HR/HM - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Sun, 09 Feb 2025 16:03:43 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg HR/HM - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【CD購入録】 Parasomnia / Dream Theater (2025) https://tashinami-musiclog.com/2025/02/09/cd-parasomnia-dream-theater-2025/ https://tashinami-musiclog.com/2025/02/09/cd-parasomnia-dream-theater-2025/#respond Sun, 09 Feb 2025 09:57:38 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2970 目次 結成40周年をメタリックに彩る、マイク・ポートノイの復帰作!収録内容 結成40周年をメタリックに彩る、マイク・ポートノイの復帰作! Dream Theaterを2010年に脱退したマイク・ポートノイ(Dr.)が、2 […]

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Parasomnia / Dream Theater (2025)

Dream Theaterを2010年に脱退したマイク・ポートノイ(Dr.)が、
2023年に復帰を発表!というのは衝撃的なニュースでした。
マイク・マンジーニを迎えた体制もすっかり盤石のものとなり、前作
“A View From The Top Of The World”(2021)収録の
“The Alien”は翌年のグラミー賞を受賞するなど順風満帆という様子だったので猶更。

特に近年は水面下で様々な動きが起こっていた……というのは後追いで知ったクチですが、
中でもLTEが22年ぶりに再始動して
“Liquid Tension Experiment 3″(2021)
を制作したのが大きなターニングポイントだった、というのには頷けます。
とはいえ多少の期待感を抱きこそすれ、
ポートノイ復帰はもうないものと思っていたので、
(ラブリエとの確執は長い間大きく報じられていましたし)
こうして“Metropolice Pt.2″(1999)を作り上げたメンバーが一堂に会するのは感慨深いですね。

Parasomnia / Dream Theater (2025)帯付

そして2025年、バンドの40周年を大々的に飾る一作となったのが、
16thアルバムにあたる今作
“Parasomnia(パラソムニア)”

ポートノイ在籍時の諸作にも目配せをしたようなダークなアートワーク、
タイトルでもある「睡眠障害」をテーマに掲げた世界観には惹きつけられましたし、
個人的には第3弾先行シングル
“Midnight Messiah”における、
“Train Of Thought”(2003)を彷彿とさせるダークな質感とストレートな疾走感も、
今作における購入の決め手のひとつでした。

自分はそもそも“6:00”が好きなこともあって、
ポートノイのタム回しが聴けるたびに感動するような分かりやすい人なわけですが……

Midnight Messiah / Dream Theater
Parasomnia / Dream Theater (2025)CD盤面

こちらがCDの盤面。LPのものとはまた違っていて、
2ndシングル“A Broken Man”の帰還兵を描いたイラストと思われます。
外側からは「眠っている」ように見えてもあくまで「瞼が閉じている」だけで、
その下では目が動いていて何かを「見て」いるのだなと思わされるような力を感じます。

ちなみに日本盤ブックレットには伊藤政則氏のライナーノーツのみならず、
熱狂的なファンとしてお馴染みの経済学者・岸博幸先生による寄稿も。

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Parasomnia / Dream Theater (2025)裏ジャケット

1.In The Arms Of Morpheus 5:22
2.Night Terror 9:55
3.A Broken Man 8:30
4.Dead Asleep 11:06
5.Midnight Messiah 7:58
6.Are We Dreaming? 1:28
7.Bend The Clock 7:25
8.The Shadow Man Incident 19:32

8曲入り、トータルランニングタイムは72分。
“Night Terror”, “A Broken Man”, “Midnight Messiah”の3曲が先行シングル。
これらの曲も、やはりアルバムの中にあるとより自然に馴染んでくるもの。
1曲目のインストを経た“Night Terror”でのラブリエのボーカル、
そして“A Broken Man”に差し込まれるジャジーなインストパート等は、
アルバムトータルで聴き通すことでその真価を発揮していた印象。

3周しての感想ではありますが、今作の白眉はやはりラスト2曲。
ラブリエの歌唱力と終盤のペトルーシの美しいソロが光る、温かみと哀しみをたたえたバラード
“Bend The Clock”と、
19分半にわたる大作
“The Shadow Man Incident”
ジャケット右側の背の高い黒い影こそがこの”Shadow Man”でしょう。
夜眠ることそれ自体がもつ恐怖の具現化という趣があって心を掴まれました。
長尺曲をドラマチックに、ダレさせず演出できる手腕には毎度のことながら脱帽。
特に中盤の加速パートでのソロの応酬は見事で、
中でもジョーダン・ルーデスのピアノが入るところはシンプルにかっこいい!

早くも今年を代表するビッグタイトルと言える充実の一枚です。

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以下のジャパン・リミテッド・エディションはBlu-Rayつき。
Visualizer、Dolbyアトモス、5.1サラウンド、ハイレゾステレオ音源を全曲分収録!

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Parasomnia / Dream Theater (2025)
BURRN! 2025.3

ちなみに自分はBURRN!最新号と併せて購入。
5人全員のインタビューが収録されているため、最新作のお供にしております。

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【CD購入録】ワードレコーズ/ケイオスレインズの福袋2025! https://tashinami-musiclog.com/2025/01/19/cd-ward-records-chaos-reigns-2025/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/19/cd-ward-records-chaos-reigns-2025/#respond Sun, 19 Jan 2025 14:35:47 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2755 目次 今年もワードレコーズの福袋を買ってみたワードレコーズ+ケイオスレインズ福袋(映像作品編)One Note Symphony: Live In Tel Aviv / Alan Parsons (2022)Lady I […]

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前回も個人的には大当たりの大収穫だった毎年恒例・ワードレコーズ福袋。
昨年はクラシックロック中心の1万円福袋のみでしたが、
今年は奮発してメタル系の「ケイオスレインズ」7,000円福袋も同時購入!

去年の様子はこちら↓

どちらの福袋にもアーティストのサインカードが1枚付きという太っ腹な企画!
自分が今年購入した結果はこのようになりました。

・One Note Symphony: Live In Tel Aviv / Alan Parsons (2022)
・Lady In Gold - Live In Paris / Blues Pills (2017)
・Live By Fire II / Enforcer (2021)
・Live At The Rainbow '78 / Foreigner (2019)
・Journey Through Time / Neal Schon (2023)
・Living The Dream Tour / Slash Feat. Myles Kennedy & The Conspirators (2019)
・Like It Is: Yes At The Bristol Hippodrome / Yes (2014)

まずは映像作品編!
なんなら1作だけで元が取れそうなBD+CD形態もあるのでお得なお買い物です。

・One Note Symphony: Live In Tel Aviv / Alan Parsons (2022)
・Lady In Gold – Live In Paris / Blues Pills (2017)
・Live By Fire II / Enforcer (2021)
・Live At The Rainbow ’78 / Foreigner (2019)
・Journey Through Time / Neal Schon (2023)
・Living The Dream Tour / Slash Feat. Myles Kennedy & The Conspirators (2019)
・Like It Is: Yes At The Bristol Hippodrome / Yes (2014)

One Note Symphony: Live In Tel Aviv / Alan Parsons (2022)

アラン・パーソンズがイスラエル・テルアビブで行った、
“Alan Persons With The Israel Philharmonic Orchestra”としてのライブ。
その名の通りオーケストラとの共演で往年の名曲をプレイした作品。
アラン・パーソンズ・プロジェクトはラジオでかかることも多いので、
どこかで通っておかねば!と思っていたので嬉しいです。

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Lady In Gold – Live In Paris / Blues Pills (2017)

現時点でSpotifyには無し!お得な買い物でした。
こちらは2ndアルバム“Lady In Gold”(2016)発売後のBlues Pillsのライブを収めたもの。
女性ボーカルで骨太のロックを聴かせてくれるBlues Pillsのライブ盤、じっくり味わいます!

Live By Fire II / Enforcer (2021)

こちらは勿論ケイオスレインズから。
Enforcerの2019年メキシコ公演を収めたDVD作品。
彼らも有名ながらきちんと通れていなかったので嬉しいところ。
メキシコの観衆の盛り上がりはどのライブ盤でも保証済みなので楽しみ。

Live At The Rainbow ’78 / Foreigner (2019)

こちらは打って変わってクラシックロックから、
2ndアルバム発売前のForeignerのライブを収めたDVD。
この時期なのでイアン・マクドナルドがまだいるのはクリムゾンファンとしては嬉しいところ。
“The Damage Is Done”“Cold As Ice”など1stの曲群に加えて、
2ndの曲もしっかりあるのも良いですね。

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Journey Through Time / Neal Schon (2023)

昨年はジャーニーのライブ映像が届きましたが、今年は何とニール・ショーンの映像+音源!
Blu-Ray+3CDという今回断トツのコスパでの入手に成功。ありがとうございます。
参加ミュージシャンは
ニール・ショーン(Gt.)
グレッグ・ローリー(Key, Vo.)
マルコ・メンドーサ(Ba.)
ディーン・カストロノヴォ(Dr, Vo.)
ジョン・ヴァーン(Key, Vo.)

