Green Day - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Tue, 25 Feb 2025 17:55:37 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg Green Day - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【ライブレポート】GREEN DAY JAPAN TOUR 2025大阪公演@大阪城ホール(2025/02/21) https://tashinami-musiclog.com/2025/02/26/live-green-day-japan-tour-2025-osaka-2025-02-21/ https://tashinami-musiclog.com/2025/02/26/live-green-day-japan-tour-2025-osaka-2025-02-21/#respond Tue, 25 Feb 2025 17:51:02 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=3214 ポップパンク界の王者にして自分の青春時代を形成してくれたGREEN DAY、遂に来日!来日は公演はサマソニ2012以来13年ぶり、単独ツアーとしては2010年以来となる15年ぶり!という久々のものでした。 サマソニの映像 […]

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ポップパンク界の王者にして自分の青春時代を形成してくれたGREEN DAY、遂に来日!
来日は公演はサマソニ2012以来13年ぶり、
単独ツアーとしては2010年以来となる15年ぶり!という久々のものでした。

サマソニの映像はWOWOWの映像を録画して何度も観た記憶があります。
当時は“¡Uno!”, “¡Dos!”, “¡Tré!”と題された例の3部作の時期で、
新曲として披露された“99 Revolutions”は一聴で大好きな曲になりました。

そして遂に最新作“Saviors”(2024)を携えた彼らをこの目で観られるときが来ました!
そもそも“Father Of All…”をリリースした2020年の3月には
8年ぶりの来日が決まっていたわけですが、あえなくコロナで中止に。
2025年になってようやくリベンジできた!というわけですね。
バンドにとっても日本のファンにとっても、
「忘れ物を取りに来た」という感慨に溢れたツアーといえます。

ということで自分は2/21(金)の大阪公演に参戦!
翌日にはMR. BIGラストツアー大阪公演ということで、
まさかの連日で城ホール、という日程になりました。
(SNSのTLでも同志の方がちらほら……)

Creativeman 来日告知ポスター

会場外にはクリエイティブマンの来日告知ポスターがズラリ。
大阪に限っても来日ラッシュなのは今年も変わらず。
嬉しい悲鳴が各所から聞こえてきそうです。

席については運よくスタンディングが取れたのですが、
入場時には持ち物検査+金属探知機という厳重な体制が敷かれていたほか、
スタンディングとはいえブロックは細かく区分けされモッシュ等は禁止。
個人的には(片足捻挫中ということもあり)
巨大なピットに放り込まれたらどうしよう……という心配はなく一安心。
多少の押しあいへし合いは覚悟の上でしたが平和に拳振り上げて鑑賞できました。
会場が大きい分多少ピットは小さめにしておかないと手が回らない、というのはありそう。

入場したころにはゲストの炙りなタウンのライブがスタート。
岡山出身の女性3ピースバンドで、この大阪公演のみの出演。
まっさらな状態で観はじめたライブでしたが、
激しいシャウトも交えつつストレートにエネルギーを放散する様子にはグッときました。
歌詞やMCもどこまでも直球でしたし、しかもそれらが
「かっこいいことを言おうとしているわけではなく、発した言葉がかっこよくなっている」
というように映りましたし、ステージを走り回るギターとベースの2人は、
後半ではステージ中央の花道まで使って会場を掌握。
終わるころには「ええやんけお前ら~!!」という声が聞こえたのが印象的でした。
Spotify等の大手サブスクには配信していない豪気なバンドなので、
ぜひここはフィジカルでどうぞ。

GREEN DAY 開演前

そしていよいよGREEN DAY
開演前の液晶テスト画面の時点から歓声が上がっていました。
ステージ上部にもスクリーンが配置されていて、
演奏の様子がどの席からでもしっかり観られる構成になっていたのは流石。

開演BGMは近年すっかりお馴染みとなり、ハイドパーク公演では大合唱を起こした、
QUEEN“Bohemian Rhapsody”のフル尺音源
(日本でも”Mama~!”のパートは合唱になっていてちょっと安心)からの
RAMONES“Blitzkrieg Bop”への流れ。
酔っ払いのウサギの着ぐるみが登場して会場を盛り上げてくれました。
衣装がまんまビリー・ジョー仕様で笑いましたが、果たして……。

