Rock - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Thu, 06 Feb 2025 16:18:49 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg Rock - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【CD購入録】 From Zero / LINKIN PARK (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/30/cd-from-zero-linkin-park-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/30/cd-from-zero-linkin-park-2024/#respond Sat, 30 Nov 2024 07:25:37 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2561 目次 新生LINKIN PARK、ゼロからの再始動!収録内容 新生LINKIN PARK、ゼロからの再始動! LINKIN PARKが女性ボーカルを迎えて再始動!OASIS復活に並ぶロック界のビッグニュースといえば間違い […]

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From Zero / LINKIN PARK (2024)。”NEW ALBUM”の文字が躍る日が来るとは

LINKIN PARKが女性ボーカルを迎えて再始動!
OASIS復活に並ぶロック界のビッグニュースといえば間違いなくこれでしょう。

LAでDead Saraを率いるエミリー・アームストロングを新ボーカルに、
またコリン・ブリテンを新ドラマーに迎えて、
“One More Light”(2017)以来8作目となるアルバム“From Zero”をリリース!

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無期限活動休止といっても実質的には解散に近い形にはなるだろう……と思っていたので、
こうしてニューアルバムを携えての帰還というのは感慨深いですね。

昨年は名盤“Meteora”(2003)の20周年記念盤、
今年に入ってからは未発表曲を含むベストアルバム
“Papercuts – Singles Collection 2000-2023”のリリースと、
過去の総括を積極的に行っていたリンキン。

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活動再開の雰囲気が漂ってくるにつれ、新ボーカルが誰になるかの憶測合戦や、
“From Zero”をアピールすべく行われたWeb上でのカウントダウン
(ここからカウントアップされる演出は「否」寄りの賛否両論でしたが)と、
バンドの一挙手一投足は世界中から注目を集めてきました。

そして新ボーカル、エミリーのお披露目となったライブ“FROM ZERO”と、
その1曲目に満を持して投下された新曲“The Emptiness Machine”
この出来の良さで盛り上がりがさらに加速した感がありましたね。

配信もされたライブ“FROM ZERO”。劇場公開も予定されているとか。
From Zero / LINKIN PARK (2024)裏ジャケ

1.From Zero (Intro) 0:23
2.The Emptiness Machine 3:10
3.Cut The Bridge 3:49
4.Heavy Is The Crown 2:47
5.Over Each Other 2:50
6.Casualty 2:21
7.Overflow 3:31
8.Two Faced 3:04
9.Stained 3:05
10.IGYEIH 3:29
11.Good Things Go 3:32

一気に代表曲の仲間入りをした”The Emptiness Machine”をはじめ、
“Heavy Is The Crown”“Over Each Other”
そして発売直前に公開された“Two Faced”といった新曲はどれも、
フレッシュさと初期を彷彿とさせる懐かしさを兼ね備えていました。
屋台骨としてのマイク・シノダのラップに一段と気合いが入っているのがまた良いですね。

その印象は発売されたアルバム“From Zero”を聴き通しても良い意味で変わらず。
30分台前半という潔いトータルランニングタイムにも好感が持てますし、
3曲目の“Cut The Bridge”も新たなアンセムとなる予感がします。

そして2025年2月には、さいたまスーパーアリーナにて、
2/11(火・祝)、 2/12(水)の2公演が決定!
2/11はマイクの誕生日なので、そこにも特別なものを感じてしまいます。

すっかり「現象」の様相を呈してきている新生リンキン。
ロブ・ボードン(Dr.)は脱退、ブラッド・デルソン(Gt.)はツアー不参加と、
足並みの揃わないところがあるのは少し気になりますし、
故チェスター・ベニントン(Vo.)が築いたものは圧倒的に大きく、
どうやっても戻らない、取り戻しようのないものは確実にあるわけですが、
そんな中でも、LINKIN PARKという名前で再始動していきたいという、
マイクを中心とした当人の思いがあるのであれば、
いちファンとしては彼らの判断を尊重してこれからも応援していきたいところです。

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【CD購入録】 In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968) https://tashinami-musiclog.com/2024/10/30/cd-in-a-gadda-da-vida-iron-butterfly-1968/ https://tashinami-musiclog.com/2024/10/30/cd-in-a-gadda-da-vida-iron-butterfly-1968/#respond Tue, 29 Oct 2024 17:32:33 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2466 目次 1995年リマスターのCD、手の込んだジャケットに注目収録内容余談(友人のお父さんにこの場で感謝を) 1995年リマスターのCD、手の込んだジャケットに注目 ・In-A-Gadda-Da-Vida / Iron B […]

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In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968)

In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968)

Erik Brann (Gt.)
Ron Bushy (Dr.)
Lee Dorman (Ba.)
Doug Ingle (Organ, Vo.)

CDショップでそのジャケットに一目惚れして即購入。
アメリカのサイケデリックロックバンド、Iron Butterflyの2nd。

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何といってもB面を丸ごと使った17分にわたるタイトルトラック
“In-A-Gadda-Da-Vida”が強烈な一枚。
新加入にして当時弱冠17歳!のErik Brannによる怪しげで耳に残るギターリフ、
ハードロック前夜の貫禄のあるオルガン、
そしてドラムソロから始まる、長大でどこか呪術的な間奏……
という重厚でサイケデリックなこの曲、1968年に出ていること自体が強烈。
SLAYERによるカバーも有名なので、メタラー諸氏にもお馴染みかも。

この大曲を2分52秒に編集したシングルバージョンの存在も手伝って、
アルバム自体も世界で3,000万枚も売り上げるという特大の実績を成し遂げています。
70年代に花開いたハードロックやプログレの美味しいところを先取りしつつ、
こうして語り継がれるような確固たる人気まで得ているのは凄いところ。

今回入手したCDは1995年に発売のドイツ盤。
何が凄いかと言うと、その凝ったジャケットのつくり!