というガチガチに豪華な布陣。2018年のライブなのだそう。
ディーンの歌唱力の凄さは周知の事実なので楽しみ。
中盤のメドレーの中にしれっと“Trial By Fire”があるのにも惹かれます。

こちらはCDのみの形態。オーディエンスの歓声もしっかり収録。

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Living The Dream Tour / Slash Feat. Myles Kennedy & The Conspirators (2019)

個人的にはこれがあっただけで大当たりでございます。
2019年(もうそんなに経つ……?)のスラッシュのライブ盤です。
アルバム“Living The Dream”(2018)のリリースに伴うこのツアー、
自分も大阪公演を観に行きましたが(前座はH.E.R.O.でした)、
このあたりからセトリからガンズの曲が大幅に減少したのが大きな特徴。
ここでは終盤に“Nightrain”を披露したのみ。
ラストも“Paradise City”から“Anastasia”になっているため、
より「このバンドとしてやっていくんだ」という強い意志を感じられます。
SMKCにも強い曲が揃ってきたな……という感慨も味わいつつ聴けますね。

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Like It Is: Yes At The Bristol Hippodrome / Yes (2014)

Yesによって2014年に行われた、
“Going For The One”(1977)“The Yes Album”(1971)の2作品の再現ライブを収録したもの。
リズムセクションを担っているクリス・スクワイア(Ba.)とアラン・ホワイト(Dr.)が現在は亡くなってしまっているのは非常に悲しいですが、その雄姿をしっかりと拝むことができます。
特にクリス・スクワイアのゴリゴリのベースとパワフルなコーラスでの貢献はやはり凄い……!
難曲“Going For The One”をも原キーで綺麗に歌いこなすジョン・デイヴィソン(Vo.)のうまさも光っていて、現行Yesへの興味をかきたててくれました。

(昨年のワードレコーズ福袋開封記事より)
……今回唯一の被り!昨年は生で現行Yesを拝めたのでさほど悪い気はしないですね。
すごく良いライブ作品なのでまだ未所持の方は是非。

・Machine & Bone / The Banishment (2023)
・The Spell / Cellar Darling (2019)
・Delta Deep / Delta Deep (2018)
・To Hell And Back / DIETH (2023)
・Best Of / The Dead Daisies (2023)
・Still Raging - 20th Anniversary Show:Live at Principal Club Theater / Firewind (2023)
・Violent Revolution (2022 Reissue) / Kreator (2022)
・Rock Is Our Religion / Lessmann/Voss (2022)
・In Cauda Venenum: Expanded Edition / Opeth (2022)
・Interludium / Powerwolf (2023)
・Human Mechanic / Purpendicular & Ian Paice (2022)
・Brotherhood / Sinner (2022)
・Voodoo Kiss / Voodoo Kiss (2022)

こちらは豪華CD編!
と言いたいところですが、実は1点だけ仲間外れがいます……(FIREWIND)

・Machine And Bone / The Banishment (2023)
・The Spell / Cellar Darling (2019)
・Delta Deep / Delta Deep (2018)
・To Hell And Back / DIETH (2023)
・Best Of / The Dead Daisies (2023)
・Still Raging – 20th Anniversary Show:Live at Principal Club Theater / Firewind (2023)
・Violent Revolution (2022 Reissue) / Kreator (2022)

・Rock Is Our Religion / Lessmann/Voss (2022)
・In Cauda Venenum: Expanded Edition / Opeth (2022)
・Interludium / Powerwolf (2023)
・Human Mechanic / Purpendicular & Ian Paice (2022)
・Brotherhood / Sinner (2022)
・Voodoo Kiss / Voodoo Kiss (2022)

Machine And Bone / The Banishment (2023)

Frontiers産。のっけから「骨 機械」なる強烈な直訳ジャケットに面食らいましたが、
帯を見ると何とジョージ・リンチ主導のインダストリアルメタルバンドのデビュー作とのこと!
DokkenLynch Mobとはまた大分違った音が聴けそうで楽しみ。

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The Spell / Cellar Darling (2019)

こちらは完全に初見、Cellar Darlingの2ndアルバム。
スイス出身・女性ボーカルの3ピースプログレメタル、ということで俄然興味が!
生と死を描いたコンセプトアルバムである今作、
初回限定盤のDisc 2には歌詞をオーディオブックにしたものが収録!
なかなか珍しい仕様ですし、対訳もあるのでじっくり浸ってみたいところですね。

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Best Of / The Dead Daisies (2023)

The Dead Daisiesの2枚組ベスト!これは個人的にかなり嬉しかった買い物!
デイヴィッド・ローウィー(Gt.)をオリジネーターとして、
ジョン・コラビ(Vo.)やダグ・アルドリッチ(Gt.)、ブライアン・ティッシー(Dr.)をはじめ、
時期によってはグレン・ヒューズが加入していたりと、
ハードロック界のスタープレイヤーの集会所の趣が出てきたこのバンド。
2023年の来日時にはローウィーの代わりに元Buckcherryのヨギが参戦したのも衝撃でした。
そんなThe Dead Daisiesの歴史をこうして(新曲込みで)総括できるのは嬉しい限り。
日本盤ボーナスにはFleetwood Mac“Oh Well”のカバーを収録。

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Delta Deep / Delta Deep (2015)

2015年にDef Leppardのフィル・コリン(Gt.)らによってリリースされた、
フィル自身や女性シンガーのデビー・ブラックウェルクックのボーカルも味わえる
ブルース・プロジェクトの1stアルバム。ワードレコーズからは2018年に発売。
アイク&ティナ・ターナーの“Black Coffee”や、
ディープ・パープルの“Mistreated”のカバーがあるのは個人的にグッとくるところ。
ちなみに当のデヴィッド・カヴァデールも1曲で参加していますが、
“Mistreated”のゲストVo.はDef Leppardのジョー・エリオットなのがまた面白いです。

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To Hell And Back / DIETH (2023)

Entombed A.D.のギリェルメ・ミランダと、
DecapitatedMichael Lysejkoが、
Megadethのデイヴィッド・エレフソン(Ba.)を誘って始動したバンドの1st。
“DIE”の近代英語における活用形”DIETH(ダイエス)”をバンド名に関しているとおり、
(色々あって)元いたバンドを抜けた面々が再起を期す、というのがコンセプト。
面子を見るとゴリゴリにエクストリームな音になりそうなところですが、
しっかりメロディックなアプローチもとられているので楽しめそう。
ちなみに6曲目のバラードではエレフソンによる歌唱も味わえます。

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Still Raging – 20th Anniversary Show:Live at Principal Club Theater / Firewind (2023)

お馴染みガス・G率いるギリシャのFIREWINDの20周年記念ライブ。
「これもCDやろ!」と高をくくって写真を撮ったらこれだけBlu-Rayでした。
新Vo.に就いているのはハービー・ラングハンス。
チラッと聴く限り堂々としたお声を聴かせてくれているので良いですね。
(個人的に思い入れのある3rd“Forged By Fire”(2004)からの曲がないのは残念ですが)
キャリアを俯瞰したセットリスト、じっくり楽しんでいきます!

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Violent Revolution (2022 Reissue) / Kreator (2022)

LOUD PARK 2023や翌年のIN FLAMESとの2マンライブで日本を沸かせてくれた、
ジャーマン・スラッシュメタルの王者Kreatorが2001年に放った名盤
“Violent Revolution”の2022年リイシュー盤。
世界各国でのライブ音源を収録したボーナスディスク付きという嬉しい仕様。
“Renewal”が聴けるのが個人的には結構惹かれるポイント。

2022年リリースの“Bootleg Revolution (Live)”。こちらはさらに他会場での演奏を追加したもの。
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Rock Is Our Religion / Lessmann/Voss (2022)

BONFIREのクラウス・レスマンと、
MAD MAXのマイケル・フォスによるプロジェクトによるアルバム第一弾。
こちらはAtomic Fireからのリリース。
こういう直球勝負のアルバムにはやはり惹かれるものがあります。

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In Cauda Venenum: Expanded Edition / Opeth (2022)

最新作“The Last Will And Testament”(2024)が話題沸騰中のOpethですが、
その前作にあたる“In Cauda Venenum”(2019)も大評判の一作でした。
こちらはそのエクスパンデッド・エディションということで、
Disc 2には本編のスウェーデン語版、
そしてDisc 3にはボーナストラック3曲(とそのスウェーデン語版)を収録しています。
今作は現物で持っていなかったので嬉しい買い物!