ということで1曲目は新譜から“The American Dream Is Killing Me”
キャッチ―なサビなので早速の大合唱になっていたのは流石。
後方の壁状になったマーシャルアンプの縁には照明がついていて、
曲に合わせてカラフルに彩られる演出。
最新作“Saviors”(2024)の曲ではジャケットに合わせて全体がピンク色に。
さらに上部にはパイロまで仕込まれていて、炎の演出でも楽しませてくれました。

今回のバンドメンバーは、
ビリー・ジョー・アームストロング(Gt, Vo.)
マイク・ダーント(Ba.)
トレ・クール(Dr.)
の変わらぬ3人に、
すっかりお馴染みとなった
ジェイソン・ホワイト(Gt.)、
さらにジェイソン・フリース(Key.)と
ジェフ・マティカ(Gt.)の6人。

ちなみにこのジェイソン・フリースはドラマーのジョシュ・フリースの実弟なのだとか。
この盤石の編成で、「GREEN DAYの音」をステージ上で余すところなく表現していました。
6人編成を要するあたりが、彼らの音楽性の多様さを如実に表していたように思います。

そしてこのツアーの特徴としては、
最新作の宣伝のみならず、
“Dookie”(1994)の30周年、
そして“American Idiot”(2004)の20周年という、
彼らの傑作アルバムのメモリアルとしての性質も持っていること!
というわけで前半は“Dookie”
後半は“American Idiot”中心という
贅沢すぎる構成が実現。
新譜の曲でのご挨拶もそこそこに
“Welcome To Paradise”“Longview”はあまりに強烈すぎました。
どちらもマイクの特徴的なベースラインがしっかり味わえて感動しましたね。

そして“Longview”でひとしきり飛び跳ねたあと、
ビリー・ジョーが敢えて何も語らず、
しかし少年の面影すら残したキラキラした目で
ステージ上から客席を睥睨するとき……

特大アンセム“Basket Case”が始まる!!!!!!
自分も例によって高校時代バンドでコピーしたこともある一曲、
周りの兄ちゃん姉ちゃんと一緒に大合唱でした。
あの”BJ”のイニシャルをあしらったストラト”BLUE”をかき鳴らす姿、
「青春」が詰まっていてあまりにも感動的でした。

その後も、ウーマンリブのデモ行進の写真を背景に歌う“She”
そしてこれも必殺の
“When I Come Around”と、
“Dookie”からの曲の波状攻撃で畳みかけるさまはインパクト抜群でした。

続いてはトレのストレートなドラムに導かれ、
アジテーションのようなコーラスが印象的な
“Know Your Enemy”へ!
個人的にはこの日のライブでトレ・クールのドラムがもっと好きになりましたね。
あの一音一音のパワーと推進力と安定感は生で観てこそ。

ここでは落ちサビの部分をファンに歌わせる流れがありましたが、
「歌詞分かる奴!」と聞いても該当者が見つかるまでには若干ラグが……
と思いきや選ばれたのは何と”I KNOW THE ENEMY”のフラッグを掲げた男性!
バンドと一緒にそのままノリノリで歌い上げたり、
ステージ上で台からのジャンプを決めたりとすっかりヒーローになってました。
こういうまっすぐなファンっていいなあ……とこちらも楽しくなりましたね。

その後にいきなり始まったのは、
この日のセトリで一番古い
“Who Wrote Holden Caulfield?”
2ndアルバムという位置づけの
“Kerplunk!”(1992)に収録された、
『ライ麦畑でつかまえて』の主人公に仮託して無気力な生活を歌う隠れた佳曲!!
というのも自分が燻っていた時期に一番聴いていただけに思い入れもひとしお、
まさかこの日に聴けるとは!という感慨で胸いっぱいになりました。
自分語りですがこの日のハイライトです。
セトリへの正式な記載もなく完全な日替わり枠、
さらに現状では奇しくも大阪限定の様子。僥倖!

