MÅNESKIN - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Sat, 08 Feb 2025 16:51:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg MÅNESKIN - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【年間ベスト】 年間ベスト2023を振り返る①(ベストアルバム部門TOP3、ベストライブ編) https://tashinami-musiclog.com/2025/01/14/annual-best-2023-best-album-top3-best-live/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/14/annual-best-2023-best-album-top3-best-live/#respond Mon, 13 Jan 2025 15:57:02 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2725 年始めということで過去の年間ベストとして挙げていたアルバムを振り返る企画。遅くはなりましたが今回は2023年編。 個人的には弊サイトを開設した年でもあるわけですが、忙しさにかまけてかこの年の年間ベストの資料が一番少ない& […]

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年始めということで過去の年間ベストとして挙げていたアルバムを振り返る企画。
遅くはなりましたが今回は2023年編。

個人的には弊サイトを開設した年でもあるわけですが、
忙しさにかまけてかこの年の年間ベストの資料が一番少ない……
と言うより結局9枚に集約できなかったので放り投げていたような気も。
振り返ってみると自分でもいい加減だなと思いますが、
せっかくいいアルバムが多かった年でもあるので、
ひとまず第1弾として、この年のFM802″ROCK ON AWARD 2023″の
ベストアルバム部門TOP3・ベストライブ部門への投票内容を、
一部加筆したうえでランキング形式で残しておきます。

他のアルバムに関しては順不同で選出自体はしているのでそちらは第2弾に。
(第2弾はこちら)

ベストアルバム部門3位
初期から連綿と続いていた「色」シリーズから脱却した
スラッジ、ストーナーメタルの雄BARONESSの新作。
まさに第2章の幕開けとも言うべき素晴らしいアルバムでした!

先行シングルの“Last Word”から完全にKOされましたし、
気怠くも熱さのある“Beneath The Rose”“Shine”など、
芸術性と大衆性の塩梅が絶妙で引き込まれました。
「フィジカルで所有する」ことの良さを感じさせてくれる、
ジョン・ベイズリー(Gt, Vo.)本人による美麗なジャケットは、
今作においてもその世界観の構築に一役買ってくれています。

Stone(サイン付き)

実は今作、Twitter上のキャンペーンでメンバーのサイン入りLPが当選!宝物です。
クリアヴァイナルに絵の具を散らしたような意匠も秀逸。

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ベストアルバム部門2位
7thアルバム“The Stage”(2016)からの長いブランクを経て現れたのは、
衝撃の進化を遂げたアルバムでした。

彼らA7Xの、多種多様な音楽性をごった煮にして突き進むというスタンス。
これに関しては初期からずっと一貫しているのではないかと思っています。
ただ、ここまで柔軟に雑多なジャンルをまとめ上げ、
ハイクオリティなコンセプトアルバムを作り上げたのは驚きというほかありません。
アルバムトータルでの圧倒的な芸術性と、
シニスター・ゲイツ(Gt.)のマルチプレイヤーとしての素晴らしさも見事でした!

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ベストアルバム部門1位
今年の音楽界を代表するアルバムとしても文句なしの一位!
このアルバムとそれに伴うツアーで、
完全に世界のトップアーティストの仲間入りを果たした感があります。

都会的な雰囲気も帯びた“OWN MY MIND”に始まる17曲の大作。
多くの曲を詰め込みつつも、全てにライブ映えするフックがあって、
全体を聴いても散漫になっていないのは驚異的!
“MAMMAMIA”以降のラスト3曲を既発のシングル曲で固めたことで、
アルバム本編の空気感を乱さないようにしているのも好感が持てます。
そして全てをまとめ上げるバラード“THE LONELIEST”の存在感も光る一枚。
ライブでもトーマスの長いギターソロも含めて、
アンコールに欠かせないピースになりました。

11月リリースの完全版“RUSH! (ARE YOU COMING?)”で追加された新曲5曲も高品質!
この年断トツで聴きまくったアルバムです。

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ちなみにベストライブには、
ベストアルバムと同じくMåneskin神戸公演に投票。2年連続ですね。
以下に当時の詳しい感想も残しています。

ベストライブ部門
Måneskin(神戸ワールド記念ホール)
ダミアーノの声の調子は万全ではなかったとはいえ、
その分色気が増したところもありましたし、
アンコールの“The Loneliest”でのシンガロングは素晴らしい一体感がありました!

曲と曲の間に挟まるインストや、アウトロで長めにとられるギターソロなど、
強靭なバンドアンサンブルもたっぷり楽しめましたし、
見た目にも演奏にも華があるという無敵状態。
個人的にはイーサンのドラムの重みがBON JOVIのティコを彷彿とさせました。
彼らもBON JOVIのように、日本も世界も制覇するバンドとして愛され続けてほしいです!

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(さらに追加で10枚を選出した第2弾はこちら)

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【年間ベスト】年間ベスト2022(今年の9枚+1)を振り返る https://tashinami-musiclog.com/2025/01/03/annual-best-2022-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/03/annual-best-2022-9-albums-of-the-year/#respond Thu, 02 Jan 2025 17:40:22 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2678 今まで自分が発信してきた「#今年の9枚」を振り返ってみる企画。今回は2022年編です。 このあたりから社会人になったこともあり、特にCDをガサガサ買い漁るように。年間ベストのセレクトに関しても、いろいろ聴くようになっただ […]

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今まで自分が発信してきた「#今年の9枚」を振り返ってみる企画。
今回は2022年編です。

このあたりから社会人になったこともあり、特にCDをガサガサ買い漁るように。
年間ベストのセレクトに関しても、
いろいろ聴くようになっただけに年々難しくなっている気がします。

Diamond Star Halos / Def Leppard
IMPERA / Ghost 
Back From The Dead / Halestorm 
The Sick,The Dying... And The Dead! / Megadeth 
I Live Too Fast To Die Young! / Michael Monroe 
Get Rollin' / Nickelback 
Patient Number 9 / Ozzy Osbourne 
Unlimited Love / Red Hot Chili Peppers 
The Gang's All Here / Skid Row

2022年版 #今年の9枚(左上から)
Diamond Star Halos / Def Leppard
IMPERA / Ghost
Back From The Dead / Halestorm
The Sick,The Dying… And The Dead! / Megadeth
I Live Too Fast To Die Young! / Michael Monroe
Get Rollin’ / Nickelback
Patient Number 9 / Ozzy Osbourne
Unlimited Love / Red Hot Chili Peppers
The Gang’s All Here / Skid Row

この年は特に中堅~ベテラン勢のアルバムがこれでもかと大豊作で、
上半期からあまりの豪華さにずっと頭を悩ませていた記憶。

4 / Slash Feat. Miles Kennedy & The Conspirators

ここに追加で
4 / Slash Feat. Miles Kennedy & The Conspirators
を入れて、2022年は年間ベストとして10枚チョイスしています。

この年のFM802″ROCK ON AWARD 2022″のトップ3には
1位 IMPERA / Ghost
2位 Diamond Star Halos / Def Leppard
3位 The Sick, The Dying… And The Dead! / Megadeth
を選出しています。
当時の番組ではメガデスとオジーが熾烈な人気投票1位争いを繰り広げていました。