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Interludium / Powerwolf (2023)

Powerwolfが2023年にリリースした今作は、
「新曲6曲+レア曲集」という変則的なコンピ盤。未聴だったので嬉しい!
「パワフルでヘヴィ、キャッチー」という帯タタキそのもののバンドなので、
オリジナルアルバムから漏れた曲もこのような形で聴けるのはかなり魅力的です。

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Human Mechanic / Purpendicular & Ian Paice (2022)

Deep Purpleのアルバムタイトルをそのままバンド名とした公認トリビュートバンドが、
現行パープル唯一のオリジナルメンバー、イアン・ペイスと共にリリースした3rd。
ペイスを呼んでこれたのは大きいですし、声もギランに近い要素があって好感が持てます。

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Brotherhood / Sinner (2022)

Primal Fearのマット・シナーが率いるSinnerの18th。
ベテランなのでどこから聴いていいやら……と思っていたのでこちらも嬉しい買い物。
帯を見るとラルフ・シーパースやロニー・ロメロをはじめとした豪華ゲスト陣が目を引く一枚。
タイトルの”Brotherhood”というのは言い得て妙だなと感じますし、楽しいアルバムです。
ちなみに日本盤ボーナスはThe Killers“When You Were Young”という意外な選曲。

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Voodoo Kiss / Voodoo Kiss (2022)

Wackenに次ぐ規模を誇るドイツのメタルフェス”Summer Breeze”。
その主催者としての顔で知られるバンド。
なんと22年の休止期間を経て、本作が1stアルバムになるというので驚き!
ボーカルのゲリット・ムッツを除けばメンバーは当時のままで、
アートワークの雰囲気からも伝わるように1曲目から直球勝負!
多くの曲でバッキングボーカルを務め、
“The Prisoner”ではメインも張っているSteffi Stuberの声も良いですね。
2024年には2nd“Feel The Curse”も出ているので、こちらもキャッチしていきます!

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エイドリアン・ヴァンデンバーグウルフ・ホフマン(ACCEPT)

各福袋に一枚ずつサイン封入!ということで期待を胸に開封の儀!
今年はエイドリアン・ヴァンデンバーグとACCEPTのウルフ・ホフマン!大勝利!
ギターヒーローたちのサインがこうして手に入るのも中々凄い時代だなと感じます。
(ちなみに去年はオリアンティ)
毎年そのバラエティとコスパに圧倒されるこの福袋、
来年もあれば買わせていただきます……!普通に新譜も買いますんで……!

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【レビュー】 Live At Budokan / Helloween (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/12/29/live-at-budokan-helloween-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/12/29/live-at-budokan-helloween-2024/#respond Sun, 29 Dec 2024 08:38:02 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2607 目次 HELLOWEEN初の武道館公演が音源と映像作品として発売!収録内容(CD準拠) HELLOWEEN初の武道館公演が音源と映像作品として発売! HELLOWEENが2023年9月16日に初めて行った武道館公演が、C […]

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Live At Budokan / Helloween (2024)
CD, Blu-Ray

HELLOWEENが2023年9月16日に初めて行った武道館公演が、
CD2枚組音源と映像作品として発売されました!!
当時WOWOWで生中継されていた本公演が、
さらにブラッシュアップした形で我々のもとに届けられたという形です。
(この時期のWOWOWは、
レッチリにメガデスにMR.BIGにMåneskinにHELLOWEENに……と、
洋楽アーティストの生中継に注力してくれていて頼もしかったですね)

マイケル・キスクとカイ・ハンセンが復帰した
“PUMPKINS UNITED”体制初のライブ盤“UNITED ALIVE”(2019)以来となる本作。
前作はブラジル、スペイン、そしてドイツのWACKEN OPEN AIRという
3か所でのライブの総集編だったのですが、
今作は武道館公演の一夜をまるっとパッケージングしたものになっているのが大きな違い。
日本での公演だけをフィーチャーしたライブ盤が出るのは初めてなので嬉しくなりますね。

Live At Budokan / Helloween (2024)
CD裏ジャケ

こちらがCDの裏ジャケ。
ミックスはパワーメタル界ではお馴染みCharlie Bauerfeind。

Live At Budokan / Helloween (2024)
Blu-Ray裏ジャケ

そしてこちらがBlu-Rayの裏ジャケ。
ライブ本編の映像のみならず、ボーナスコンテンツも充実しているあたりが流石。

CDは15曲、Blu-Rayには16曲とクレジットされていますが、
これは映像作品においてはダニ・ルブレのドラムソロが収録されているから。
その名も“DRUMOKAN”……!
“DRUM”と”BUDOKAN”をフュージョンさせて“DRUMOKAN”にするセンス、
いかにもハッピーなHELLOWEENらしいなと。
( 普通に「ドラム……オカン……?」と初見で困惑したのは内緒)
「ドラムソロに独特の名前を付ける大所帯バンド」、
KING CRIMSONなき今、それを継承するのは我らがHELLOWEENなのかも。
前回のツアーでは亡きインゴの映像とのドラムバトルで沸かせてくれたダニですが、
今回は自らの気迫と声量で会場と一体になる、タフさを感じさせる熱いパフォーマンスでした。

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Disc 1
1.Orbit 1:59
2.Skyfall 12:52
3.Eagle Fly Free 8:04
4.Mass Pollution 4:58
5.Future World 5:05
6.Power 4:26
7.Save Us 5:17
8.Kai’s Medley:
 Walls Of Jericho / Metal Invaders / Victim Of Fate /
 Gorgar / Ride The Sky / Heavy Metal (Is The Law) 16:07
9.Forever And One (Neverland) 4:47

Disc 2
1.Best Time 5:04
2.Dr. Stein 5:55
3.How Many Tears 12:21
4.Perfect Gentleman 4:54
5.Keeper Of The Seven Keys 20:46
6.I Want Out 8:24

2CD版には当日披露分の計15曲を収録。
CDにして3枚組の大作だった”UNITED ALIVE”と比べると多少少なく見えなくもないですが、
カイ・ハンセンがボーカルをとる豪華メドレーも曲目を変更して健在なうえ、
“Keeper Of The Seven Keys”はアウトロのメンバー紹介込みで何と20分!
通して聴いてみるとかなりの満足感があります。

何しろオープニングでいきなり7人HELLOWEEN渾身の大作“Skyfall”ですからね!
イントロの“Orbit”には名曲“Halloween”のフレーズがふんだんに盛り込まれ、
ライブの期待感をグッと高めてくれています。
そして個人的にはライブ盤の華といえるのがオーディエンスの大歓声。
武道館に詰めかけたファンの「オイ!オイ!」が早速聞こえてくるのも素晴らしい!

そして前回のツアーではアンコール枠だった
“Eagle Fly Free”“Future World”が前半に移動し、
前回のツアーを観たファンにも新鮮な驚きを提供。
“Power”もかなり早い段階で登場したので、現地では度肝を抜かれた記憶。
(そしてカイ・ハンセンが“Eagle Fly Free”の2番を歌った大阪公演はかなり貴重)

“Keeper Of The Seven Keys Part 2″(1988)のボートラとしても親しまれた
“Save Us”がセトリ入りしたのもサプライズの一つ。これもまさに現編成の賜物。

そして今回もカイ・ハンセンによるメドレーは健在!
初期HELLOWEENを支えたストレートに突っ走る曲の数々!
カイのボーカルで“Victim Of Fate”、そして“Gorgar”まで歌っているのはいつ見ても衝撃。
武道館の観客がしっかり“Gorgar”の合いの手も歌っていたのには、
1stのファンとしては胸が熱くなります。
(次回のツアーでは“Guardians”“Phantoms Of Death”にも期待したい……!)

そして今作で特に良いなと感じたのがアンコールの“Perfect Gentleman”
マーカスのベースが大きめに収録されていることもあり、
ダニのどっしりしたドラムと相まって全体的なグルーヴ感が秀逸だなと。
そしてパワーメタル然とした曲ではなくこの曲がアンコールに据えられたのも、
ハッピーなメタルバンドとしてのHELLOWEENの在りようを体現している気がします。
お互いに”Perfect!”と称え合う中盤のコーレスにも改めてグッときました。

ちなみに今作のフィジカル版には、
日本のファンに向けたHELLOWEENメンバー全員分の手書きメッセージが付属。
各々の字に個性が出ていますし、”BUDOKAN”でライブができる喜びが伝わってきます。
2000年代に加入したサシャとダニが真面目で良い人なんだなというのもうかがえますし、
個人的にはカイが描いた日の丸を持ったパンプキンの絵が味わい深くて良かったので、
是非フィジカルでの入手をお勧めします。

ニューアルバムの存在や、それに伴う大規模なツアーの情報が段々と公開されてきたHELLOWEEN。
アンディがいいバラードを書いてきた!という話は、
“HELLOWEEN”(2021)が出た時点からメンバーが各所で語ってきていただけに新作が楽しみ。
来年もまだまだ明るい話題は尽きません!

