King Crimson - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Thu, 06 Feb 2025 15:07:56 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg King Crimson - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【CD購入録】The Great Deceiver / King Crimson (1992) https://tashinami-musiclog.com/2024/07/04/cd-the-great-deceiver-king-crimson-1992/ https://tashinami-musiclog.com/2024/07/04/cd-the-great-deceiver-king-crimson-1992/#respond Thu, 04 Jul 2024 11:41:59 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1502 目次 ジョン・ウェットン期クリムゾンのライブ音源集を遂にゲット!収録曲おまけ ジョン・ウェットン期クリムゾンのライブ音源集を遂にゲット! 先々週と同じ梅田のレコード屋さんに行ったらレジ横にこのBOXが鎮座していたので即購 […]

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先々週と同じ梅田のレコード屋さんに行ったらレジ横にこのBOXが鎮座していたので即購入。

The Great Deceiver / King Crimson (1992)

The Great Deceiver / King Crimson (1992)
日本盤4枚組ボックスがなんと驚異の1,900円!

副題に”Live 1973~1974″とあるように、
・”Larks’ Tongues In Aspic(太陽と戦慄)”(1973)
・”Starless And Bible Black(暗黒の世界)”(1974)
・”Red”(1974)

の3枚のアルバムの時期、
ジョン・ウェットンがベースボーカルを務めたクリムゾンのライブ音源集。

本作は前年に発売された4枚組ボックス、
“Frame By Frame(紅伝説)”(1991)の姉妹編という位置づけ。
エイドリアン・ブリューを迎えた80年代クリムゾンの解散後、
このあたりで一度キャリアを総括した形になります。

緻密に、時には荒々しく弾きまくって不穏なムードを演出するロバート・フリップのギター、
ジョン・ウェットンの愁いを帯びた声と爆音のベース、
ビル・ブルーフォードの押し引きを心得た自在なドラム、
そしてそこに食らいついていくデヴィッド・クロスのバイオリン……
フリップが構築した曲の中でそれらがせめぎ合い、
時にはその枠組みから大幅に逸脱してみたりしながら、
強烈で美しい即興演奏が繰り広げられる時期なので聴き応え抜群!

のちに2枚組ずつに分けたリニューアル盤がリリースされたりもしましたが、
フリップの詳細な日記等が収録されたブックレットなどはここでしか見られないもの。

あまりに安いうえすんなり手に入ってしまったので、
派手な汚れがあったり中身が足りていなかったりするのでは……?
という一抹の不安を抱えつつオープン!

The Great Deceiver / King Crimson (1992) 開封後

CD4枚+豪華ブックレットもしっかり入ってました!しかも普通に綺麗!
すべて聴き通すと5時間以上になる大ボリュームですし、歴史的資料と言うべき読み物も充実。
まだまだ後追いのファンとしてはこれでじっくり楽しく学んでいきたいところ。

The Great Deceiver / King Crimson (1992)CD4枚

このジャケット写真も、再発盤でみられるお馴染みP.J. Crookの絵と違って新鮮。

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Disc 1: Things Are Not As They Seem…

1.Walk On… No Pussyfooting 0:49
2.Larks’ Tongues In Aspic, Part II 6:25
3.Lament 4:38
4.Exiles 8:57
5.Improv: A Voyage To The Centre Of The Cosmos 15:03
6.Easy Money 7:13
7.Improv: Providence 10:19
8.Fracture 11:14
9.Starless 12:03

Disc 2: Sleight Of Hand (Or Now You Don’t See It Again) And…

1.21st Century Schizoid Man 8:27
2.Walk Off From Providence… No Pussyfooting 2:11
3.Shark’s Lungs In Lemsip 2:31
4.Larks’ Tongues In Aspic, Part I 7:50
5.Book Of Saturday 3:03
6.Easy Money 6:41
7.We’ll Let You Know 4:55
8.The Night Watch 5:17
9.Improv: Tight Scrummy 8:58
10.Peace – A Theme 1:01
11.Cat Food 4:36
12.Easy Money 2:20
13.…It Is For You, But Not For Us 9:10

Disc 3: …Acts Of Deception (The Magic Circus, Or Weasels Stole Our Fruit)

1.Walk On… No Pussyfooting 0:59
2.The Great Deceiver 4:27
3.Improv: Bartley Butsford 3:12
4.Exiles 7:19
5.Improv: Daniel Dust 4:09
6.The Night Watch 4:40
7.Doctor Diamond 5:12
8.Starless 12:26
9.Improv: Wilton Carpet 5:53
10.The Talking Drum 5:29
11.Larks’ Tongues In Aspic, Part II [Abbreviated] 4:08
12.Applause And Announcement 2:12
13.Improv: Is There Life Out There? 14:50