"Dookie"のジャケットに出てきた飛行船

さらにこのとき会場にはあの“Dookie”のジャケットに出てきた飛行船が登場!
この飛行船、後ろのほうでは爆弾(風船)を投下していたり、
下では(ジャケットの)犬の着ぐるみが登場したりと会場を沸かせていたそうです。
自分は前方だったので一瞬写真を撮ったら即バンドに食いついて観ておりました。

続く“Revolution Radio”
“Dilemma”“21 Guns”は、
打って変わって新しめの曲が並ぶゾーン。
この辺りが中盤ですね。
新曲“Dilemma”はビリー・ジョー自らの依存症体験を赤裸々に吐露した一曲。
ライブで聴くとトレのビートに乗った甘さの中に哀愁のあるメロディラインが絶品。
“Saviors”のジャケットでもオマージュされている、
ラモーンズのフィーリングを大いに感じてますます好きになりました。

そして弱者に寄り添い鼓舞する
名曲“Minority”
アコギのサウンドがグッと前面に出てくる一曲ですが、
今までどちらかというとテンポも抑えめだったのがここで大爆発!
この日一番ともいえる活気に溢れた演奏でした。
みんなで歌えて連帯できるサビ、昨今のマジョリティの専横を思うと沁みてきます。

そしてこの日一番のサプライズ、
ビリー・ジョーが突然「リンダリンダ~!」と歌い出す!
続けてサビの合唱で応えるオーディエンス。日本思いで嬉しい……
個人的にはサマソニでの
THE LINDA LINDASのパフォーマンスを思い出すなど。

「デデッ!」という強烈なリフで
“Brain Stew”“Jaded”がスタート。
この曲に入った瞬間、横にいたお兄さんの反応が
今までの「ウェーイ!」という感じから
祈るような真剣な眼差しでステージを見つめるようになり、
「この人はきっと“Insomniac”に救われたんだな……」と勝手に親近感。

フラストレーションを放散した
“Jaded”の狂乱が終わると、
ステージ中央に巨大なハートの手榴弾のバルーンが膨らんでいき……

遂に“American Idiot”がスタート!!
20年たっても色あせるどころか時代性をますます帯びるようになってきているのは皮肉ですが。
2番の”I’m not a part of a redneck agenda”のところ、
最新作の宣伝として地下鉄の駅で行ったライブでは”MAGA agenda”としていたところ、
今回は”Elon agenda”と歌詞を変えての披露。
要は「俺はイーロンの計画には乗らねえよ!」という熱い意志表明!痺れました。

ここからは完全再現か?と思いきや2曲目を飛ばしていきなり“Holiday”
そしてもちろん
“Boulevard Of Broken Dreams”へ!
ここでの合唱、初日の大阪では正直不発気味でしたが他会場はどうだったんでしょうか……
(サビではなくAメロを歌わせるのでハードルが少し高め)

ここからはほぼアルバムの流れに乗って進んでいきます。
“Are We The Waiting”のサビは分かりやすいのでしっかり大合唱に。
ここではギターを持たずマイク一本で花道に立つビリー。
全身で大観衆に問いかけるような姿が印象的でした。
続く疾走曲“St. Jimmy”でもそのまま全力のアジテーションスタイル!
カッコよさの中に危うさも感じさせるキャラクターを完璧に演じていました。
真っ赤な紙テープが舞う演出も決まってましたね。

ここで本編の〆かと思うような盛り上がりでしたが、
しっとりとした“Give Me Novacaine”へ。
(大阪の地名もしっかり出してくるサービスも有難い!)

そしてここで一気に飛んで“Letterbomb”
これもバンド屈指の名曲なわけですが、曲中でビリー・ジョーが観客に
「今だけはスマホも、Facebookもインスタも何もかも無しだ!」
「一番大切なのは一つになることだ!」と熱く語り掛けていたのが印象的でした。
そこからの”Let’s go crazy!!!!!”の煽り、この最高の瞬間のひとつになりました。

哀しく、そして美しい名曲
“Wake Me Up When September Ends”での合唱の後は、
5部構成からなる「パンク・オペラ」
“Jesus Of Suburbia”
目まぐるしく移り変わるバックの映像も効果的でしたし、
この組曲の完成度を改めて実感するひとときでした。
“Dearly Beloved”パートの裏声のコーラス、
周囲の人と一緒に歌ったのが楽しかったし凄く綺麗でした。いい思い出です)

大盛り上がりでの
“American Idiot”パートも終わり、
クライマックスで披露されたのは
新曲“Bobby Sox”

ここで新曲を持ってこれる現役バンドとしての矜持、そして
“Do you wanna be my girlfriend?”,
“Do you wanna be my boyfriend?”
という分かりやすく盛り上がれるキャッチ―なメッセージ、
さらにこのシャウト交じりの力強い歌唱を最終盤にやってのけるビリー・ジョー!
全てが完璧に融合した秀逸なパフォーマンスでした。