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【ライブレポート】 Judas Priest Invincible Shield Japan Tour大阪公演@あましんアルカイックホール(2024/12/06) https://tashinami-musiclog.com/2024/12/21/judas-priest-invincible-shield-japan-tour-2024-12-06/ https://tashinami-musiclog.com/2024/12/21/judas-priest-invincible-shield-japan-tour-2024-12-06/#respond Sat, 21 Dec 2024 14:01:29 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2605 目次 Judas Priest、最新作を携えてのジャパンツアー2日目!Judas Priest 大阪公演セットリスト(2024/12/06) Judas Priest、最新作を携えてのジャパンツアー2日目! (※セットリ […]

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Judas Priest Invincible Shield Japan Tour 公演ポスター

(※セットリストのネタバレを多分に含みます)

我らがメタルゴッドことJudas Priestのジャパンツアーが開幕!
名古屋公演に続く2日目、大阪公演も最高でしたね!
大阪公演……と言いつつ会場は兵庫県尼崎駅近くのあましんアルカイックホール
神が大阪公演とのたまうのでこれは大阪公演です。
9月のメイデンに続き、今回も例によって妻と参戦。

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まず気になる物販ですが、ツアーTシャツはメイデン同様8,000円。
もはや当然と割り切ってか、驚く人も少なかった印象。
その代わり(?)メンバーのサイン入りリトグラフが5,000円という大盤振る舞い!

自分の少し前で売り切れてしまい入手はできませんでしたが、
どうやら本当に売れる分のリトグラフを捌ききってしまったらしく、
追加作成に伴い、以降の公演では一気に10,000円に値上げしての販売になるとか。
結構などんぶり勘定な気もしますが、それだけこの祭りが盛り上がっているということか……

他にも目玉のひとつとしてカセットテープの発売もありましたね。
サイズ感といい趣といい、コレクション欲をかきたててくれます。
(今のカーステレオにカセットデッキがないのが残念ですが……)

Judas Priestマフラータオル、リストバンド、ピンバッジ

自分はマフラータオルとリストバンドを入手。
タオルはプリントも凝っていていい感じですし、
リストバンドは今後メタルイベントに赴く際の正装として使えそう。
ちなみに妻はピンバッジをゲット。ピンボケしてますが中々かっこいいです。

Judas Priest バックドロップ

会場に入ると巨大なバックドロップがお出迎え。
最新作“Invincible Shield”(2024)のブックレット冒頭に刻まれている、
メタルゴッドによって贈られた熱い檄文が期待感を高めてくれます。

会場内BGMもガンズやエアロ、ニッケルバックと超王道路線。
(ちなみにスラッシュのソロとVelvet Revolverも流れていたので、
本人のあずかり知らぬところでスラッシュ大忙しの様相だったのは謎)
AC/DC“It’s A Long Way To The Top (If You Wanna Rock ‘n’ Roll)”が流れだすと、
ここぞとばかりに立ち上がって歌い出すファンもいて楽しかったです。
(メタリカのライブでは、この曲が流れると開演が近い合図)

そして開演時刻を少し過ぎたあたりでBlack Sabbath“War Pigs”が流れ出し、
いよいよライブが始まるということで一気に沸き立つ会場。
ワンコーラスしっかり大合唱したところで(大学時代コピーしててよかった……)、
BGMはさらに壮大なイントロダクションに変化!

1.Panic Attack
1曲目はもちろん新譜のオープニングを飾るこの曲!
どこか80年代を思わせるシンセのメロディとギターの刻みが段々近づいてくるイントロに続き、
舞台を覆う幕がスッと引き上げられて遂に鋼鉄神・Judas Priestが目の前に!

生で聴くロブ・ハルフォード(Vo.)のお声に関してですが、
歌い出しがそのまますぎて最早テープかと思うレベルでした。喉からCD音源とはこのことか……
しかしサビ終わりの高音のロングトーンの迫力は段違い!
「本物」の風格がこれでもかと伝わってくる強烈なオープニングでした。

そして10番台の列だったこともあり、思っていた以上に近い!
我々の席は下手側だったのでちょうど真正面にはリッチー・フォークナー(Gt.)が!
すっかり定着した感のあるリッチー、ステージングにも華がありますし、
常に観客の目を見て積極的なファンサをするところにグッときました。
ステージ上でのロブとの絡みもひときわ多く、
バンド全体にフレッシュな勢いを与えてくれるメンバーになってますね。

上手側は優しい笑顔を時折浮かべつつボトムをしっかり固めるイアン・ヒル(Ba.)と、
グレンに代わってツアーを回るプロデューサー、アンディ・スニープ(Gt.)のコンビ。
プロデューサーとはいえ元はベテランギタリスト、安定感あるパフォーマンス。
そして手数とパワーを両立したスコット・トラヴィス(Dr.)は流石の一言。
190cm台の高身長なので、座っていてもその存在感は絶大でした。

2.You’ve Got Another Thing Comin’
興奮冷めやらぬまま、2曲目からいきなりこのイントロだったので思わず大絶叫!
てっきりアンコールのあたりだろうと構えていたので完全なる不意打ちでした。
勿論会場も大盛り上がりの大合唱でした!
ここで既にいい意味でペースを崩されてテンションも天井知らずに。

3.Rapid Fire

そして名盤“British Steel”(1980)からはこの1曲。
無骨にザクザクと進んでいくギターの音が気持ちいい!ヘドバンも捗ります。
ティム期のライブではサビが足されていましたが、ここでは原曲に忠実な仕上がり。

4.Breaking The Law

なんとここでも間髪入れず“Breaking The Law”
お馴染み”Breaking the what!?”のくだりも無し!これは予想外!
セトリ前半の「何が飛び出してくるかわからない」という感覚は強烈でした。
過去のライブではフルコーラスまるっと観客に歌わせるパターンもありましたが、
今回はロブがしっかり歌ってくれました。
しかしリフもサビも”You don’t know what it’s like!!”も当然大合唱!
メタル史に残る名曲の一部になれた感慨はひとしおでした。

5.Riding On The Wind

そしてスコットの怒涛のドラムから始まるこの疾走曲!
これぞ!というリフと切り込んでくるギターソロはまさに極上でした。
オープニングからずっとテンションが落ちない恐ろしさ……
自分が初めて聴いたオリジナルアルバムがまさに
“Screaming For Vengeance”(1982)だったので、
ここから手厚いセトリだったのがとにかく嬉しかったですね。

6.Love Bites

一度薄暗くなったステージに不穏な赤いライトが灯り、
ひときわ重苦しく邪悪なピアノが響き渡るイントロ……
今回生で聴いて強烈に印象に残ったのはこの曲かもしれません。
キー下げも相まって、ロブのドスの効いた歌唱は原曲を遥かに凌ぐ重み。
この曲自体がさらに熟成されて凄みを増しているのを目の当たりにした気分です。
バックのモノクロ映像もカッコ良かったですね。

7.Devil’s Child

これまた“Screaming For Vengeance”からの一曲!
(実は本作で一番聴いたのがこれ)
ライブ盤“Battle Cry”(2016)にも入っていたこの曲ですが、
まさか聴けるとは!と感動しっぱなしでした。

8.Saints In Hell
続いては“Stained Class”(1978)からの選曲。本作からは意外とこれが唯一。
たまたま最近入手したトリビュート盤で「いい曲だな……」と再認識した矢先なので、
個人的にはタイムリーな選曲で嬉しかったです。

そしてここからリッチー・フォークナーによるギターソロ!
ドラマチックな照明もしっかり用いながら、ギターヒーローとして堂々たる振る舞い!
プリーストに入ってくれてありがとう……と思わせてくれる極上の時間でした。

9.Crown Of Horns
そして最新作から、グラミー賞にもノミネートされているメロディアスな一曲へ!
なんでこの曲でグラミーに?と思いつつYouTubeで再生回数を観に行くと、
実は1stシングル”Panic Attack”に勝るとも劣らぬ人気を誇っていることが判明。
近年の曲の中でもとりわけ歌メロ、そして歌詞の美しさが際立っているなと感じます。
ロブの歌唱は若干息切れ気味でしたが、バンドサウンドの美しさと風格で押し切れるのが強み。

10.Sinner
ロブの”Sinner!!”のコールからもう既に会場が沸き立つのが分かりました。
じわじわと盛り上げていく展開とたっぷりのギターソロが堪りません。
シャウト主体のパートになるとロブの声のキレが完全復活するのも最早恐ろしい……。

11.Turbo Lover
“Turbo”(1986)愛好家として個人的に聴きたかった一曲。
低めに入る歌い出しにキャッチ―なサビ、
そしてストレートながら起承転結のあるギターソロ!
イントロの高揚感の時点でこれこれ!!!!という気持ちに。
80年代のキラキラした雰囲気とJudas Priestらしさが融合した、
ライブで真の力を発揮するアンセムですね。
サビでは客電がついたので歌いながらリッチーに”Turbo”Tシャツを猛アピールしてました。