ということで、以下に当時選出した10枚と、その寸評を残しておきます。

現在のバンドの状態を反映したような会心作!
リードトラックの“Kick”が出た時点で、
これは凄いアルバムになるぞと構えていましたが想像以上でした。
曲の充実度、全体の構成含めて素晴らしいアルバムでした。
本編15曲というなかなかの大作ではありますが、
A面~D面というような構成が見て取れる曲の配置になっており、
バラードがブックエンドのようにアルバムを絶妙な位置で引き締めていたのが印象的でした。
個人的に好みだったのはエスニックな“U Rok Mi”
“Slang”(1996)を通過したからこそ出せる味だと思っています。
実は形態によってボーナストラックが異なるのがファン泣かせな一枚でもあったり。

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すっかり世界的アクトに上り詰めた感のあるGhostの5th。
この年自分が一番聴いたアルバムです。(Spotify調べ)
リリースされたのが早い時期だったからでもありますが、
前作“Prequelle”(2018)の親しみやすさをさらにパワーアップさせつつ、
中盤にはヘヴィでありつつもディズニー映画のヴィランの曲のような雰囲気のある“Twenties”
ラストには長めのギターソロで〆る曲を配していて隙のない一枚でした!
この音楽性はきっとさらに多くのファンを獲得してくれるものと信じています。

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……と思っていたらこの年、
Ghostが2019年にリリースした“Mary On A Cross”が、
突然「TikTokの曲」としてバズる!という摩訶不思議な事態に。
2025年1月現在も、Spotifyで調べたところでは
(2位“Square Hammer”にトリプルスコアをつけての)再生回数圧倒的1位。
B面扱いだったにもかかわらず、押しも押されもせぬ代表曲に!

2019年のシングル”Seven Inches Of Satanic Panic”。映画公開に合わせてか、いつの間にか”The Future Is A Foreign Land”が追加に。

しかも9月にはボーカルのパパ・エメリトゥス4世が、あのメイクで始球式に登板!!
“IMPERA”で堂に入ったアリーナロックを聴かせてくれたGhostですが、
次のKISSのようなポピュラリティを獲得するのは彼らなのかもしれません…!
日本での人気も何とかここまで高まってくれないものか……再来日希望!
以下はライブ映画“Rite Here Rite Now”のサントラ(ライブ盤)。

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驚異の歌唱力を誇るリジー・ヘイル率いるHalestormの5th。
1曲目に据えられたタイトル曲“Back From The Dead”の強烈なシャウトでKO。
その後の曲もミッドテンポ主体ながら強靭なグルーヴと声の説得力で聴かせてくれます。
そして本編ラストのピアノ弾き語りで綴られるバラード“Raise Your Horns”は、
ロックを愛するファンに捧げられた感動必至の名曲。

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同年にはボーナストラックを追加したデラックス盤も発売。
“Mine”“Wannabe”など、キャッチーな曲が多いのでこちらも是非。

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1曲目のタイトルトラックから、
“Dystopia”(2015)からタッグを組みはじめたキコ・ルーレイロとのコンビネーションが
さらに進化していることが伝わってきました!
本編ラストの“We’ll Be Back”はバンドの好調を物語るような新たなアンセム。
2月の大阪公演が今から待ちきれません!

2025/01/02追記:
これは当時FM802″ROCK ON”に送った文章なのですが、
まさか2023年の来日公演がキコのいるメガデスを拝める最後の機会となるとは……
バンドは生き物だなとつくづく思わされました。(特にメガデスにおいては)

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ソロになってからもコンスタントにアルバムを発表し続けるマイケル・モンローの現状最新作。
この体制のバンドになってからは5枚目のアルバムにあたります。
ハノイっぽさもある1曲目“Murder The Summer Of Love”に始まり、
スラッシュも客演した文字通りファストなタイトルトラックや、
“Everybody’s Nobody”“No Guilt”といった胸焦がすようなエモーショナルな曲など、
とにかく高品質な曲が揃った良いアルバムです。
大半の曲を手掛けたリッチ・ジョーンズ(Gt.)の手腕に拍手。

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ニッケルバックのニューアルバムですが、
まず今までとはまるで違うテイストのジャケットで驚きました!
ジャケットの雰囲気やリードトラック“Those Days”からは
“Dark Horse”(2008)に収録された“This Afternoon”のレイドバックした感じを連想しましたが、
それだけでなく1曲目の“San Quentin”のような
「このバンドらしい」ノリのよい曲もしっかり取り揃えられていて、
確立されたスタイルを持ったバンドの強さを感じました。
2019年に観たZepp Osaka Baysideでの素晴らしいライブもよかったな……
と改めて思い出したりもしていました。

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ちなみに本作に伴うツアーからは、ナッシュビル公演でのライブ盤も発売。

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評判のよかった前作“Ordinary Man”(2020)に続き、
アンドリュー・ワットのプロデュースのもとで豪華ゲストを迎えたアルバムが早くも登場。
今作発売と前後して亡くなってしまったジェフ・ベックとのコラボ曲2曲を筆頭に、
あのエリック・クラプトンやPearl Jamのマイク・マクレディ、
盟友トニー・アイオミ、そしてお馴染みザック・ワイルドとのコラボ曲がズラリ。
ファン垂涎のラインナップですし、曲の質もしっかりそれに伴っています。
個人的にはジェフ・ベックとのコラボ2曲目の“A Thousand Shades”が一番好みでした。
かなり相性よさそうだと感じたので、もっとこの組み合わせが聴きたかった……

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レッチリにジョン・フルシアンテ(Gt.)が復帰!
というニュースはこの年の目玉でしたね。
しかもこれだけ詰め込んだ復帰作を作っておいて、
同年にもう一枚“Return Of The Dream Canteen”というアルバムまで出してくるとは……
(こちらは全体的にはよりメロウ寄り)

どちらも甘い歌メロとジョンのギターが堪能できる素晴らしいアルバムでしたが、
(エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げた“Eddie”のギターソロは絶品)

個人的には復帰シングルとなった“Black Summer”をはじめ、
ファンキーな“Poster Child”
ストレートに格好良い“These Are The Ways”がある“Unlimited Love”を選出。
とはいえどちらも素晴らしいので、是非併せてどうぞ。

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“Return Of The Dream Canteen”の日本盤はジャケット違い。
ボーナストラックの“The Shape I’m Takin”もキャッチーで魅力的!