Disc 4: …But Neither Are They Otherwise

1.Improv: The Golden Walnut 11:47
2.The Night Watch 4:38
3.Fracture 11:52
4.Improv: Clueless And Slightly Slack 8:13
5.Walk On … No Pussyfooting 0:53
6.Improv: Some Pussyfooting 2:27
7.Larks’ Tongues In Aspic, Part I 8:16
8.Improv: The Law Of Maximum Distress, Part One 6:32
9.Improv: The Law Of Maximum Distress, Part Two 2:34
10.Easy Money 7:32
11.Improv: Some More Pussyfooting 5:53
12.The Talking Drum 6:03

Disc 1からDisc 2の前半にかけては、
名ライブ盤“USA”(1974)の元になった音源のひとつ、プロヴィデンス公演を収録。
7曲目は“Red”(1974)収録曲の元音源で、バイオリンもしっかり入っています。
アルバム収録版より長めに入っているのが嬉しいところ。

正規の方法では当時ここでしか聴けなかったアルバム未収録曲
“Doctor Diamond”があるDisc 3は勿論、
ウェットン先生の歌う“Cat Food”が聴けるDisc 2も嬉しい!
鍵盤は無いもののデヴィッド・クロスのバイオリンがしっかりマッチしていました。

また、Disc 4のインプロ“The Law Of Maximum Distress”といえば、
散逸したと思われていた中間パートが、後々になってから
“Starless And Bible Black”(1974)の6曲目“The Mincer”だったと判明したレア音源。
現在は40周年記念盤などで完全版を聴くことができます。必聴!

Starless And Bible Black [40th Anniversary Edition]
Starless And Bible Black [40th Anniversary Edition]

しかしこのボックス、音源だけならサブスクにも来てたんですね。
いつの間にやらという感じで驚き。

ちなみに同時に買ったCDを全部並べるとこうなります。節操がない。

The Great Deceiver / King Crimson (1992)
Love Is Strong / The Rolling Stones (1994)
With Your Breath / SPR5 (2019)

・The Great Deceiver / King Crimson (1992)
・Love Is Strong / The Rolling Stones (1994)
・With Your Breath / SPR5 (2019)

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【CD購入録】2023/09/02 (King Crimsonの太陽と戦慄を買ってみた) https://tashinami-musiclog.com/2023/09/04/cd-2023-09-02-king-crimson/ https://tashinami-musiclog.com/2023/09/04/cd-2023-09-02-king-crimson/#respond Sun, 03 Sep 2023 15:57:33 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=600 ウェットン先生の歌声に誘われ、気づいたら購入 普段が在宅ワークなこともあり、土日は久しぶりに都会に出ていくことに。ということで例によってCDショップを探索していたところ、店内BGMで耳馴染みのある声とテクニカルな演奏が& […]

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ウェットン先生の歌声に誘われ、気づいたら購入

普段が在宅ワークなこともあり、土日は久しぶりに都会に出ていくことに。
ということで例によってCDショップを探索していたところ、
店内BGMで耳馴染みのある声とテクニカルな演奏が……。

John Wetton (Vo./Ba.)
Eddie Jobson (Key.)
Allan Holdsworth (Gt.)
Bill Bruford (Dr.)


というプログレファン垂涎の面子でお馴染みU.K.の1st、
“U.K.(憂国の四士)”(1978)が流れてたんですね。
スリリングな音の応酬とジョン・ウェットンの愁いを帯びた歌声を聴くうち、
せっかくだしまだ持っていないウェットン期のKing Crimsonのアルバムでも買おう!
というよくわからない決心をして購入したのがこの一枚。

Larks' Tongues In Aspic / King Crimson (1973)
Larks’ Tongues In Aspic / King Crimson (1973)

Larks’ Tongues In Aspic / King Crimson (1973)

Robert Fripp (Gt.)
John Wetton (Vo./Ba.)
Bill Bruford – (Dr.)
David Cross – (Violin, Viola, Flute)
Jamie Muir – (Percussions)


「太陽と戦慄」という秀逸(かつ原題と無関係)な邦題のついた、
ロバート・フリップ以外のメンバー総入れ替えで作り上げたコンセプチュアルな傑作。
今回購入したのは30周年記念の紙ジャケットバージョン。
2000年9月20日発売の24ビット・リマスター盤です。

早速部屋で爆音でかけてみたのですが、やはり耳を惹くのはリズム隊。
ウェットン先生のベースもブルーフォードのドラムも自由自在に動き回りながら、
独特のうねりをもって曲の盛り上がりを形成していて、何度聴いても飽きません。
そこに本作限りのメンバーのジェイミー・ミューアによる奇想天外な音が乗ることで、
このアルバムでしか味わえない、妖しい高揚感がもたらされています。