ここで上手側のモニターに腰掛け、バンドの今までの歩みを振り返るロブ。
同郷バーミンガムのBlack Sabbathの名前も出しつつファンへの感謝を述べ、
そしてアルバムタイトルを一枚一枚順番にコールするロブ。
好きなタイトルが出てくると大歓声が起こるのも良かったですね。

と、言いつつしれっとティム期の2作はスルーというロブ史観だったり、
ロブがとちって「ペインキラー!」の次に「ノストラダムス!」とコールしたりと、
愛すべきツッコみどころもありましたが、
ファンと一緒に築いてきた50年の重みを感じさせてくれる名MCでした。

12.Invincible Shield
そして最新作のタイトルトラック“Invincible Shield”へ!
実はアルバムの中で一番の長尺ながら勢いで聴かせきるこの曲、ライブでも破壊力抜群!
今まで生み出した名曲に比肩する傑作を今年出してきた凄さをひしひしと感じました。

そしてこの曲で、ステージ上方から吊られていたバンドロゴが前面に登場!
メタルゴッドJudas Priestの貫禄を味わえる至高の演出。

13.Victim Of Changes
ここからはさらに怒涛の名曲ゾーン!
イントロのツインギターのハモリの時点から異質な凄みを感じました。
2ndアルバムの1曲目でこれが出てくるという衝撃、
そしてバンドの成長をこれでもかと体感させてくれる名曲だなと。
こんなに美しい曲があるのか……という気持ちで、じっくり味わえました。

14.The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)
お馴染みフリートウッド・マックのカバー、グリーンマナリシ!
Judas Priest初心者の妻がライブ後に、
「グリーンマナリシとラブバイツ楽しかったーー!」とずっと言っていたのが大収穫でした。

15.Painkiller
そしてスコット・トラヴィスの入魂のドラムソロ。
これに続くのはもちろんあの曲しかない……ということで会場の空気も一段と変わります。
「あと3曲だ!」と言っていたスコットですが、普通にあと4曲あってお得でした。
(最終公演でようやく「あと4曲」に修正していたとか)
「お前らが聴きたい曲は何だ!」「「「ペインキラー!!!」」」
という定番の流れを一緒にできて感激。

そして遂にあのドラムパターンから“Painkiller”へ!!
歌い出しの時点で今までとは違うレベルの高音が耳に突き刺さる衝撃の体験!
おそらくロブが不調だった時の対策としてか出音のハイを上げていたと思うのですが、
ロブのコンディションが良好だったおかげで衝撃のブルータリティを発揮していました。
あとはもうひたすら首振ってたら最後まで突き進んでいた、という感じ。
リッチーとアンディのギターソロも完璧、ラストのシャウトまで圧巻でした。

ここからアンコール!
16.The Hellion~Electric Eye
“The Hellion”のテープが鳴り響いたときの熱狂もこの日トップクラス!
高揚させるイントロからの疾走曲、といういわゆる様式美を存分に堪能。
サビが一緒に歌いやすいのも素晴らしいなと改めて実感。

17.Hell Bent For Leather

エンジン音を響かせながら、白のハーレーに乗ってロブが登場!
(個人的には黒のイメージがあったので少し意外でした)
そして高揚感を最大限に煽るギターリフ!あっという間に過ぎ去っていく名曲名演でした。
ロブは手持ちの鞭でハーレーのみならずリッチーのこともシバきにいっていて面白かったです。
(上手側のイアン・ヒルは終始ニコニコでした)

18.Living After Midnight

そしてもちろんラストはこの曲!
メタルと言いつつロックンロールが根底にあるという、
プリーストの魅力を体現した文句なしのアンセム!
“LOADED”の文字がスクリーンに躍る演出にもワクワクしました。
最後まで笑顔で大合唱!最高のエンディングになりました。

Judas Priest(終演)

終演!舞台上には白のハーレーと“Priest will be back”のメッセージが!
観客からの“Judas Priest! Judas Priest!”のコールも感動的。
メタルが好きでよかった……と改めて思える、極上の体験でした。
またすぐにでも観たい!最高のライブをありがとうございました!!!!!

1.Panic Attack
2.You’ve Got AnoTher Thing Comin’
3.Rapid Fire
4.Breaking The Law
5.Riding On The Wind
6.Love Bites
7.Devil’s Child
8.Saints In Hell
9.Crown Of Horns
10.Sinner
11.Turbo Lover
12.Invincible Shield
13.Victim Of Changes
14.The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)
15.Painkiller

~アンコール~
16.The Hellion~Electric Eye
17.Hell Bent For Leather
18.Living After Midnight

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【CD購入録】The BIG Finish Live / MR.BIG (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-the-big-finish-live-mr-big-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-the-big-finish-live-mr-big-2024/#respond Sun, 24 Nov 2024 11:15:28 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2576 目次 昨年の日本ツアー最終日、武道館公演が映像+音源で作品化最後のようでいて、MR.BIGの物語はまだ続く 昨年の日本ツアー最終日、武道館公演が映像+音源で作品化 ついに届きました、MR.BIGの武道館公演“ […]

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The BIG Finish Live / MR.BIG (2024)

ついに届きました、MR.BIGの武道館公演“The BIG Finish Live”
内容は2023年7月のジャパンツアーの最終日、日本武道館公演を収録したもの。
本公演最後にはメンバーのご家族もステージに登場、
感動的なラストシーンも話題を呼びました。
WOWOWで生中継されたライブですが、さらにブラッシュアップを加えて、
追加映像も豊富に取りそろえた決定版が本作となっております。

The BIG Finish Live / MR.BIG (2024)裏ジャケ

裏ジャケットはこんな感じ。
「武道館がUFOになって東京の空を飛んでいく」というセンスもイカしてます。
中面の写真や盤面もそれっぽく、ちょっと近未来じみたデザインになっていました。

The BIG Finish Live / MR.BIG (2024)
ブックレット、ステッカー、ジャケ写カード

中にはステッカー2種にブックレットも完備。
ライナーノーツ自体は“Ten”(2024)リリース前の4月に書かれたものでした。
ちなみに“Ten”のときと同様、特典のジャケ写カードも健在。

このツアーの見どころは、
傑作2nd“Lean Into It”(1991)の完全再現というところ。
“Lean Into It”がいかに優れた作品だったかを改めて実感できましたし、
故パット・トーピーの役目を務めるニック・ディヴァージリオ(Dr.)による
演奏・コーラスにおける貢献も目覚ましいものがありました。

“Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)”に始まり
“Green-Tinted Sixties Mind”“Just Take My Heart”
そして極めつけの“To Be With You”といった、
名曲群の素晴らしさは言うまでもないですが、
キー下げも武器に変えていた“My Kinda Woman”が個人的にはお薦め。

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さて今作ですが、Blu-Rayの映像に不備があったようで、
発売は当初の9月6日から11月22日に大幅延期となってしまっています。
その間に実は「最後の日本公演の映像」ではなくなった、というのがまた面白いところ。
ジャケットに堂々と「終焉」とあしらったライブの後にも
しっかり復活しているのがMR.BIGなので、
これもまた彼ららしいと言えるかもしれません。

というわけで我らがMR.BIG、

“The BIG Finale! FOREVER IN OUR HEARTS”
2025/2/22(土)大阪城ホール
2025/2/25(火)日本武道館

という2公演で、ツアーのキャリアを締めくくることに。
大阪公演が前よりも大きい会場になったのも嬉しいところです。
(当方大阪公演参戦予定!前日はGREEN DAYなので今のうちに体力つけます)

「日本で本当の締めくくりができれば理想だよね……」というのは、
B!誌のインタビューなどでもメンバーの言及するところではありましたし、
「やっぱり最後は日本で!」という要望が各所からあったのは想像に難くありません。

これを「終わる終わる詐欺」と揶揄する向きもあるとは思うのですが、
あらゆる詐欺の中で唯一といっていい、
誰にとっても嬉しい詐欺なので個人的には大歓迎。

日本公演の「大千秋楽」を華々しく開催したKISSのようなバンドもいれば、
片やスティーヴン・タイラーのコンディションの悪化で、
ラストツアーに出ようにも出られない状態での幕引きとなった
Aerosmithのような例もあるわけですし、
こうしてまたライブを観られるというのも、
決して当たり前ではないのだなと痛感する今日この頃です。
(全ての段取りが新型コロナによって狂わされた2020~2021年の例も……)

まずはこの“The BIG Finish Live”をしっかり観て聴いて、
真のラストライブに向けた彼らの動きをこれからも追っていく所存!
セットリストが“Lean Into It”全曲再現の縛りがない、
真のオールタイムベストとなるのかにも注目したいですし、
まだまだ何があるかわからないのが、MR.BIGの旅路。
Never Say Never…