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中々新曲を出す動きがないままだったSkid Rowでしたが、
春先にいきなりZPサートからH.E.A.Tのエリック・グロンウォールへのボーカル交代、
そしてニューアルバムの情報が出てきたので、最初は嬉しさより困惑が勝ったのも事実。
個人的にはZPのファンでもあるのでモヤモヤしなくもないですが、
エリックの素晴らしい歌唱力と若くフレッシュなパワーは、
Skid Rowとの相性抜群だったというのもまた正直なところです。
リードトラック“The Gang’s All Here”
サビの”Tick, tick, tick…”が心地よい“Time Bomb”など、高品質な楽曲が目白押し。
そんな中でも“Not Dead Yet”“October’s Song”“World On Fire”の3曲には、
しっかりZPの名前がクレジットされていたのは嬉しいポイントでした。
(よく聴くと彼の組んでいたI AM Iっぽい歌メロも散見されますね。特にAメロ)

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しかし、かつて白血病を克服したエリックですが、
その後も体調の問題はついて回り、残念なことに予定されていた2023年の日本公演は中止。
そして2024年にはSkid Row脱退というショッキングな結果に……
残りのツアー日程はHalestormのリジー・ヘイルがボーカルを務めました。

2024年9月には、Skid Rowでのエリックの姿を収めた“Live In London”が発売。
往年の名曲や新曲を歌いこなす彼のパフォーマンスは圧巻ですし、
中でも“18 And Life”でのドラマチックな歌唱は必聴モノ。

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Slash Feat. Miles Kennedy & The Conspiratorsの4th。
「スラッシュのソロとしての5th」ではなく、これは「バンドとしての4th」。
彼らがパーマネントなバンドであるという認識を持っていることが窺えます。
そんな今作のタイトルの発案者はプロデューサーのデイヴ・コブ。
Rival Sonsの諸作品やEUROPE“Walk The Earth”(2017)を手掛けた人物で、
ライブ感あるアプローチを得意としています。

ということで、今まで以上にラウドなギターと、
目の前で弾いているかのような質感が印象的な一枚に仕上がっています。
日本盤発売が中々決まらず4か月遅れになるというハプニングもありましたが、
このアルバムを引っ提げての来日公演も2024年3月に無事行われました。

今作の白眉は、やはり飼い主を待つペットの心情を歌った“Fill My World”でしょうか。
ライブでは、観客の掲げるスマホに映し出されたペットの写真を眺めて、
時々クスリと笑いながら歌っていたマイルスの姿が心に残っています。

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ちなみにこの年のROCK ON AWARDベストライブ部門には
Måneskin (SUMMER SONIC 2022)を選出。
初出演にしてメインステージになったMåneskinのパフォーマンスは圧巻の一言でした!
4人の骨太なサウンドとステージ映えするいでたち、
全てがまさに今一番熱いスターそのもの!
絶好調のダミアーノは「マイドー!オオサカ!」に始まり「しゃがんで!」、
そして「ガンバレガンバレ!」といった日本語も満載のMCで、
そのエンターテイナーぶりが眩しかったです。
この翌年にはアルバムを引っ提げての再来日、
さらに2024年にはサマソニのヘッドライナーで大成功を収めることになるので恐ろしい……

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【年間ベスト】 年間ベスト2021(今年の9枚)を振り返る https://tashinami-musiclog.com/2025/01/02/annual-best-2021-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/02/annual-best-2021-9-albums-of-the-year/#respond Wed, 01 Jan 2025 17:30:52 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2669 2024年から2025年に移るにあたって、一旦今まで自分が発信してきた「#今年の9枚」を振り返ってみる企画。今回は2021年編です。 2021年版 #今年の9枚(左上から)Hellbound / Buckcherry T […]

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2024年から2025年に移るにあたって、
一旦今まで自分が発信してきた「#今年の9枚」を振り返ってみる企画。
今回は2021年編です。

Hellbound / Buckcherry 
The Battle At Garden's Gate / Greta Van Fleet 
Helloween / Helloween 
Senjutsu / Iron Maiden 
Teatro d'ira - Vol. I / MÅNESKIN 
Let The Bad Times Roll / The Offspring 
Smith/Kotzen / Smith/Kotzen 
The Future Bites / Steven Wilson 
OK Human / Weezer

2021年版 #今年の9枚(左上から)
Hellbound / Buckcherry
The Battle At Garden’s Gate / Greta Van Fleet
Helloween / Helloween
Senjutsu / Iron Maiden
Teatro d’ira – Vol. I / MÅNESKIN
Let The Bad Times Roll / The Offspring
Smith/Kotzen / Smith/Kotzen
The Future Bites / Steven Wilson
OK Human / Weezer

この年のFM802″ROCK ON AWARD 2021″のトップ3には
1.Helloween / Helloween
2.Senjutsu / Iron Maiden
3.Hellbound / Buckcherry
を選出しています。

この年は7人体制HELLOWEENが遂にアルバムをリリースしたのが大きなニュース。
それがきちんと質の高いものになっていたのは大きかったですね。充実の一年でした。
IRON MAIDEN“Senjutsu”も前作に引き続いての2枚組ながらまとまった内容。
Buckcherryを3位としたのは、
ジョシュとスティーヴィー中心の新体制を応援したい!という思いと、
前作“Warpaint”(2019)の若干癖があった音像から軌道修正したことへの評価もあります。
また、MÅNESKINに関しては当時「ベスト新人」の枠で投票していたはず。

以下の寸評に関しては、曲名の表記等以外ほぼ当時のツイートのまま残しておきます。

キース・ネルソン(Gt.)脱退後2作目となる9th。
“Rescue Me”収録の4th“Black Butterfly”(2008)を手掛けた
マーティ・フレデリクセンのプロデュースによる整理された音像で、
冒頭の“54321”“So Hott”の流れでぐっと掴んでくる安定感ある一作。
“Gun”“Barricade”といったリズムの面白さや渋さで勝負する曲もあり、
聴き応え十分の良作でした。

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前作から遥かにスケールアップした2ndアルバム。
壮大で美しいオープニング“Heat Above”から
ラストの大作“The Weight Of Dreams”まで、
聴けば聴くほどに深みを増す曲の宝庫。いい設備で全身で感じたいアルバムです。
“Broken Bells”のラストのギターソロは必聴。

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“Pumpkins United”ツアーを経た7人体制での集大成!
とはいえ懐古趣味に陥っているわけでもなく、
アンディやサシャの曲も冴えている傑作でした。
強度の高い楽曲群を大作“Skyfall”が締めくくる構成も最高、
アンディの書いたバラードがまだ日の目を見ていないそうなので次回作にも期待!