そして一番の驚きは最後の
“Good Riddance (Time Of Your Life)”まで、25曲ぶっ通しでのライブだったこと。
これがパンクロックの力か……と心で理解できるような、素晴らしい体験でした。

1.The American Dream Is Killing Me
2.Welcome To Paradise
3.Longview
4.Basket Case
5.She
6.When I Come Around
7.Know Your Enemy
8.Who Wrote Holden Caulfield?
9.Revolution Radio
10.Dilemma
11.21 Guns
12.Minority
13.Brain Stew
14.Jaded
15.American Idiot
16.Holiday
17.Boulevard Of Broken Dreams
18.Are We The Waiting
19.St. Jimmy
20.Give Me Novacaine
21.Letterbomb
22.Wake Me Up When September Ends
23.Jesus Of Suburbia
24.Bobby Sox
25.Good Riddance (Time Of Your Life)

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【年間ベスト】 年間ベスト2020(今年の9枚)を振り返る https://tashinami-musiclog.com/2025/01/01/annual-best-2020-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/01/annual-best-2020-9-albums-of-the-year/#respond Wed, 01 Jan 2025 10:06:51 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2667 2020年ももうすぐ終わりますね!!というのは冗談ですが、年末恒例行事として自分が2020年から2023年に発信していた分の「#今年の9枚」を発掘できたので、せっかくなら過去の自分の記録として残してみようかという趣旨の記 […]

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2020年ももうすぐ終わりますね!!
というのは冗談ですが、
年末恒例行事として自分が2020年から2023年に発信していた分の
「#今年の9枚」を発掘できたので、
せっかくなら過去の自分の記録として残してみようかという趣旨の記事です。

Power Up / AC/DC 
2020 / BON JOVI 
Whoosh! / Deep Purple 
Father Of All... / Green Day 
Change The World / Harem Scarem 
Ordinary Man / Ozzy Osbourne 
McCartney III / Paul McCartney 
ERA / RAISE A SUILEN 
Strange Days / The Struts

2020年版 #今年の9枚(左上から)
Power Up / AC/DC
2020 / BON JOVI
Whoosh! / Deep Purple
Father Of All… / Green Day
Change The World / Harem Scarem
Ordinary Man / Ozzy Osbourne
McCartney III / Paul McCartney
ERA / RAISE A SUILEN
Strange Days / The Struts

この年のFM802″ROCK ON AWARD 2020″への投票内容は覚えていませんが、
年間ベストとしていたのはThe Strutsの3rd“Strange Days”
ベストトラックも同アルバムのクロージングトラック、
“Am I Talking To The Champagne (Or Talking To You)”としています。
以下の寸評に関しては、曲名の表記等以外ほぼ当時のツイートのまま残しておきます。

今年後半の目玉!大復活作!
ブライアンのみならずフィルとクリフのリズム隊も揃ったのが嬉しい、
タイトル通りパワーに溢れたアルバムでした。
“Shot In The Dark”“Demon Fire”も良いですし、
ラストに捻ったリフの“Code Red”が置かれているのにもグッときます。

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後から追加された“Do What You Can”“American Reckoning”
しっかり全体の核になっていて、
今現在を切り取ったまさに2020年を象徴する一枚。
ジョンのNHKでのインタビューを観てますます好きになったアルバムです、
家で流れた回数は間違いなく今年No.1。

ボブ・エズリンがプロデュースした直近3枚はどれも
今を生きるバンドとしてのパープルの魅力に溢れていて最高ですね。
ラストの曲としてデビュー作の1曲目“And The Address”を入れておきつつ、
その次に“Dancing In My Sleep”を入れた攻めっぷりからしても、
やっぱりまだまだアルバム作る気あるんじゃないですか…?