CDショップのウェットン商法(勝手に引っかかっただけ)に踊らされてよかった……。

こちらは豪華50周年エディション。

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【CD購入録】2023/08/05 (HR/HMとプログレとNACHERRY) https://tashinami-musiclog.com/2023/08/11/cd-2023-08-05-hr-hm-nacherry/ https://tashinami-musiclog.com/2023/08/11/cd-2023-08-05-hr-hm-nacherry/#respond Fri, 11 Aug 2023 07:16:36 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=322 仕事も落ち着いてきたので先週土日のCD購入録をば。予約していた某CDを取りに日本橋(大阪)に行ったついで……のはずがこんなことに。コレクション欲をくすぐる多種多様なお店が立ち並ぶ様はいつ来ても壮観 […]

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仕事も落ち着いてきたので先週土日のCD購入録をば。
予約していた某CDを取りに日本橋(大阪)に行ったついで……のはずがこんなことに。
コレクション欲をくすぐる多種多様なお店が立ち並ぶ様はいつ来ても壮観。
そして購入したCDがこちら。

・Angels Of Heaven / Fair warning (1996)
・Last Autumn's Dream / Last Autumn's Dream (2003)
・Hypnotize / System Of A Down (2005)
・The ConstruKction Of Light / King Crimson (2000)
・Obsolete / Fear Factory (1998)
怒涛のCD購入祭り(前編)

・Angels Of Heaven / Fair Warning (1996)
・Last Autumn’s Dream / Last Autumn’s Dream (2003)
・Hypnotize / System Of A Down (2005)
・The ConstruKction Of Light / King Crimson (2000)
・Obsolete / Fear Factory (1998)


これだけ買っても総額2,000円そこらだったのでいい買い物でした。
特にクリムゾンの“The ConstruKction Of Light”に関しては先日再録盤を買ったばかりなので、
これで新旧CDを並べて爆音聴き比べ会を開催できるというもの。

あとはインダストリアルメタルバンドFear Factoryの3rd“Obsolete”の15曲入りバージョンが手に入ったのは嬉しいですね。
ボーナストラックとしてGary Newman“Cars”のカバーが入っているのですが、
これが彼らの近未来的な音楽性にぴったりハマった名演。
アルバム本編もかなり面白いので、哲学的な歌詞とともにじっくり味わっていきたいです。

そして予約していた本題のCDがこれ!!

POLAROID [ちぇみー盤] / NACHERRY (2023)
POLAROID [ちぇみー盤] / NACHERRY (2023)

・POLAROID [ちぇみー盤] / NACHERRY (2023)

2023年8月2日発売、村上奈津美田中ちえ美からなる声優ユニットNACHERRYの最新3rdEP。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではそれぞれ宮下愛さんと天王寺璃奈ちゃんを演じていたコンビで結成されたユニットなわけですが、彼女たちの武器は明るく楽しいバンドサウンド
曲のクレジットを見てみれば、ROCK’A’TRENCHASIAN KUNG-FU GENERATIONTHE BAWDIESフジファブリックに……といった邦ロックのアベンジャーズの如きバンドのメンバーが楽曲提供していたりしてそのサウンドを支えている、というのもなかなか面白いポイント。
さらに言えば1stシングル「エクリプス」ではしれっとマーティ・フリードマンがギターソロを弾いていたりもするのでメタラーから見ても気が抜けないユニットです。

今回の3rdEPも楽しさとファンサービス満載となっており、
10月8日にヒューリックホール東京で開催される2ndライブに向けた
盛り上がれる曲、聴かせる曲、さらにはそれぞれのソロ曲が詰まっています。
通常盤(1CD)はそれぞれのメンバーをフィーチャーした「なっちゃん盤」「ちぇみー盤」の2形態。
(ソロ曲はなっちゃん盤/ちぇみー盤それぞれでしか聴けないのが悩みの種だったり……)

また各アルバムに関しては個別できちんと記事を立てていきます。
お盆休みに入ったので時間は捻出できる……はず。

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【CD購入録】2023/07/26 (Greta Van Fleet, Blur, King Crimson) https://tashinami-musiclog.com/2023/07/27/cd-2023-07-26-greta-van-fleet-blur-king-crimson/ https://tashinami-musiclog.com/2023/07/27/cd-2023-07-26-greta-van-fleet-blur-king-crimson/#respond Thu, 27 Jul 2023 14:24:31 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=234 タワレコオンラインから7月に発売のCDが届きました。大物のアルバムが続々と届くとテンションが上がりますね。 目次 Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)The Ballad Of Dar […]