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【CD購入録】All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-all-time-best-1984-2024-bon-jovi-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-all-time-best-1984-2024-bon-jovi-2024/#respond Sun, 24 Nov 2024 06:58:23 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2563 目次 日本のファン投票トップ50からなる最新ベスト、遂に発売!収録内容 日本のファン投票トップ50からなる最新ベスト、遂に発売! 遂に11/20に発売となりました、BON JOVIの40周年記念オールタイムベスト。その名 […]

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All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024)

遂に11/20に発売となりました、BON JOVIの40周年記念オールタイムベスト。
その名も直球の“All Time Best 1984-2024”

帯には「日本のファンが選んだ究極のベスト・アルバム!」とありますが、
ここまで看板に偽りなし!と思えるレベルのものができたのは誇れることだと思います。
キャリアの中から1人5曲、という究極の選択を耐え抜いた甲斐がありました。
自分の投票内容は一応こちら。

発売形態は「1CD」、「3CD」、「3CD+Blu-Ray」の3種類が基本。
特典としてTシャツがついているバージョンも発売され、
気合の入りようが伝わってきました。自分は「3CD+Blu-Ray」で購入。

3CD+Blu-Rayの収録内容は以下の通り。

All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024) 裏ジャケ

得票数順に並んでいるだけなのにDisc 1~Disc 3の全てが綺麗な流れになっている3CDは勿論、
注目すべきはBlu-Rayの収録内容!
近年進められてきたHD映像版も収録のMVも豪華ですし、
ライブ映像は、初単独来日公演の“Burning For Love”(これも超貴重)以外が、
全て世界初商品化という太っ腹ぶり!
2000年以降の映像が多いのも面白いですね。
いつものツアーとは少し趣向を変えた“Bouncing Back Tour”から、
個人的に大好きなアコースティックナンバー“Love For Sale”の映像があるのも嬉しいですし、
“Lost Highway Tour”からの映像も、WOWOWで生中継された東京公演ではなく、
名古屋公演の映像が使われているというのも中々新鮮ですね。

他にもお馴染み伊藤政則先生による解説(ちゃっかりツーショット写真あり)、
トレーディングカード(全20種!)のうち4枚が入っていたり、
ジョンによる日本のファンへのメッセージがあったりと盛りだくさんの内容。
さらには投票者から抽選で「スペシャルサンクス」としてクレジットされるというものも。
自分は……当たりました!スペシャルサンクス・俺!

All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024)
自分のトレカはこれでした。リッチー・サンボラ多めなのも嬉しい

各CDの収録内容(要はTOP50!)は下にズラッと並べておきますが、
“Livin’ On A Prayer”に始まり“Legendary”で終わるDisc 1の美しさもさることながら、
そしてシングルカットされていない曲からも数多く選出されたDisc 2, 3の楽しさは格別。

ジョンは快く思っていないことでもお馴染みのカバー曲
“She Don’t Know Me”の順位の高さについては一旦置いておくとしても、
“Dry County”“Wild Is The Wind”“I Believe”、そして”I Am”……
まるで熱烈なファンがこっそり組み上げたMDのような、
「やっぱりみんなこの曲好きだったよな!」という愛がひしひしと伝わる素敵な構成。
この並び順を肴にファン同士でああだこうだ言ってみるのもきっと楽しいはず。

ちなみに日本限定リリースではありますが、意外とサブスクにもしっかりあります。

Disc 1
1.Livin’ On A Prayer 4:11
2.It’s My Life 3:44
3.Born To Be My Baby 4:41
4.These Days 6:28
5.In These Arms 5:20
6.Always 5:54
7.Have A Nice Day 3:49
8.Runaway 3:52
9.You Give Love A Bad Name 3:44
10.I’ll Be There For You 5:47
11.Keep The Faith 5:47
12.Bed Of Roses 6:35
13.Bad Medicine 5:17
14.Wanted Dead Or Alive 5:08
15.Blood On Blood 6:17
16.Legendary 4:05

Disc 2
1.Never Say Goodbye 4:50
2.Someday I’ll Be Saturday Night 4:40
3.She Don’t Know Me 4:02
4.Lay Your Hands On Me 6:00
5.Dry County 9:52
6.This Ain’t A Love Song 5:06
7.Wild Is The Wind 5:09
8.Tokyo Road 5:43
9.Everyday 3:00
10.I Believe 5:49
11.I’d Die For You 4:31
12.Living Proof 3:39
13.Bounce 3:12
14.We Weren’t Born To Follow 4:03
15.Something For The Pain 4:48
16.One Wild Night 4:41

Disc 3
1.Raise Your Hands 4:18
2.Living In Sin 4:39
3.Thank You For Loving Me 5:09
4.Last Man Standing 4:37
5.Undivided 3:53
6.Lost Highway 4:14
7.Wild In The Streets 3:55
8.Just Older 4:29
9.Because We Can 4:00
10.This House Is Not For Sale 3:37
11.Who Says You Can’t Go Home 4:41
12.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars 4:33
13.Only Lonely 5:02
14.I Am 3:54
15.Burning For Love 3:54
16.Hey God 6:11
17.Stick To Your Guns 4:46
18.Any Other Day 4:02

1CD

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3CD

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【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/09/cd-2020-bon-jovi/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/09/cd-2020-bon-jovi/#respond Sat, 09 Nov 2024 14:02:03 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2534 目次 激動の2020年、アメリカを見つめた15thアルバムの特別盤収録内容 激動の2020年、アメリカを見つめた15thアルバムの特別盤 2024年のアメリカ大統領選挙がつい先日終了、共和党のドナルド・トランプ氏の再選が […]

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【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020)

2024年のアメリカ大統領選挙がつい先日終了、
共和党のドナルド・トランプ氏の再選が決まったとのこと。
これからまた目まぐるしく変わっていくアメリカ、そして国際社会を、
民主党支持者として積極的な活動を繰り広げてきた
ジョン・ボン・ジョヴィはどう見るか……というところで、
今月ちょうどBON JOVIの前作にあたる15thアルバム、
“2020”のCDを入手したので紹介させてください。

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当時発売日にタワレコで購入したのですが、実家に置いてきたので久々の対面。
しかも今回は当時と違って7インチサイズの国内盤デラックスエディションでの入手。
“Limitless”, “Unbroken”, “Do What You Can”のMVを収めたDVD付き。

7インチサイズの紙ジャケCDを買うのは初めてだったので、
この手のパッケージでCDがどのように収納されているのかがずっと気になっていました。

ということで開けてみるとこんな感じに。
歌詞カードや解説書も7インチサイズなのでなかなか迫力があります。

そしてCDとDVDはレコードを模したトレイの表裏にはめ込まれていました。
そう来たかという気持ち。一本取られました。

2020 / BON JOVI CD

こちらがCD。装飾を排したシンプルな仕上がり。

2020 / BON JOVI DVD

そしてこちらがDVD。
ジョンのサングラス、ビートルズの“Revolver”(1966)の裏ジャケを思わせます。

【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020) 裏ジャケ

1.Limitless 3:42
2.Do What You Can 4:20
3.American Reckoning 4:42
4.Beautiful Drug 3:48
5.Story Of Love 5:50
6.Let It Rain 4:39
7.Lower The Flag 4:55
8.Blood In The Water 5:58
9.Brothers In Arms 4:13
10.Unbroken 5:16

日本盤ボーナストラック
11.Shine 5:26
12.Luv Can 5:57

BON JOVIのカタログの中で一番ジョンのソロアルバムに近い、と言われがちな今作。
ジョンの声帯も手術前なので、
最新作“Forever”(2024)と比べてもメロディラインの動きは少なめ。
しかしその分、語り掛けるようなジェントルなスタイルでの歌唱や、
社会情勢を反映したシリアスな歌詞に磨きをかけて作られたアルバムですね。
全米チャートは19位。彼らにしてはちょっと地味な結果なのも事実ですが、
「地味」というよりは「滋味」にあふれた、
優しく包み込んで勇気づけてくれるような楽曲が並んでいる作品でもあります。

ちなみに、ファンの方ならご存知のことと思いますが、
今作の元々のタイトルは“BON JOVI 2020”というもので、
収録曲も今とは違ったものでした。

ちなみに当初アナウンスされていた“BON JOVI 2020”の内容がこちら。
“Beautiful Drug”が1曲目になっていることからも大分印象が変わってきますね。

1. Beautiful Drug
2. Unbroken
3. Limitless
4. Luv Can
5. Brothers In Arms
6. Story Of Love
7. Lower The Flag
8. Let It Rain
9. Shine
10. Blood In The Water

日本盤ボーナストラックになっている“Shine”“Luv Can”が外れ、
新たに加わったのが“Do What You Can”“American Reckoning”
それぞれコロナ禍とBLM運動をテーマとしたタイムリーなもので、
その2曲が見事にアルバムの軸となっているのが今作の優れた点。