待望のメイデンの新作は日本モチーフ!そして前作同様2枚組!
太鼓の音で始まる“Senjutsu”から先行公開された2,3曲目に繋がる流れも素晴らしいし、
特に長尺曲が居並ぶ2枚目の満足感は唯一無二。
“Coming Home”を彷彿とさせる長いソロのある“Darkest Hour”は特に気に入っています。

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ユーロビジョンにイタリア代表で出場して制覇した映像は感動的でした……!
その“Zitti E Buoni”をはじめ“I Wanna Be Your Slave”“Coraline”
そしてラストの“Vent’anni”と、フックのある曲が目白押しの一枚。
日本盤ではイギー・ポップとのコラボがCD化されてるのが嬉しいですね。

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久し振り度合いではリンプの新譜”Still Sucks”に持っていかれた感もありますが、
こちらも9年振り10枚目の新作。
安定のボブ・ロックのプロデュースで楽しく聴けるうえ、
2021年の情勢ともリンクしたタイトルも絶妙。
タイトルトラックのみならずド頭の“This Is Not Utopia”もクールですし、
4th収録の“Gone Away”のピアノバラードバージョンは必聴。

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メイデンのエイドリアン・スミスがリッチー・コッツェンと組んだら、
(当たり前ですが)爽快感溢れる素晴らしいアルバムができました。
エイドリアンのボーカルがこんなにも良いなんて……というのは嬉しい発見。
11月にEP“Better Days”も出ましたし、2ndにも期待したいところです。

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2025/01/01追記:
2025年3月に、遂に2ndアルバム“Black Light / White Noise”のリリースが決定!
お互い忙しいスケジュールの合間を縫って、しっかり曲作りをしているのが嬉しいですね。
今年の注目作です。

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何と言っても本作のリードトラック“Personal Shopper”に圧倒されました……
物欲をあの手この手で喚起してくる現代社会への痛烈なメッセージソングであるこの曲。
歌詞ではボックスセット商法を批判しつつも、
自身は自身で”Steven Wilson Remix”商法でそれらに加担していると言えなくもない現実。
皮肉ではないですが、そういったアンビバレントな側面もあることによって、
楽曲のみならずアルバム全体にも唯一無二の説得力が生まれています。大傑作。

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延期されたアルバム“Van Weezer”の発売を心待ちにしていたら突如現れた一枚。
タイトルが“OK Computer”のパロディなのは言わずもがなですが、
オーケストラをフィーチャーした優しい美メロと、
2020~2021年を切り抜いたような時代性は素晴らしいの一言でした。
のちに改めて発表された、HR/HMへの素朴な憧憬を込めた“Van Weezer”と比べると
サウンドの違いには驚きますが、メロディの良さで芯を通しているので凄いです。

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【ライブレポート】SUMMER SONIC 2024大阪Day2(2024/08/18) https://tashinami-musiclog.com/2024/09/06/summer-sonic-2024-osaka-day2-2024-08-18/ https://tashinami-musiclog.com/2024/09/06/summer-sonic-2024-osaka-day2-2024-08-18/#respond Fri, 06 Sep 2024 14:40:44 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2103 目次 遂にMÅNESKINがヘッドライナ―に!猛暑と闘った2日目11:30~ Lauren Spencer Smith(SONIC STAGE)13:00~ NIKO NIKO TAN TAN(MASSIVE STAGE […]

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太陽の塔(背面、サマソニ終演後)

初日にBRING ME THE HORIZON、2日目にMÅNESKINをヘッドライナーに迎えた、
SUMMER SONIC 2024大阪、今回は2日目。
1日目の模様はこちら。

Day 2で観たアーティストは以下の通り。
Lauren Spencer Smith(SONIC STAGE)
NIKO NIKO TAN TAN(MASSIVE STAGE)

Stephen Sanchez (MOUNTAIN STAGE)
ano(MASSIVE STAGE)
Nothing But Thieves(MOUNTAIN STAGE)
Phoenix(MOUNTAIN STAGE)
Vaundy(AIR STAGE)
MÅNESKIN(AIR STAGE)

1日目、2日目ともに晴天には恵まれたものの、
そのぶん猛烈な暑さには苦しめられた2日間でしたね……
真夏の万博記念公園に集結した豪気な音楽ファンの熱気とパワーを感じました。

初日から一緒に行動していた友人に加え、2日目にはMÅNESKINを観るべく妻も参戦。
いつもフェスでは無謀な行程ばかり組んでいた自分ですが、今回は生命維持最優先で。
物販自体は初日に済ませておいたので、今回はお昼前からゆるっと入場。

ということでまずは太陽の塔の裏手、入口に一番近いステージになったソニックへ。
バンクーバー出身のシンガーソングライター、Lauren Spencer Smithをそのまま鑑賞。
ハートマークに”lss”のイニシャルをあしらったロゴと、
ギター(キーボード兼任)とドラムのみというシンプルなバンドサウンドをバックに、
暑さを忘れさせてくれるような伸びやかな歌声を聴かせてくれました。
あとでちゃんと調べてみると自身の撮影したカバー動画で人気が爆発、
“アメリカン・アイドル”への出演歴もあるとのこと。
予備知識まったく無しで臨んだのですが、とにかくうまかったですね。
初めての大阪でのライブ、本人も楽しんでいる様子が窺えてよかったです。

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続いては、友人の薦めでNIKO NIKO TAN TANを観るべく一番端のMASSIVEへ移動。
ちなみに出演は大阪のみなので結構ラッキー。
ボーカル(とシンセとMacbook)とドラムの2人がステージに上がり、
作り込まれたCG映像と楽曲のコンボで30分間たっぷり楽しく踊らせていただきました。
周囲のお客さんも四つ打ちのビートに合わせて芝生で自由に踊っていて、
その光景も含めて多幸感にあふれたライブになっているなと感じました。
この手のアーティストを野外で観る開放感はまた格別。
個人的には終盤に披露された“WONDER”が非常に気に入りました。

こちらは8月7日に出たばかりの1stフルアルバム。
「[キャッチー]で[エッジー]」という宣伝が言い得て妙。

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一旦MASSIVEを出て、水分補給ついでにMOUNTAINをチラ見。
ナッシュビル出身の若手Stephen Sanchezを途中だけちょっと鑑賞。
あまりの暑さに身体がもたなさそうだったので後方の木陰で大人しく聴いてました。
舞洲のMOUNTAINは日陰のない野球場だったのでこの辺は有難かったですね。
どこかノスタルジーを感じさせるエルヴィスのような声質と直球のロックンロールな曲調、
“(Oh) Pretty Woman”のカバーまで披露されていて盛り上がりも上々でした。
これからさらに跳ねそうな予感がするので今度は予習もしてからじっくり観たいところ。

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と言いつつ、あのちゃんも冷やかしに行きたかったので後ろ髪を引かれつつ再びMASSIVEへ。

炎天下という言葉があまりにピッタリの真昼のMASSIVEにあのちゃん登場。
先ほどのNIKO NIKO TAN TANに続きこちらも実は大阪のみ。
「奥から詰めていってください~!」というアナウンスのもと下手側から参戦。
あとからあとから人が増えてきて、最終的には物凄い人だかりになっていたので、
序盤からいて正解でした。MASSIVEから出るだけで体感10分弱はかかった気がします。

個人的にアイマスPとしてはギターのTAKU INOUE氏には頭が上がらないので、
イノタクも含めて拝みに行くか~!と内心ワクワクしながら観に行ってみたわけですが、
実際生で観るあのちゃんかっこよかったですね……。(初見の感想)

ダンサー2人を左右に従えつつ、
中盤の“スマイルあげない”では観客の中に飛びこんで歌う場面も。
ビジュアルと歌の求心力を存分に発揮した良いライブでした。
青のSGを弾きながら誹謗中傷へ堂々とアンサーを返す“普変”には特に痺れましたね。
このあたりのアティチュードにクリープハイプ感があるなと思っていたら、
後で調べてみたら本当に尾崎世界観の提供でした。ピッタリハマってましたね。