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タワレコオンラインから7月に発売のCDが届きました。
大物のアルバムが続々と届くとテンションが上がりますね。

Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)

Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)

2023年7月21日発売、アメリカ・ミシガン出身の若きクラシックロックバンドの3rd。
前作“The Battle At The Garden’s Gate”(2021)から2年、
順調なペースでニューアルバムが届きました。
前作が12曲1時間の大作だったのに比べ、今作は10曲43分という潔い構成。
その分薄味になったということもなく、今までの作品で見せた壮大で高尚な世界観は今作も健在
その上で、全ての曲が5分半以内に抑えられていたり、
中盤にある珍しくアップテンポな“Runway Blues”が味変として機能していたりと、
繰り返し手に取りやすい作品になりました。
ちなみに紙ジャケはエンボス加工が施されていて、ここにも格調高い雰囲気が出ています。

Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)
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The Ballad Of Darren / Blur (2023)

The Ballad Of Darren / Blur (2023)

前作“The Magic Whip”(2015)から8年ぶりとなるBlurの新作アルバム。
こちらも2023年7月21日発売。
英国の写真家マーティン・パーの手による、カラフルなようでどこか不穏なジャケットが目印。
資本主義的享楽のシンボルとしてのプールと、その外側に厳として存在している現実の寒々しい世界のコントラストが心を揺さぶります。現代社会の歪みに対して、そこに生きる我々は否が応でも目を向けなければいけないのだ、というコンセプトをうまく伝えたものになっています。
さらにこのアルバム、本編だけでいえばなんと10曲36分
短く聴きやすいアルバムですが、そのテーマを味わうと穏やかではいられない。
Blurの、そしてポップミュージックの妙味を感じられる仕上がりなのではないでしょうか。
8/20(日)のサマソニ大阪で彼らを観るときまでに、しっかりと聴きこんでいきたいところです。
日本盤には元々のボーナストラック2曲に加えて“Sticks And Stones”が収録されているほか、
ジャケットのバンドロゴが白色になっているという違いがあります。

The Ballad Of Darren (Deluxe) / Blur (2023)
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The ReconstruKction Of Light / King Crimson (2019)

The ReconstruKction Of Light / King Crimson (2019)

ダブルトリオ(6人)体制から、ダブルデュオ(4人)体制となったKing Crimsonの、
“The ConstruKction Of Light”(2000)を再構築したアルバム。

ダブルデュオ体制の時期の音源を収めた、クリムゾン40周年記念シリーズのボックスセットのひとつ
“Heaven & Earth”の目玉的なアルバムで、
本作に関してはボックス以外の形態でも発売されています。
そして2023年7月26日、本作が「SHM-CDレガシー・コレクション1980」と題した
クリムゾンの廉価版再発シリーズに加わったことで、さらにお求めやすくなりました。

ドン・ガンによる2019年版ステレオ・ミックスで、
元々はV-Drumsを使用していたパット・マステロットのドラムを、
本人が新しく叩きなおした生ドラムに差し替えているところが最大の変化です。

本作はサブスクにも無いため、完全なる初体験の状態で聴いてみると……
全然違う!!!!!!!!!

新ミックスとドラムの差し替えでここまで印象が変わるのか!という新鮮な驚きがあります。
1曲目の“ProzaKc Blues”の入りのドラムパターンからそもそもガラッと変えているため、
元の”The ConstruKction Of Light”に慣れている方ほどより新鮮な驚きを味わえること請け合い。

とはいえ元のアルバムが完全な劣化版なのかと言われるともちろんそんなわけもなく、
あのミックスやV-Drumのループも、2000年のクリムゾンの音の進化を閉じ込めている大事な構成要素なわけで。
特に“Into The Frying Pan”のような曲に関しては、
生ドラムになったことに伴いV-Drumで鳴っていた雑多な音が減ったことで、
原曲にあったいい意味での「胡散臭さ」が減退して薄味になった感覚もなくはないです。
(ただ単に自分が原曲が好きだったからというだけかもしれませんが……)

クリムゾンに魅せられた方々による議論も参考にしつつ、
これからさらに聴きこんでいけたらと思っています。

The ConstruKction Of Light / King Crimson (2000) (再録版は現状サブスクに無いのでこちらで。これも傑作!)
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おまけ:日本盤特典

Greta Van Fleetのニューアルバムにはクリアファイル、
Blurのニューアルバムにはポストカードがそれぞれ付属。
タワーレコードさんいつもありがとうございます。

Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)
特典クリアファイル
Starcatcher / Greta Van Fleet (2023)特典クリアファイル
The Ballad Of Darren / Blur (2023)
特典ポストカード
The Ballad Of Darren / Blur (2023)特典ポストカード

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