中でもやっぱり2曲目に据えられた“Do What You Can”は今作の白眉。
「コロナ禍でできないことも多いけれど、それでも自分のできることをやろう」
というシンプルでポジティブなこの曲の存在で、
アルバム全体も引き締まったものになっているように感じます。
最新ベスト盤にもこの曲で投票しました。
惜しくもTOP50からは外れましたが、
近年のバンドのスタンスを体現する重要な曲だと思っています。

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最新作“Forever”(2024)の感想はこちら。

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【レビュー】 Now What?! / Deep Purple (2013) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/04/now-what-deep-purple-2013/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/04/now-what-deep-purple-2013/#respond Sun, 03 Nov 2024 17:48:05 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2331 目次 現在のパープルを形成する分岐点となった重要作収録内容 現在のパープルを形成する分岐点となった重要作 Deep Purpleの19thアルバム“Now What?!”(2013)。大好きなアル […]

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Now What?! / Deep Purple (2013)

Deep Purpleの19thアルバム“Now What?!”(2013)
大好きなアルバムだったのですがフィジカルでは持っていなかったのをようやく入手。

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当時のメンバーはこちら。
Ian Gillan (Vo.)
Steve Morse (Gt.)
Roger Glover (Ba.)
Don Airey (Key.)
Ian Paice (Dr.)

前作にあたる“Rapture Of The Deep”(2005)から8年ぶりに投下された一枚。
(と言いつつ、その間は足掛け7年の長い長いツアー生活だったわけで、
バンドが足を止めていたわけではないというのが凄いところ)

今作、自分がリアルタイムで初めて触れたパープルのアルバムでもあります。
「パープルが今も現役で、新譜を出している」というそもそもの事実がかっこいい!
ということで、当時高校生だった自分には刺さりましたね。

この“Now What?!”ですが、当時からみての「久々の新譜」というだけでなく、
①ジョン・ロードの追悼
②現在まで続く名匠ボブ・エズリンとのタッグの幕開け

以下の2点の理由で重要作だと言えると思います。

クラシックへの造詣の深さ、ハモンドオルガンを爆音で鳴らすプレイスタイルなど、
今なお影響を与え続けているジョン・ロード
脱退したのはこの10年前の“Bananas”(2003)の時点ではありますが、
やはり結成メンバーの他界というのは大きな衝撃であることは疑いようもありません。

Now What?! / Deep Purple (2013)中面

「ジョン・ロードに捧ぐ」と書かれた今作。
その下に添えられた”Souls, having touched, are forever entwined”という一文は、
“Above And Beyond”の歌詞にあるもので、
「一度でも触れ合った魂は、永遠に絡みあう」という意味。
作詞したイアン・ギランの思いの深さがうかがい知れます。
追悼コンサートでの情感あふれるギランの歌唱も秀逸でした。

今作では、その“Above And Beyond”“Uncommon Man”の2曲が彼についてのもの。
“Uncommon Man”は、現在でもジョンへのトリビュートとしてライブの定番になっています。

今作で招いたプロデューサー、ボブ・エズリンとの相性のよさも見逃せない要素。
KISSの傑作“Destroyer”(1976)での仕事の印象が個人的には強いですね。
現行パープルにおいては、今まで以上にパワフルで一体感のある、
「枯れた」という言葉とは無縁の、現役感を増したサウンドに仕上げてくれています。
これ以降にリリースされた作品も全て彼のプロデュースによるもので、
「今を生きるバンド」としてのパープルの好調の立役者といえる存在。

もちろん、今年リリースのニューアルバム“=1″(2024)も、
ボブ・エズリンと組んだ作品です。

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Now What?! / Deep Purple (2013)裏ジャケ

1.A Simple Song 4:39
2.Weirdistan 4:14
3.Out Of Hand 6:11
4.Hell To Pay 5:12
5.Body Line 4:27
6.Above And Beyond 5:31
7.Blood From A Stone 5:18
8.Uncommon Man 7:00
9.Après Vous 5:26
10.All The Time In The World 4:22
11.Vincent Price 4:45

デラックス盤ボーナストラック
12.It’ll Be Me 3:04

日本盤は以前レンタルしていたので、
今回入手したのは米盤デラックスエディション。
ボーナスDVDも付いているのが嬉しいところ。
日本盤には未収録の“It’ll Be Me”はリラックスしたムードのストレートな一曲。
ドン・エイリーがピアノにオルガンにと大活躍しています。

ちなみに日本盤のボーナストラックは以下の通り。
この時期までは“Perfect Strangers”も原キーで披露されています。

12.Highway Star [Live] 8:11
13.Perfect Strangers [Live] 6:42
14.All The Time In The World [Alternative Radio Mix] 3:48

先に紹介したジョン・ロードに向けた2曲に加えて、
2014年の武道館公演の1曲目を飾った“Après Vous”
これぞ!というドライブ感にあふれた“Hell To Pay”
そして優しく語り掛けるように歌い上げる
All The Time In The World“など聴きどころ満載の充実作。

その中でも自分が1曲選ぶとしたら本編ラストの“Vincent Price”
自分が現行パープルに惹かれるきっかけになったのがこの曲。
(伊藤政則先生のラジオのイベントで当時の新曲!として流れていたの出会い)

ドン・エイリーの重厚なオルガンとおどろおどろしくも心躍るグルーヴ、
そして中盤のスティーヴ・モーズの官能的なギターソロが絶品!
ホラーの巨匠へのリスペクトが込められたMVも気合の入った出来。

現在に至るまでのパープルの方向性を決定づけた秀逸なアルバムなので、
未聴の方は是非!

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【CD購入録】POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/10/01/cd-post-human-nex-gen-bring-me-the-horizon-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/10/01/cd-post-human-nex-gen-bring-me-the-horizon-2024/#respond Mon, 30 Sep 2024 17:22:31 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2355 目次 BMTHのEPシリーズ第2弾!初回生産限定盤は豪華特典付き収録内容 BMTHのEPシリーズ第2弾!初回生産限定盤は豪華特典付き 今年のSUMMER SONICのヘッドライナ―として、ライブ全体をゲームに見立てたド迫 […]

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POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon (2024)

今年のSUMMER SONICのヘッドライナ―として、
ライブ全体をゲームに見立てたド迫力のステージを披露したBring Me The Horizon
今やメタルの範疇を大きく飛び越えて、普遍的な魅力を獲得しています。

今作はかねてよりその存在自体は仄めかされていながらも、
昨年末のリリース予定が急に来年まで延びるなど、
発表に関してはファンをやきもきさせた一枚でもあります。
そして2024年5月にまさかのサプライズでの配信リリース。
いざ喜び勇んで聴いてみると、その内容は
「皆さん聴きましたか、“POST HUMAN: NeX GEn”を……」
と触れ回りたくなるレベルで強烈な一枚。

“POST HUMAN: SURVIVAL HORROR”(2021)に続くEPシリーズ
“POST HUMAN”の第2弾は、インストの小曲を含めて計16曲の充実盤。
(そもそもEPって言っていいんですかねこれ)

BABYMETALYUNGBLUDNova TwinsにのAmy Lee(Evanescence)…
という豪華メンバーとのコラボでも話題を集めた前作同様、
今回もAURORAをはじめとした他アーティストとのコラボも完備。
バラエティも豊かで曲数も多いですが、それらの繋ぎ方も見事で、
多彩な曲調の中にもしっかりと一本の軸を通したアルバムとなっています。
音楽、そしてゲームへの好奇心と造詣の深さのなせる業と言っていいのではないかと。

と、いうことでそのフィジカル盤が発売になったのが2024年9月27日。
ここ日本でサマソニでの熱いパフォーマンスを観られたのは、
まさにベストなタイミングといえそう。
自分も偉そうに言ってはいますが、
今年のサマソニのライブで度肝を抜かれて本格的にドハマりしたクチです。

今回のフィジカルリリースにはいくつかの形態があるわけですが、
その中でも初回生産限定盤は非常に豪華!

POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon (2024)初回生産限定盤

B5サイズ32Pの限定ジン(冊子)に、特製ステッカーシートまで入ったスペシャルな仕様。
ランダムポストカードもあり。自分のはマット・キーン(Ba.)ですね。

POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon (2024)特製ステッカーシート

こちらの特製ステッカーシート、
こうしてみるとOliのバックグラウンド(というかオタク趣味)が垣間見られて良いですね。
ライブのコンセプトにもなっているFFをモチーフとした”NeX GEn”のロゴ、
そしてその右の誰がどう見てもエヴァなステッカーには否が応でも目を奪われます。
ライブのハイライトにもなった“LosT”でもエヴァのことはチラッと出てきますしね。

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POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon (2024)盤面
こちらが盤面。いかにもゲームのディスクといった感じでテンションも上がります。

1.[ost] dreamseeker 0:20
2.YOUtopia 4:03
3.Kool-Aid 3:48
4.Top 10 staTues tHat CriEd bloOd 4:01
5.liMOusIne ft. AURORA 4:12
6.DArkSide 2:45
7.a bulleT w/ my namE On ft. Underoath 4:21
8.[ost] (spi)ritual 1:54
9.n/A 3:20
10.LosT 3:25
11.sTraNgeRs 3:16
12.R.i.p. (duskCOre RemIx) 3:24
13.AmEN! ft. Lil Uzi Vert & Daryl Palumbo of Glassjaw 3:10
14.[ost] p.u.s.s.-e 2:49
15.DiE4u 3:27
16.DIg It 7:13

日本盤ボーナストラック
17.DArkSide [2023 Live from Tokyo] 3:21
18.LosT [2023 Live from Tokyo] 4:24
19.AmEN! ft. Lil Uzi Vert & Daryl Palumbo of Glassjaw [2023 Live from Tokyo] 4:43

日本盤は本編16曲に加え、さらにNEX_FESTのライブ音源3曲を追加した豪華仕様!
BMTHの日本盤は基本的にボートラが豪華なので満足度も高め。
そしてこんなにも物量があってバラエティに富んでいるのに、
各楽曲のパワーですんなり聴かせてくれるのは流石。
まさに今ノリに乗っているバンドだからこそできる離れ業だと思っています。

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【雑記】BON JOVIのファン投票ベスト盤”All Time Best 1984-2024″の収録曲発表!(+俺の5曲) https://tashinami-musiclog.com/2024/09/13/bon-jovi-all-time-best-1984-2024-my-top5/ https://tashinami-musiclog.com/2024/09/13/bon-jovi-all-time-best-1984-2024-my-top5/#comments Fri, 13 Sep 2024 13:01:23 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2276 目次 ファン投票による最新ベスト盤の内容が決定!8月の間に悩み抜いた末の、”俺の5曲”結果発表 ファン投票による最新ベスト盤の内容が決定! 日本のBON JOVIファン待望の最新ベスト、̶ […]

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BON JOVI オリジナルアルバム

日本のBON JOVIファン待望の最新ベスト、
“All Time Best 1984-2024”の内容がついに決定しましたね!
ファン投票によるベスト盤を出すのは今回が初めてですし、
そもそもベスト盤のリリース自体が“Greatest Hits”(2010)以来なんと14年ぶり。
8月の間、ユニバーサルミュージックの特設サイトにて、
「自由記述式で1人5曲」という、
ファンの心に火をつけるような条件で投票が行われました。

その収録内容がこちら。

3枚組という大ボリュームに、曲順が時系列順ではなく得票順なのもポイント。
遂に“Bounce”(2002)からの曲がバッチリ収録されたのも嬉しいですし、
“Dry County“や“Wild Is The Wind”、そして“I Am”といったコアな選曲、
さらにはあの“She Don’t Know Me”が高い順位に入っていることからも、
ファンの多さとその熱量には圧倒されるばかりです。

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ということで、本来は発表前に書ききっておきたかったのですが、
一応“Have A Nice Day”(2004)からの20代BON JOVIファンとして、
自分の投票内容をその理由も添えて置いておきます。

40年間精力的に活動を続けてきたBON JOVI。
そんな彼らの曲からなんでもいいので5曲選んでください!というのは、
嬉しい反面「なんでもOK」であるがゆえになかなか悩みが尽きないもの。

というわけで、今回自分なりに5曲を選ぶうえでの基準としては、
まず「既存のベスト盤には入っていない曲」で絞ることにしました。
天文学的な売り上げを叩き出した初のベスト“Cross Road”(1994)
アップテンポな曲を並べた日本独自企画盤“Tokyo Road”(2001)
そして最新2枚組“Greatest Hits”(2010)の3作品ですね。

個人的に“Just Older”なんかは入れておきたいところでしたが、
この縛りを課したおかげで何とか方向性が見えてきました。

また、“Greatest Hits”(2010)以降に出たオリジナルアルバムは以下の5枚。
・”What About Now”(2013)
・”Burning Bridges”(2015)
・”This House Is Not For Sale”(2016)
・”2020″(2020)
・”Forever”(2024)

せっかくならこれらのアルバムからの曲も選んでおきたいところ。

“Burning Bridges”(2015)に関しては、契約がごたついた時期ということもあって、
公式では「ファン・アルバム」なる(よく分からない)位置づけにはなっていますが、
全編新曲という性質上オリジナルアルバムと同列でもよいでしょう。

それはさておき、今回自分が選んだのは以下の5曲。

1.Raise Your Hands
2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
3.Everyday
4.The Radio Saved My Life Tonight
5.Do What You Can

結果的に「ベスト盤には入らなかったがライブでは定番の曲」といった趣に。
(コロナ禍を反映した最後の“Do What You Can”は例外ですが)

1.Raise Your Hands

80年代を代表する大傑作“Slippery When Wet”(1986)からのライブの定番曲。
(そもそもこの曲が今までベスト盤に入っていなかったこと自体が驚き)
威勢よく斬り込んでくるようなギターリフには心躍りますし、
サビの”From New Jersey to Tokyo”という歌詞は今回のコンセプトにもぴったり。
この一節は今年公開されたドキュメンタリー
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”の第2話のタイトルにもなりました。

2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

こちらは二度目のブレイクとなった“Crush”(2000)からの一曲。
“It’s My Life”“Just Older”など、いい曲ぞろいの一枚ですが、
こちらもベストには未収録ながらライブでよく演奏される曲のひとつ。
ライブでは観客が両腕を左右に振る様子がまるで波のように見えて綺麗な一曲。
個人的には”Lost Highway Tour”のラストナンバーとしての大団円感が印象的でした。
ポップなメロディと多幸感あふれる歌詞に、どこかノスタルジックな気分にもさせられます。

3.Everyday

「このアルバムは『俺の思うヒットソング集』ではない」
という律儀?なジョンの方針で“Greatest Hits”(2010)からまるっと干されてしまった、
9.11の衝撃と向き合ったヘヴィな音像のアルバム“Bounce”(2002)からのシングル。
全米2位で「売れなかった」扱いなのは納得いかないよな……と感じたファンも、
(自分含め)相当数いるのでは?
実際このアルバム、“The Distance”“Joey”
“Misunderstood”“Bounce”などいい曲ばかりですし。
この“Everyday”も、ハードなサウンドの中にポジティブなメッセージを込めた、
まさに2000年代以降のBON JOVIのありかたを体現した名曲です。
アルバムジャケットにもなったパラボラアンテナの下で演奏するMVも秀逸。

4.The Radio Saved My Life Tonight

「自由記述式で1人5曲」という投票条件ということで、
なんとしても1曲は入れておきたかったのがアルバム未収録曲。
“Real Life”“Stay”なんかも掛け値なしでいい曲ですしね)
その中でもこの曲は2004年の20周年記念ボックスセットの目玉として宣伝され、
今ではライブでもしばしば披露される、まさに「隠れた名曲」。
当時没になっていた理由が本当に謎……というレベルの、胸が熱くなる爽快な一曲。

5.Do What You Can

アメリカ大統領選やBMLといった社会問題、そして全世界を襲ったコロナ禍……と、
シリアスな問題に真正面から向き合った作品“2020”からのシングル。
アルバムの曲は一旦揃っていたものの、最終盤に追加された一曲でもあります。
歌詞にはコロナ禍の出来事についてファンから募集した内容も含まれており、
それらを先の見えない中で「自分ができることをやればいい」という、
ポジティブなメッセージソングとして昇華した手腕は見事で、自分も当時元気づけられました。
この曲はNHKニュースにも取り上げられ、リモートでジョンとの対談も行われていましたね。
自身が運営するコミュニティレストラン”JBJ Soul Kitchen”での取り組みや、
つい先日橋の上での自殺を止めたエピソードにも表れているような、
「自分が社会のために何ができるのか」を考えて行動し続けてきた、
ジョンの精神を表した重要な曲なのではないかと考えています。
“Who Says You Can’t Go Home”以来のジェニファー・ネトルズとのコラボバージョンも秀逸。

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ということで今回のベスト盤での投票、自分は5打数3安打でした!
○ Raise Your Hands
○ Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
○ Everyday
× The Radio Saved My Life Tonight
× Do What You Can

“2020”から1曲も入らなかったのにはさすがに驚きましたが、
あわよくば……の精神で投票した”Captain Crash~”が収録されたので満足。
ここまで素晴らしいベスト盤が日本のファンの力で組めたのは凄いことですからね。
ブルーレイ付きもあるので、収録曲のみならず映像でも楽しませてくれそう。
BON JOVI FOREVER!!

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