2025/01/01追記:
前作“InFinite”(2018)の時点から終焉をにおわせ始めたパープル。
日本盤でも大きく「深紫神話集結」と謳っている本作ですが、
ここから彼らはカバーアルバム“Turning To Crime”(2022)
ギタリスト交代を経たスタジオアルバム“=1″(2024)をリリース、
変わることなくコンスタントな活動ぶりを継続中。

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10曲で30分未満という潔さ!
これだけでもラモーンズ贔屓な自分としては堪らないアルバムでした。
“Stab You In The Heart”のような王道ロックンロールな曲もあり楽しく聴けるし、
ラストの“Graffitia”で聴かせるところはしっかり聴かせるし…
今年の来日公演が無くなったのが悔しい。

2025/01/01追記:
今年2月にようやくGREEN DAYの来日公演が決定!
また、当時“Hella Mega Tour”で一緒に回っていた面子に関しては
Weezerも今年1月に来日、Fall Out Boyも2023年のサマソニで来日したので、
つつがなく遂行できれば全組のリベンジが果たされることとなります。

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ありがとうSpotify!!!!
今年のアルバムでまだ聴けてないものをピックアップしてくれる
「Missed Hits」のおかげで知れた一枚です。
最初の“Change The World”“Aftershock”の流れで心を掴まれました……
アルバム通して完成度の高いメロハーの大傑作だと思います。

2025/01/01追記:
自分がHarem Scaremに衝撃を受けたのが丁度この2020年末。
ここから2、3年でスタジオアルバム全てかき集めるくらいには
どっぷりハマることになったので感慨深いです。
今年はヨーロッパ圏での活動再開が発表されていますし、来日にも期待がかかります。
この辺りから徐々にCDハンティングでFair WarningFirehouseにものめり込むことに。

前作“Scream”(2010)が10年前だったことにビビりながらも愛聴した最新作。
エルトン・ジョンとコラボしたタイトル曲は、
個人的には”Rocketman”(映画)を観たあとだったのでより一層好きになりました。
とにかくダレずにオジーの唯一無二の声を気持ちよく楽しめる一枚。

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“McCartney”(1970)“McCartney II”(1980)も大好きだったので
期待していたポール宅録シリーズ最新作。
最近出たばかりで完全に聴きこめたとは言えませんが、
この聴けば聴くほどに深みを増して染みわたってくる感覚はこの季節にぴったりかも。
演奏風景が見られる“Find My Way”のMVも好き。

バンドリ!発、とにかく強い曲が最初から最後まで波状攻撃で襲いかかってきて
強制的にブチ上がれる”RAS”ことRAISE A SUILENの1st。
アルバム内の新曲に関しても4曲とも出来が良く、その中でも9曲目“!NVADE SHOW!”
聴いていて気持ちよくなれるポイントを絨毯爆撃してきて最高でした。
初のオリジナル曲“R・I・O・T”で〆る構成も好きです。

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同じくコロナ禍を反映したBON JOVIと迷いましたが今年の個人的ベスト。
プロデューサーのところに泊まり込んで超短期間で作り上げた3rd、
ほとんどの曲において豪華ゲストも迎えつつ、
バンドの勢いもしっかり閉じ込められたアルバムで全曲聴きまくりました。
ブックレットの長いスペシャルサンクス欄を読むとグッときます……

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【年間ベスト】 年間ベスト2024(今年の9枚) https://tashinami-musiclog.com/2024/12/31/annual-best-2024-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2024/12/31/annual-best-2024-9-albums-of-the-year/#respond Tue, 31 Dec 2024 13:35:32 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2645 やってまいりました2024年総括の季節!と言っているうちに大晦日。今年もビッグネームを中心に大豊作の一年、(自分のチョイスが大御所寄りになっている節は多分にありますが)大満足でした。今年のアルバムを選ぶにあたっても候補が […]

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やってまいりました2024年総括の季節!と言っているうちに大晦日。
今年もビッグネームを中心に大豊作の一年、
(自分のチョイスが大御所寄りになっている節は多分にありますが)大満足でした。
今年のアルバムを選ぶにあたっても候補が多すぎたので、
一旦自分がフィジカルで入手したアルバムの中からセレクトすることとします。
ここから漏れたものも良いアルバム尽くしなので、
また別の機会にリストアップさせていただければ。

年末年始に怒涛のごとく押し寄せる楽しい予定の合間を縫いつつ、
紅白を観ながら今年のうちに!という気持ちで書き上げております。

POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon 
Invincible Shield / Judas Priest 
Ten / MR.BIG 
Natural Magick / Kula Shaker 
Forever / BON JOVI 
From Zero / Linkin Park 
=1 / Deep Purple 
Saviors / Green Day 
Happenings / Kasabian