紅白でも披露された“ちゅ、多様性。”や渾身のシャウトが光る“絶絶絶絶対聖域”など、
この日一番の猛暑の中とは思えない圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれました。
8/21リリースの新曲“愛してる、なんてね。”もいい曲だったな……
と思っていたらこれも尾崎世界観でした。強い。

ano セットリスト

1.猫吐極楽音頭
2.普変
3.愛してる、なんてね。
4.スマイルあげない
5.ちゅ、多様性。
6.F Wonderful World
7.絶絶絶絶対聖域

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続いては友人の熱烈な薦めで、MOUNTAINでイギリスのNothing But Thievesを鑑賞。
最新作となる4thアルバム“Dead Club City”(2023)の評判がかなり良く、
曰く「カサビアン好きなんでしたら絶対ハマりますよ!」とのことだったので、
これは実際に観てみて体感するしかない!と楽しみにしていたバンド。

実際にライブで観てみると1曲目の“Oh No :: He Said What?”からブチ抜かれました。
ソリッドで適度にメロディも立っていて、なおかつ踊れるという、
まさに自分の好きなUKロックの要素全部盛りでした。これはいいライブ体験!
スクリーンも過度な装飾は一切なしで、
バンドをモノクロで映した映像の中央にバンド名とロゴを一発重ねたシンプルなもの。
これがまた曲の雰囲気にマッチしていてこちらの気分もどんどん乗せられていきました。

しかしこの辺りの時間帯は日差しも強烈で、 
Conor(Gt, Vo)がマイクを持つときに熱そうにしていたのも印象的でした。
日本の夏は相当こたえたと思いますが、どうかまた懲りずにいらしてください……。

4thアルバム“Dead Club City”のデラックス盤は今年リリース。ライブ音源も素晴らしい!

Nothing But Thieves セットリスト

1.Oh No :: He Said What?
2.Futureproof
3.Is Everybody Going Crazy?
4.Tomorrow Is Closed
5.Impossible
6.Welcome to the DCC
7.Unperson
8.Sorry
9.Amsterdam
10.Overcome

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西日が射しはじめ、徐々に夕方の様相を呈してきたMOUNTAINに、
ポップ・ロック・エレクトロを自在に行き来するフランスのPhoenix降臨。
もともとCDも何枚か持っていましたし、直近でもパリオリンピックの閉会式、
そして金曜のSONICMANIAでのパフォーマンスが素晴らしかったので期待値も最高。

その高い期待にもしっかり応えてくれるのが流石のPhoenix。
アメリカでも成功を収めたアルバム“Wolfgang Amadeus Phoenix”(2009)からの
名曲“Lisztomania”で軽快なスタートを決めたところから優勝確定したようなもの。
基本的にはこのアルバムからの曲を多めにしつつも、
その中に最新の7th“Alpha Zulu”(2022)からもインパクトのある曲を持ってきた充実の構成。
と言うかタイトルトラックの“Alpha Zulu”がとにかく耳に残るキャッチ―な出来。
ソニマニの中継を観るまで未聴だったのですが、そこから妻も揃って中毒です。

終盤は1st“United”(2000)からもたっぷりセレクト。
“Funky Squaredance”も聴けたので満足感が大きかったですし、
世代と思しき方々がこのアルバムの曲になるとひときわ盛り上がっていたのも印象的でした。
そしてラストは“1901”。芝生のステージでのびのびPhoenixを聴ける多幸感は格別。
タイムテーブルが当初の予定と変わったことでフルで観られたのもラッキーでした。

Phoenix セットリスト

1.Lisztomania
2.Entertainment
3.Lasso
4.Too Young
5.Girlfriend
6.Alpha Zulu
7.Ti Amo
8.Tonight
9.Rome
10.If I Ever Feel Better
11.Funky Squaredance
12.Trying To Be Cool
13.1901

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マウンテンでPhoenixを観たあとは真反対のメインステージ、AIR STAGEへ直行。
ヘッドライナ―のMÅNESKINがメインではあるのですが、
あわよくばVaundyもチラッとでも観られれば!というミーハー根性で急行したところ、
ちょうどいいタイミングで“CHAINSAW BLOOD”が!
タイアップに応じて多彩な面を見せるVaundyの中でもとりわけハードで熱い一曲。
思い返せばこの日だけで『チェンソーマン』のEDを2曲聴けたことになるんですよね。

「お前らまだやれるだろ?」と観客を煽りまくるスタイルのMCから、
“逆光”“怪獣の花唄”でしっかり盛り上げて準トリの貫禄を見せつけていましたね。
VaundyのライブからMÅNESKINへの流れというのは、
奇しくも昨年のMステと同じ組み合わせだなと思いつつ(Vaundyは中継でしたが)、
ステージのはるか後方までぎっしりの客入りを実現していたのは流石でした。

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MÅNESKIN(AIR STAGE)開演前のステージの様子

そしていよいよサマソニ大阪の大トリMÅNESKINが登場!
初来日となる前回のサマソニ2022で鮮烈な印象を残してくれたので、
次に来るときは冗談抜きでトリか準トリにはなっているのでは?と思っていましたが、
まさかここまで早くヘッドライナーとしての出演が実現するとは!
前回のジャパンツアーは去年の暮れだったので1年も経たずにこうして再び会えるというのも、
日本との親密な関係を感じさせてくれて嬉しいですね。

と、いうことでVaundy終わりにステージ前方に向かうと結構な人の波が。
妻たっての希望でヴィクトリア(Ba.)のお姿を間近で観るべく下手側に移動……
できるかと思いましたがあえなく中央付近でストップ。
とはいえ距離的には十分いい位置につくことができました。

空もすっかり暗くなり、ようやく暑さのことも忘れられた頃合いにライブがスタート!
真っ赤に照らされるステージで、最初の1曲はやはり“DON’T WANNA SLEEP”
間髪を入れずに“GOSSIP”“ZITTI E BUONI”と名曲連打で畳みかけてくる構成、
昨年から続く”RUSH! World Tour”と同じフォーマットでした。

昨年1月に坊主にして話題をさらったダミアーノ(Vo.)も、今やすっかりお洒落なヘアスタイルに。
ここ最近は口ひげをたくわえるようになったのですが、それもセクシーでよく似合ってました。
3度の来日公演で全て違ったスタイルのダミアーノを拝めているのも幸せな話です。

そして何より今回のサマソニで前回と一番違った箇所、
それはダミアーノのコンディションが絶好調だったこと!
前回の来日時には長期のツアーと連日のライブの影響か全体的に声がかすれ気味でした。
それはそれで色気があってグッと来たのですが、
今回のライブでダミアーノの本気を目の当たりにして感動しておりました。
何しろいつも端折りがちな“GOSSIP”のサビの裏声まで完璧にやってくれてましたからね。
その熱い歌唱とエネルギッシュな演奏に動かされて、
周りの観客もどんどんヒートアップしているのが伝わってきました。
2022年のサマソニも大盛り上がりでしたが、それすら凌駕するほどの大歓声と大合唱!
その真っ只中に身を投じることができて本当に良かったです。
“FOR YOUR LOVE”でトーマス(Gt.)が間近にやってきたときの熱狂も忘れられません。

