson/#respond Tue, 04 Jun 2024 12:34:53 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1402 目次 前置きLost Not Forgotten Archives: The Number Of The Beast – Live In Paris, 2002 / Dream Theater (2022)S […]

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節約しようとしても気づけばピンときたCDを漁るのが癖になっている今日この頃。
一番テンションが上がるのはやはり実店舗ではあるのですが、
新品でお値打ち価格のCDがこっそり出てくるAmazonのタイムセールの魅力も捨て難い……。
ということで今回購入したのがこの2枚。

Lost Not Forgotten Archives: The Number Of The Beast - Live In Paris, 2002
Starbound Stories

左:
Lost Not Forgotten Archives: The Number Of The Beast – Live In Paris, 2002
/ Dream Theater (2022)
右:
Starbound Stories / Marc Hudson (2023)

どちらも最近の新譜ラッシュの中で購入機会を逸していたものの、
いつかは手に取っておきたいと狙っていたCDだったので大収穫でした。
こういう成功体験がまた人を狂わせてしまうわけなんですけどもね。

Lost Not Forgotten Archives: The Number Of The Beast - Live In Paris, 2002 / Dream Theater (2022)

マイク・ポートノイ復帰!ということで早速のニューアルバムが待たれるDream Theaterですが、
2021年以降コンスタントにリリースし続けているのがこの公式ブート音源シリーズ。
以前からも公式ブートの発表自体はしていたものの、
それらを整理しなおしてカタログ化したものですね。

その第11弾となったのが、あのIRON MAIDENの大傑作、
“The Number Of The Beast”(1982)を完全再現したライブ盤。
Metallicaの”Master Of Puppets”(1986)の完全再現と並んで人気の高いカタログです。
後者と比べるとジェイムス・ラブリエ(Vo.)の声の調子がかなり良いのが印象的。
何でも歌えてしまう無敵モードで最後まで突っ走ってくれています。

1曲目の“Invaders”に入る前に“The Number Of The Beast”冒頭の声が流れたときから、
もはや誰のライブかわからないくらいの歓声と唱和が起こっていたのは流石メイデン。
しかし「同地2夜連続公演の2日目のセトリ後半には好きなアルバムの完全再現を演る!」
というとんでもない試みを思いついて成功させられるのが恐ろしいところ。

原曲に無いシンセが加わったことでより抒情性を高めた“Children Of The Damned”や、
中盤以降ジャジーなアレンジで楽しませてくれる“Gangland”
そして完璧そのもののラスト“Hallowed Be Thy Name”と聴きどころ満載!

Starbound Stories / Marc Hudson (2023)

今年の3月に9thアルバム“Warp Speed Warriors”をリリースしたDragonForce
その2代目ボーカリストのマーク・ハドソンが、
昨年8月に初めてソロ名義で発表したのがこの1枚。

基本的なパワーメタルとしての音楽性はDragonForceと共通しているので、
彼らの歌メロを好むファンであれば間違いなく楽しめるはず。
「ソロアルバム」とカタカナで堂々と書かれたジャケットからもわかるように、
マークの日本のアニメやゲームへの愛が随所に注入されています。

メタル日本代表としてのRYUJINGALNERYUSのメンバーとの共演も聴きどころですし、
中でもラストトラックの“One More Sight Of The Sun With You”は、
何とマークの作詞・作曲をもとにしたフル日本語詞での歌唱!
明るさの中にもどこか胸を焦がす繊細さを備えた、
まさにアニソン・ゲーソンのツボを押さえたような秀逸な楽曲に仕上がっています。

ちなみにこちらがDragonForceの新譜“Warp Speed Warriors”
記念すべき10作目、明るくポップに爆走するさまは他の追随を許しません。

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