#今年の9枚(左上から)
POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon
Invincible Shield / Judas Priest
Ten / MR.BIG
Natural Magick / Kula Shaker
Forever / BON JOVI
From Zero / Linkin Park
=1 / Deep Purple
Saviors / Green Day
Happenings / Kasabian

上から3枚は愛聴しているFM802″ROCK ON”での年間ベスト企画、
“ROCK ON AWARD 2024″でTOP3に投票したもの。

1位 POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon
2位 Invincible Shield / Judas Priest
3位 Ten / MR.BIG
それ以降は順不同です。
(BON JOVIを入れ忘れる大ポカをやってますがご容赦ください)

パワーがあって多彩な曲が並んでいるのに統一感があるという圧倒的傑作!
さらに事前に物凄い数のシングルを切っていたにもかかわらず、
FACT(なんと今年復活!)の影響を受けたとOliが公言している
“Top 10 staTues tHat CriEd bloOd”をはじめとした
ハイクオリティなアルバム曲もしっかり持っていたのには敬服の一言。
この辺りはMåneskin“Rush!”(2023)にも通ずるものがあると思っています。

そして今年のサマソニではそのMåneskinと並んでヘッドライナーに!
ライブ全体をゲームに見立てた壮大な演出に感動、すっかり大ファンになった一年でした。
中でもブルータルな“Kool-Aid”でのスクリーンを広々と使った演出は忘れられません。

メタルゴッドことJudas Priestが送り込んだ圧倒的傑作!
充実の前作“Firepower”(2018)をも凌駕するクオリティだったことには驚き。
まさかここまでエネルギッシュなアルバムを出してくるとは思いませんでした!

リードトラック“Panic Attack”をはじめとした頭3曲の素晴らしさもさることながら、
中盤以降もテンションが落ちることなく聴けますし、
後半の“As God Is My Witness”の激しさには度肝を抜かれました。
そして本編の〆には先人たちへのリスペクトを込めた
“Giants In The Sky”があるという秀逸な構成。

そんな中でもボーナストラック“The Lodger”のサビがやたらと耳に残るあたりも含め、
プリーストの歴史を俯瞰で感じられる大傑作。ライブも圧巻でした!

ジミヘンの“Manic Depression”の現代版のような1曲目“Good Luck Trying”を聴いたとき、
初期のバンド名候補がジミヘンの曲からとった“Red House”だったことを思い出しました。
ライブのことは一旦考えずにのびのび好きな音楽を表現したことで、
どこか吹っ切れたような気持ちのいいアルバムになっているように感じました。

ストレートな2曲目“I Am You”やQueen調のソロが聴ける“Sunday Morning Kinda Girl”
そしてバラード“The Frame”も見逃せない秀逸な一曲。
ポールによる最後のインスト“See No Okapi”も、
ボーナストラックにもかかわらずアルバムのエンドロールのような感動をもたらしてくれます。

今年はライブ盤+映像作品“The BIG Finish Live”も出ましたが、
2025年2月には正真正銘のラストライブを日本で行うMR.BIG。
日本を愛し、日本に愛された彼らの旅路の終着点を笑顔で見届けたいものです。

オリジナルメンバーのジェイ・ダーリントン(Key.)が25年ぶりに復帰し、
2月にリリースされた7thアルバム。

ビートルズの“Taxman”風味の“Gaslighting”に始まり、
世界各国のファンと一体になれる柔らかな“Waves”
そしてこれぞKula Shaker!というサイケな空気感を纏った“Natural Magick”と、
序盤からキャリア屈指レベルで強力な曲が並ぶ一枚。
そして今作の白眉は中盤~終盤の
“Idon’twannapaymytaxes”“F-Bombs”のファンキーなプロテストソング2曲。
重税と戦争というタイムリーなトピックを彼ららしい形で楽曲に落とし込み、
みんなで一体となれるライブのハイライトにまでしたのには舌を巻くばかり。

ちょうどリリースしたばかりの時期に単独来日公演を体験できたのはラッキーでした。

バンド活動40周年を迎えた2024年、文句なしのBON JOVIイヤーでしたね!
バンドの過去・現在・未来と赤裸々な内情を描いたドキュメンタリー
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”も話題になりましたし、
リードトラック“Legendary”にはドラマのタイアップがつき、
久々にCDシングルも発売されることになったのも明るいニュース。