今回のライブは、蓋を開けてみれば、ワールドツアーの内容を踏襲した、
いわば昨年の来日公演のダイジェスト版のような構成。
中間に“Timezone”のようなバラードを挟むことも無く駆け抜けていくセットリストで、
一気呵成に盛り上がる曲を畳み掛けてくる恐ろしい構成でした。これが若さか……。
ヴィクトリアとトーマスは金曜深夜のソニマニに出てから3夜連続のステージですしね。

しかしダイジェスト版といっても、
“GASOLINE”前のヴィクトリアとイーサン(Dr.)による激烈インストパートや、
“KOOL KIDS”での選ばれしファンたちがステージに駆け上がる本編ラストなど、
ライブならではの魅力的な演出はきちんと残っていたので十分楽しめました。

名曲だらけのセットリストでしたが、この日のハイライトを挙げるとすれば、
やはりアンコールで披露された“THE LONELIEST”ではないでしょうか。
E-BOWも駆使したトーマスのギターソロに導かれるこの哀しみのパワーバラードは、
アッパーなセットリストの中にあることでますます輝きを増して響いてきました。
普遍性をもった素晴らしい曲であることが大観衆の中でより際立っていましたね。

最後はお馴染み“I WANNA BE YOUR SLAVE”のおかわりで終了。
ダミアーノの「オオキニ!」までいただきました。これは大阪ならでは!

海外のフェスでは“OWN MY MIND”“BABY SAID”も披露されていたそうなので、
そこに関しては少し心残りではありますが、
神戸ではセトリ落ちした“IN NOME DEL PADRE”がバッチリ聴けたのでそこは満足。
実は今年に入ってそもそも新曲がリリースされていないので、
次回はそこにも期待したいですね。
大観衆を掌握した圧巻のステージでしたが、まだまだ進化の途上なのが頼もしいです。

イタリアの地からあっという間に世界トップクラスのバンドに上り詰めたMÅNESKIN。
日本での宣伝も活発で、マスへの訴求を怠らずに推し進めてくれていたのが好印象。
これは個人的な話ではありますが、サマソニ後にインスタを観てみると、
この人もMÅNESKIN観に来てたの!?となるようなストーリーが数多く上がっていて、
彼らもかつてのBON JOVIのようなスターダムを着々と歩んでいるんだなと実感しました。

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MÅNESKIN セットリスト

DON’T WANNA SLEEP
GOSSIP
ZITTI E BUONI
HONEY (ARE U COMING?)
SUPERMODEL
GASOLINE
Beggin’
FOR YOUR LOVE
I WANNA BE YOUR SLAVE
MAMMAMIA
IN NOME DEL PADRE
BLA BLA BLA
KOOL KIDS


Encore
THE LONELIEST
I WANNA BE YOUR SLAVE

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サマソニ2024 花火

終わってみたらサマソニ2024も楽しかったです!
好きなバンドのみならず、今まで知識不足でノーマークだったアーティストを生で観ることで
ビビッとくる体験が沢山できたので、フェスはやっぱり面白いなと実感しました。
一緒に回ってくれた妻と友人(大学の後輩)にも感謝!また来年!

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【CD購入録】LIVE IN JAPAN – RUSH! WORLD TOUR – / MÅNESKIN (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/08/04/cd-live-in-japan-rush-world-tour-maneskin-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/08/04/cd-live-in-japan-rush-world-tour-maneskin-2024/#respond Sun, 04 Aug 2024 11:17:12 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1769 日本限定!熱い絆を象徴するライブアルバム登場 8月のSUMMER SONICのヘッドライナ―として、もうすぐ来日するMÅNESKIN。昨年の暮れに単独ツアーで来日してからのヘッドライナ―抜擢という、理想的な人気の好循環を […]

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日本限定!熱い絆を象徴するライブアルバム登場

8月のSUMMER SONICのヘッドライナ―として、もうすぐ来日するMÅNESKIN
昨年の暮れに単独ツアーで来日してからのヘッドライナ―抜擢という、
理想的な人気の好循環を作り出そうとしています。
(この辺りはもう一組のヘッドライナ―BRING ME THE HORIZONも同様)

さて、7/31(水)に発売となったそんなMÅNESKINの新音源がこちら。

LIVE IN JAPAN - RUSH! WORLD TOUR - / MÅNESKIN (2024)

LIVE IN JAPAN – RUSH! WORLD TOUR – / MÅNESKIN (2024)

こちら何と日本限定・かつ配信なしのCD限定という超太っ腹仕様!
アルバム“RUSH!”(2023)のときから、ボーナストラックやライブ音源を
何かと日本独自にパッケージしてくれていたわけですが、ついにここまできたかと。

LIVE IN JAPAN - RUSH! WORLD TOUR - / MÅNESKIN (2024)裏ジャケ

内容としては2023年12月3日の有明アリーナ公演2日目の音源なので、
当時WOWOWで生中継されたものと同じですね。
今回のツアーグッズからお馴染みとなった「魔音棲琴」(マネスキン)の文字も激しめに主張。

ド頭の“DON’T WANNA SLEEP”“GOSSIP”の強烈なインパクトや、
ステージに上がった大勢のファンたちと一緒に作り上げた“KOOL KIDS”など、
曲順を見ているだけでも当時の思い出が甦ってきて胸が熱くなります。
ダミアーノの声の調子もあってか、自分が参加した神戸公演ではオミットされていた
“IN NOME DEL PADRE”が改めて聴けるのも個人的には有難いです。

LIVE IN JAPAN - RUSH! WORLD TOUR - / MÅNESKIN (2024)特典

そして圧巻なのがこのアイテム数!(特典含む)
2枚組CDのみならず当日のセットリストのレプリカに、
ライブ前後の写真満載のブックレット、
「魔音棲琴」の千社札風のステッカー、
そして”Are you singing?”と題した『マネスキン合唱の手引き』まで盛り沢山!
こちらは今回のライブ盤に収録された曲のサビの歌詞を
カタカナと解説付きで掲載するという気合の入りようで、
サマソニでさらに盛り上がってほしい!という思いをひしひしと感じます。
“ZITTI E BUONI”のような前編イタリア語の曲も大合唱になれば相当にクールですからね。
今回のサマソニのセットリストは果たしてどうなるのか、考えるだけでも楽しくなってきます。

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【CD購入録】LIVE IN JAPAN - RUSH! WORLD TOUR - / MÅNESKIN (2024)
特典ポストカード、特典ステッカー

そしてこちらが今回タワレコオンラインで購入した店舗特典。
メンバー4人が着物を着たショットのポストカードと、
タワレコがこの夏プッシュしていく海外アーティストのロゴステッカーまでついてきました。
見ての通りフジロックとサマソニに出演するバンドがズラリ。
若手に混じってノエルのステッカーがしれっとあるのがちょっと面白いですが、
こうやって洋楽市場全体を盛り上げていこうという試みにはグッときます。