シリアスな前作“2020”と比べると、アルバム全体における明るいムードも徐々に復活。
これに関してはジョンの声帯手術が良いほうに作用しているのも大きいと思っています。
伝家の宝刀トークボックスが唸る“Living Proof”や、力強い“Waves”が特に好み。
ボーナストラック“That Was Then, This Is Now”も強力なので、是非日本盤で。

また、“The People’s House”のMV撮影時に、
ジョンが偶然橋の上に自殺志願者がいるのを見つけて、
その命を救ったというニュースは国内外で大きく報じられました。
ジョンも出演した映画『ペイ・フォワード』を彷彿とさせる一幕でもありましたし、
彼の人間性を体現したエピソードだと思います。

来日公演こそまだ決まっていませんが、
ジョンも着実にコンディションを整えてきているようですし、
この素晴らしいアルバムを携えてのライブを観られるのもそう遠くない話かも。

そして日本ではファン投票TOP50をもとにした独自のベスト
“All Time Best 1984-2024”が発売!
日本のファンのBON JOVI愛の深さをうかがい知れるアイテムになりました。

OASIS復活に並ぶ、ロック界に衝撃を与えたカムバック劇!
LAでDead Saraを率いるエミリー・アームストロングを新ボーカルに、
またコリン・ブリテンを新ドラマーに迎えてリリースした8th。

リードトラック“The Emptiness Machine”が強力な一曲だったことで掴みは大成功。
そしてリリースされたアルバム“From Zero”についても、
そして過去のオマージュを散りばめつつも唯一無二の作品になっていました。
“Cut The Bridge”“Heavy Is The Crown”、そして“Two Faced”といった楽曲も、
早くも新しいアンセムとして定着していきそうな風格をたたえています。
女声ボーカルを入れたことでチェスターとは別の味になっているのも受け入れられやすい点。
何よりマイク・シノダを中心とした当人が前進するというのなら見守りたいですしね。
2月の来日公演がどのようなものになるかにも期待がかかります。

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世界で唯一大歓迎される詐欺、「終わる終わる詐欺」。
“The Long Goodbye Tour”と銘打ったツアーに出たのは2010年代後半のことですが、
まだまだコンスタントにアルバムをリリースしているのが頼もしいロックの巨星。

今作では新ギタリストとしてサイモン・マクブライドが入ったことが大きな変化。
前任のスティーヴ・モーズによる、
「カーン!」という特徴的なハーモニクスが聴けなくなったのは残念ですが、
サイモンのフレッシュなプレイはバンドサウンド全体のさらなる若返りをもたらしています。
元々ギランのバンドにいた方なので、2023年の来日の時点でも息ピッタリでしたしね。
まずはリードトラック“Portable Door”“Pictures Of You”“Lazy Sod”を聴いて、
現行パープルの無尽蔵のエネルギーを体感してみてほしいです。
そして個人的に痺れたのがラストの“Bleeding Obvious”
こんなにスリリングな楽曲を今も生み出してくれているのは圧巻。
まだまだ終わることなく元気に活動を続けていてほしいです。

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アメリカ産ポップパンクの王者Green Dayの最新作。
メジャーデビュー作品にして傑作となった3rd“Dookie”(1994)から30年、
そして彼らの地位を確固たるものにした“American Idiot”(2004)から20年!
気づいたら彼らも着々と大御所の中に入りはじめていますが、
そういった節目の年に、エネルギッシュで社会へのメッセージの込められた熱い作品を携え、
気炎を吐き続けていることが何より素晴らしい!
1曲目の“The American Dream Is Killing Me”から気合いが違います。
そしてこのジャケットの色遣いは、やはり敬愛するRAMONESへの目配せではないかと。
2曲目の“Look Ma, No Brains!”という曲名から、
RANONESの“Teenage Lobotomy”を連想したのは自分だけではないはず。
ネタ元の“Rocket To Russia”というアルバム名も、
今見るとまた違った意味合いを帯びてきそうですね。

Rocket To Russia / Ramones
Don't Worry About Me / Joey Ramone
Saviors / Green Day
ちょうどCDが手元にあったので撮影。ジョーイ・ラモーンのソロアルバムのほうが構図的に近いですね。

2000年代からUKロック界の第一線を走り続けるレスター出身のKasabian
サージ・ピッツォーノがボーカルをとるようになってからは2作目、
前作“The Alchemist’s Euphoria”(2022)に続く8thアルバムで、
7作連続全英1位獲得という大記録を打ち立ててみせた一作。
“Call”“Coming Back To Me Good”といった即効性の高い曲のみならず、
どっしりとしたグルーヴを聴かせる“G.O.A.T”
ラストに据えられた美しい“Algorithms”も収録された、バランスの取れた作品。
10月に行われた来日公演も素晴らしかったです!