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【ライブレポート】MÅNESKIN Rush! World Tour神戸公演(2023/12/07) https://tashinami-musiclog.com/2023/12/26/maneskin-rush-world-tour-2023-12-07/ https://tashinami-musiclog.com/2023/12/26/maneskin-rush-world-tour-2023-12-07/#respond Tue, 26 Dec 2023 01:19:31 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=812 目次 2022年夏の単独~SUMMER SONIC以来、1年ぶりの来日圧巻のステージングで魅せた、熱狂のジャパンツアー最終日MÅNESKIN神戸公演セットリスト(2023/12/07) 2022年夏の単独~SUMMER […]

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2023年1月に3rdアルバム“Rush!”をリリースし、
そのツアー真っ只中の11月にはそこに5曲を追加した“Rush! (Are U Coming?)”を発表……と、
2023年だけでも破竹の快進撃を続けたイタリア発のロックバンドMÅNESKIN

2022年夏には単独来日公演を成功させ、
サマソニのメインステージにも出演したのも記憶に新しいですが、
新譜の出来がものすごく良かったので、来日公演を今か今かと待ちわびておりました。
ちなみに自分はサマソニ大阪に参戦。その圧倒的な演奏力とカリスマ性、
そしてダミアーノ(Vo.)による「ガンバレガンバレ!!」コールにブチ抜かれましたね。

今回の来日では、Mステほか情報番組への出演があったり、
12/5に有明アリーナで行われた東京公演がWOWOWで生中継されたりと、
各メディアの注目度がますます高まってきているのも嬉しいところ。
しっかりWOWOW含めた各番組で予習した状態で神戸公演に臨みました。

今回は彼女とその親友(どちらも豊洲の初単独公演に参戦した猛者)との参戦。
バッチリ有休を取って神戸元町の中華街で楽しみつつ、会場の神戸ワールド記念ホールへ。

神戸ワールド記念ホール

「魔音棲琴(マネスキン)」の4文字があしらわれた日本限定グッズを身に着けたお客さんも多数いましたし、メンバーにも負けないような派手でクールなファッションの方も大勢いて、
自分が普段行くHR/HM系のライブと比べると、やはり若いファンの多さが際立っている印象。
もちろん若者ばかりというわけでもないですが、このバンドの訴求力の高さを感じました。
実際マネスキンの話題を出すと、洋楽に疎い友人からも反応が来ることがしばしばありますしね。

あとはこの公演前後で話題になったのが席の形態の変更ですね。
有明アリーナでは全席指定になっていましたし、神戸公演も当初はその予定でしたが、
その数日前に突如アリーナの仕様が変更。
いくつかのブロックに区切られたアリーナからは椅子が無くなり、
テープで区切られた枠がひとつひとつ割り当てられる形に。
開演後はブロック内では自由に動いてOKだったようです。

メンバーがステージから下りてくる演出も多いですし、
椅子があると揉みくちゃになるので却って危険だからなのか、
はたまたアリーナはもっとわちゃわちゃしていたほうがいいからなのかは不明ですが、
この土壇場での変更はまずバンド側の意向とみていいのではないかと考えています。

客入れBGMはHeartThe White Stripes、来日も近いQueens Of The Stone Age等々。
シンプルにかっこいい曲が多くてライブへの期待感を大いに高めてくれました。
QOTSAはトーマス(Gt.)の気に入っているバンドとしてもよく名前が挙がりますね。

自分の席はスタンドの9列とあったのでどんなものかと思っていましたが、
蓋を開けてみればなんと2階スタンドの最前!
会場の中では真ん中より少し後ろのほうですが、かなり見やすい好位置。
前に人がいないので横の兄ちゃんと一緒にヘドバンし放題でした。

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開演前

今回のツアーはステージに真っ赤な幕がかかった状態でのスタート。
客電が落ちると、尋常でない黄色い歓声の中で、
後ろからの照明に照らされて影だけが映し出されたバンドの演奏が始まります。

DON'T WANNA SLEEP

曲は最新作“Rush!”(2023)の8曲目“DON’T WANNA SLEEP”
原曲はいきなりサビからスタートしますが、ここでは無骨なイントロで会場を盛り上げていきます。
まずイーサンのドラムの一つひとつの音がパワフルで、開始早々圧倒されました。
生で聴くとその一音一音のパワーと安定感は本当に素晴らしかったですね。
そして天井から吊り下げられたマイクを握って”Dance, dance, dance…”と歌い始めるダミアーノ。
“Don’t wanna sleep at all!”の歌詞に合わせて幕がバサッと下りてメンバーがお披露目!

ダミアーノが!ヴィクトリアが!トーマスが!イーサンが!目の前にいる!!!
というとんでもない高揚感のまま、間髪を入れずアルバムのリードトラック“GOSSIP”へ!
ヴィクトリアの得意技、ギターとユニゾンしたシンプルかつ重量感のあるベースラインに痺れます。
スタジオ版ではRATMのトム・モレロがソロを弾いていましたが、
その分今回はトーマスがしっかり弾きまくっていましたね!
MÅNESKINはスタジオ版をコンパクトにしつつも、
ライブではギターソロの時間を存分に取ってくれるのが嬉しいところです。

さらにユーロビジョン2021を制した一曲“ZITTI E BUONI”でますますヒートアップ!
70年代の感覚も残した必殺のリフと2番の高速ボーカルは何度聴いてもほれぼれします。
日本ではUCCのコーヒーのCMにも使われましたね。
前回のツアーでは1曲目に据えていた曲をここに置いてくるあたりがライブ巧者。
ここまでの3曲がシームレスに披露されるというパンチの強さに、彼らの楽曲の充実度が表れています。

ここでようやく短いMCが入り、新曲“HONEY (ARE U COMING?)”へ。
MステやDayDay.といったテレビ番組でも披露された一曲。待ってました!となった方も多いはず。
ダミアーノがマイクを向けるとサビのタイトルコールもしっかり大合唱!
次の“SUPERMODEL”もすっかり定番の趣。ライブでワイルドになるトーマスのギターが光ります。
ダミアーノのエモーショナルな歌唱が堪能できる“CORALINE”も素晴らしい出来でした。

そして「みんな一緒に歌ってほしいんだ!」というMCに続いて、
初期から歌われ続けているカバー曲“BEGGIN'”が披露され、ここでも割れんばかりの歓声と大合唱!
曲中ではヴィクトリアがステージから下りて、アリーナの通路をベースを弾きながら歩き回ります!
この日は有明とは違ってツインのおさげがキュートなスタイルでした。写真撮影失敗しましたが。

ヴィクトリアがステージに戻り、ラスサビが終わると新曲“THE DRIVER”へ。
メロディと推進力のあるグルーヴ感が心地良い一曲で、新曲5曲の中でもトップクラスで好み。
この曲は最高音がAと高めなこともあってか、半音下げでの披露でした。

「トーマスのフェイバリットソング!」というお馴染みのMCから始まるのは“FOR YOUR LOVE”
ヴィクトリアの煽情的なベースソロと、それに続くトーマスの長いギターソロがハイライト。
各メンバーのソロで大歓声が上がるのも観ていて気持ちがいいですね。
スポットライトを浴びて気持ちよく弾きまくるトーマスの姿はあまりにも眩しく、
新世代のギターヒーローとしての強烈なオーラを放っていました。ライブで大好きになった曲です。
ちなみにこちらもライブで全音下げで披露されるのは前回のツアーから変わらず。