ちなみにフィジカル版では1曲目の“Darkest Lullaby”の前に、
イントロとして短いインスト“A Happening”が加えられています。

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【CD購入録】2024/02/02 (Green DayとKula Shakerの新譜届く!) https://tashinami-musiclog.com/2024/02/10/cd-2024-02-02-green-day-kula-shaker/ https://tashinami-musiclog.com/2024/02/10/cd-2024-02-02-green-day-kula-shaker/#respond Sat, 10 Feb 2024 08:31:02 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=991 目次 今年に入って初めての、タワレコでの新譜購入Saviors / Green Day (2024)Natural Magick / Kula Shaker (2024) 今年に入って初めての、タワレコでの新譜購入 20 […]

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2024年も始まったばかりと思いきや、あっという間に2月も中旬に入りそう……!
という猛烈な時の流れに圧倒される毎日を送っています。
といっても、クレカの月ごとの明細を見るときなんかと同じで、
ひとつひとつ紐解いていくと確かに順当なペースで時間は経ってるんですけどね。
時の流れの速さに甘えずになんとか生きていきたいものです。

さて、今年も気になる新譜がだんだんと出てきそうな雰囲気ですが、
まずは1, 2月の発売分で気になっていたアルバム2作が届きました!
すっかりユニオンでほしいCDをかっさらうことばかりが増えてきましたが、
新譜もきちんと押さえておきたいものです。ちゃんとバンドに還元したいですし。

ということで、購入したのはこちらの2枚。

・Saviors / Green Day (2024)
・Natural Magick / Kula Shaker (2024)

・Saviors / Green Day (2024)
・Natural Magick / Kula Shaker (2024)

Saviors / Green Day (2024)

前作“Father Of All…”(2020)から4年ぶりに発表された米パンクバンドの14th。
正直前作からもうそんなに経ってたのか……という驚きがまずあります。
自分たち自身のルーツに迫っていった前作はかなり好みのアルバムだったので、
今作ではどのような路線で楽しませてくれるのか楽しみでした。
プロデュースは傑作“American Idiot”(2004)を手掛けたRob Cavalloとバンドの連名で、
いきなり”The American Dream Is Killing Me”という曲で攻めていくのが素晴らしい!
ラジオでも時折かかる3曲目の”Bobby Sox”もキャッチ―かつ円熟味があっていい出来です。
日本盤ボーナス込みで16曲入りとボリュームもしっかりあるので、
これからどんどん聴きこんでいきたいところです。
また、ジャケットの色味がRamonesの名盤“Rocket To Russia”(1977)に似ているところにも、
ファンとしては思わずニンマリとしてしまいます。

Natural Magick / Kula Shaker (2024)
タワレコでは特典でジャケットステッカーが付いてました

インドの風を運んでくれるブリットポップバンドの7th。
2010年代は活動のペースもかなり低調でしたが、
ここにきて前作“1st Congregational Church Of Eternal Love And Free Hugs”(2022)
から1年半ぶりという超ハイペースでのリリースに!
その間に2022年のサマソニでの来日、さらには2023年2月の単独公演と、
来日公演だけでも2回あったわけなので、その精力的な活動ぶりには目を見張るものがあります。
そして今作の重要な要素は、オルガン奏者Jay Darlingtonの復帰作であるということ。
これにより、2nd“Peasants, Pigs & Astronauts”(1999)以来のオリジナル編成になりました。
それもあってかメロディの強度、エネルギーともにキャリア屈指の出来になっているように感じます。
タイトル曲”Natural Magick”の時点で今作は何か違う!と感じましたし、
中盤~終盤でファンキーになりつつアルバムトータルで聴かせる手腕は流石の一言!

そして2024年2月には東名阪ツアーで再び単独来日公演が行われます!
自分も大阪公演に参戦するので、それもあって最近はこればっかり聴いてます。
脂の乗りまくったバンドのエネルギッシュな楽曲群が、ライブでどうなるのかも楽しみです!

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