続いて新曲のひとつ“VALENTINE”がダミアーノの歌に導かれて揺らめくように始まります。
ラストの”All this love~!”の絶唱には圧倒されました。お客さんも聞き入っていましたね。

そしてそのビターなムードをかき消すように、トーマスとヴィクトリアの極悪な音とイーサンの激しいドラムによるジャムセッションからそのまま“GASOLINE”へ。
“Rush!”の中でもひときわ異彩を放つ、ダウンチューニングしたヴィクトリアのベースラインが強烈な曲で、トーマスもアリーナ前方まで出てきてこれでもかと弾きまくっていました。

ここでいったんメインステージからメンバーが去り、
後方の小さなサブステージにダミアーノ、トーマス、イーサンの3人が登場!
トーマスとイーサンの2人がアコギ!ということで曲は新曲“TRASTEVERE”
MVでいきなりアコギを弾いているイーサンが登場した衝撃も忘れられません。

イーサンはこの1曲でステージを下り、
続いてはダミアーノとトーマス2人で“TIMEZONE”を披露。
お客さんもここではスマホのライトを照らしてこの曲を彩ります。
対岸のスタンドのライトが星空のようで美しい光景でしたし、
母国イタリアから遠く離れた日本で歌われたことで、曲にも深みが増したように思います。
このライブで一気に好きな曲になりました。

ここでアコースティックセットは終了、怒涛の後半戦へ。
ダミアーノとトーマスが裏の通路からメインステージに戻る間には、
ベースとドラムのジャムセッションが披露され、ここでも歓声が上がります。
ヴィクトリアの高速ベースリフとイーサンのドラムのコンビネーションは破壊力抜群でした!

ステージに全員揃うと満を持して“I WANNA BE YOUR SLAVE”が炸裂!
お客さんとのコール&レスポンスも完璧でしたね。
後半では恒例の全員しゃがみ→ジャンプがありましたが、確かにこれは全席椅子席だとやりにくそう。
2022年のサマソニでは「しゃがんで」「ガンバレガンバレ!」といった日本語の煽りがありましたが、今回は無し。少し寂しかったですが、バンド屈指のキラーチューンに大盛り上がりでした!

その勢いのまま、邪悪な”I WANNA BE YOUR SLAVE”とも言える“MAMMAMIA”
ダンサブルな新曲“OFF MY FACE”、強烈な歌詞とグルーヴの“BLA BLA BLA”が続きます。
この「踊れるMÅNESKIN」ゾーンの破壊力は凄かったですね!
“MAMMAMIA”の2番終わりのベースラインを弾くヴィクトリアの立ち姿のキュートさには、
この日の中でもトップクラスに黄色い歓声があがっていましたし
(“‘Cause I’m Italiano~!”のボーカルを客に振るダミアーノにはツッコみたくもなりましたが)、
MVのイメージそのままにスタンドマイクで歌う”OFF MY FACE”はライブだとさらにクールでしたし、
間奏なしでギアを上げ続けていく”BLA BLA BLA”の底なしのエネルギーは圧巻でした。
ラストの”HA HA HA HA HA HA HA~!”の大合唱タイムをたっぷりとっていたのも楽しかったです。

体感あっという間でしたが、MCで次が本編ラストであることを告げられます。
(ライブ全体を通してとにかく矢継ぎ早に曲をやるので体感時間が本当に短い!)
ジャパンツアー最終日ということもあり日本への感謝を述べつつ、
今回のツアーの”tradition(伝統)”として本編最後の曲“KOOL KIDS”をコール。
すると会場で事前に選ばれたファンたちがぞろぞろとステージに上がり、
メンバーと一緒に大盛り上がりでサビを大合唱!

一緒に楽しいステージを作っていこうという若さと勢い、傍から見ていてもいい光景でした。
(というか単純に羨ましかったです)
あと有明でも神戸でも共通して、トーマスの周りに陣取った女の子たちが、
ソロを弾くトーマスをぐるっと囲んでケチャの動きをやってて面白かったです。
その輪の中心で一心不乱にソロを弾き倒し、最後は音を出したままギターを置いてステージをあとにする様子もまたトーマスらしくてクールでした。

ここからアンコール。トーマスが1人でステージ中央に上がり、5分弱ほどのギターソロを披露。
チョーキング主体の泣きのフレーズからかき鳴らすような激しいストロークにタッピングと、
次々とかっこいいフレーズを展開していく姿には痺れました。
このギターソロに黄色い歓声が沸いて同世代が夢中になっている、という光景は夢のようでしたし、
ネット上での「ギターソロ飛ばす/飛ばさない問題」など些末なものに思えてきます。

他のメンバーが戻ると、ダミアーノの歌から”Rush!”を締めくくるバラード“THE LONELIEST”へ。
歌詞の普遍性と心を打つメロディの美しさ、そしてトーマスの激しいギターソロ、
どれをとっても一級品のパフォーマンスでした。
ライブでは全音下げで披露されるのですが、その響きにどこか包み込まれるような温かみがあり、
また違った面を見せてくれるのも素晴らしいところ。最後のトーマスの長いギターソロも、いつまでも続いてくれればいいのにと思わずにはいられませんでした。

そして最後は間髪を入れず再びの“I WANNA BE YOUR SLAVE”
前回の単独公演でもこの曲は2回披露されていましたが、
やはりライブのラストはこの曲しかない!ということでしょうか。
しかしキラーチューンは何度やっても最高!ということで2度目のコーレスもジャンプもバッチリ。
約2時間の充実のライブは最後まで大歓声で幕を閉じました。

A guide to the journey with MÅNESKIN

ちなみに終演後には”A guide to the journey with MÅNESKIN”と題した冊子が配布されました。
こちらは日本のファンへのメッセージやメンバー紹介、コラムや写真集と充実の内容で、
まさに一大現象ともいえる彼らの人気ぶりを実感しました。

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1.DON’T WANNA SLEEP
2.GOSSIP
3.ZITTI E BUONI
4.HONEY (ARE U COMING?)
5.SUPERMODEL
6.CORALINE
7.BEGGIN’
8.THE DRIVER
9.FOR YOUR LOVE
10.VALENTINE
11.GASOLINE


~Acoustic Stage~
12.TRASTEVERE
13.TIMEZONE


14.I WANNA BE YOUR SLAVE

15.MAMMAMIA
16.OFF MY FACE
17.BLA BLA BLA
18.KOOL KIDS

~Encore~
19.THE LONELIEST
20.I WANNA BE YOUR SLAVE

有明公演では“OFF MY FACE”“BLA BLA BLA”の間に“IN NOME DEL PADRE”がありましたが、今回はカット。
連日のライブでダミアーノの喉の調子も決して100%ではなかったように見えましたが、
それを補って余りあるパッションとカリスマ性には痺れました!
日本での人気もいよいよ盤石なものとなりつつあるMÅNESKIN。
次なる一手がどうなるか、まだまだ目が離せません!

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