In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968)ジャケット1
In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968)ジャケット2

このビフォーアフター、写真でわかりますかね……
CDのジュエルケースの表面に横向きの溝が入っていて、
見る角度を変えることでジャケットにあしらわれた蝶が羽ばたいて見えるという仕掛け。
演奏しているバンドと背景の虹色の泡もしっかり動いています。

同じような細工がジュエルケースに施されたアルバムで思いつくのは
Toolの名盤“Ænima”(1996)くらいなので、これからも探していきたいところです。

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1.Most Anything You Want 3:45
2.Flowers And Beads 3:09
3.My Mirage 4:55
4.Termination 2:53
5.Are You Happy 4:32
6.In-A-Gadda-Da-Vida 17:11


ボーナストラック
7.In-A-Gadda-Da-Vida (Live Version) 18:51
8.In-A-Gadda-Da-Vida (Single Version) 2:53

CD再発盤のボーナストラックは、
原曲よりもさらに長い“In-A-Gadda-Da-Vida”のライブバージョンと、
メインのパートを2分台にまとめたシングルバージョン。

A面の5曲は比較的取っ付きやすいですが、曲自体はしっかりサイケ。
だんだん後半になっていくにつれてギターもオルガンも爆音になっていくのが面白いです。
ということでA面最終曲“Are You Happy”も、タイトル曲と並んで必聴モノ。

In-A-Gadda-Da-Vida / Iron Butterfly (1968)レコード

ちなみにこのアルバムですが、
なんと昨年友人のお父さんにレコードを譲っていただきました。本当に感謝です……
大学の友達を家に招いて深夜に鑑賞会を催させていただきました、
マジで痺れました……!

友人のお父さんには本当によくしていただいていて、
HR/HMの話題で完全に意気投合した結果、
今まで100枚近くレコードを頂戴しているので、
聴きまくりつつ随時ここでも紹介していくつもりです。
(せがんだわけではないです、断じて)

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【CD購入録】2024/7/13① (Aerosmith, Bruce Springsteen, ZEROコーポレーションのHR/HMコンピ盤) https://tashinami-musiclog.com/2024/07/16/cd-2024-7-13-aerosmith-bruce-springsteen-zero/ https://tashinami-musiclog.com/2024/07/16/cd-2024-7-13-aerosmith-bruce-springsteen-zero/#respond Tue, 16 Jul 2024 12:19:22 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1660 目次 前置きDone With Mirrors / Aerosmith (1985)Greatest Hits / Bruce Springsteen (1995)MVP Compilation Series Vol. […]

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例によってまた土曜日にせっせと購入したCDの紹介をば。
久方ぶりに地元の中古ショップに足を伸ばした結果がこちらになります。

・Done With Mirrors / Aerosmith (1985)
・Greatest Hits / Bruce Springsteen (1995)
・MVP Compilation Series Vol. 1 / Various Artists (1993)

・Done With Mirrors / Aerosmith (1985)
・Greatest Hits / Bruce Springsteen (1995)
・MVP Compilation Series Vol. 1 / Various Artists (1993)

Done With Mirrors / Aerosmith (1985)

欲しかったAerosmithの8thアルバムを見つけたので即購入。
ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードの両ギター陣が復帰し、
再びオリジナル編成となって再始動した、いわゆる復活第1作。
「オリジナル編成でのツアーを行った1年後に満を持して出したアルバムの割に、チャートアクションが芳しくなかった」という取り上げ方で話題に上りがちなのが勿体ない……。

Van Halenなどのサウンドを支えたことで知られる、
テッド・テンプルマンをプロデューサーに迎えた作品ということもあり、
エアロのアルバムの中でも整然としたクリアな音のアルバムだなという印象。

ジョー・ペリー・プロジェクトの“Let The Music Do The Talking”のリメイクで始まり、
そこに軽快な“My Fist Your Face”が続くドライブ感ある掴みは魅力的!
と言いつつも、LPには収録されていないラストナンバー“Darkness”が今作の白眉かも。
ダークでムーディーな前半から激しいロックへ、
そこからさらにテンポチェンジを繰り返しながらスリリングに展開していく様は圧巻。
バックで常に鳴っているピアノも、曲を効果的に盛り上げてくれています。

配信版は文字が反転していない新ジャケット。
Greatest Hits / Bruce Springsteen (1995)

一家に一枚。中高生のころ聴きまくってました。
ニュージャージー出身・我ら労働者階級の”ボス”、
ブルース・スプリングスティーンが1995年に初めて発表したベストアルバム。
実家に置いてきてしまっていたのですが、やはり置いておきたくなったので買い直し。

“Born To Run”に始まり、“The River”, “Born In The U.S.A.”と、
人間の在り方や生き方について考えさせてくれ、鼓舞してくれる曲ばかり。

実は後ろ4曲は新曲なのですが、これまたどれも素晴らしい出来!
中でもハードな“Murder Incorporated”はファンにも人気が高いですし、
締めくくりの18曲目“This Hard Land”のハーモニカのフレーズは感動もの。
波乱のアメリカ情勢を思いながら、改めて向き合いたい一枚です。

余談ですが、今年公開されたBON JOVIのドキュメンタリー
“THANK YOU, GOODNIGHT : THE BON JOVI STORY”でも、
ニュージャージーの先輩としての姿が印象的に描かれていましたし、
今でもジョンとの交流を深めていることが分かって嬉しくなりました。

MVP Compilation Series Vol. 1 / Various Artists (1993)

今は無きレーベルではありますが、90年代のHR/HMを支え、
今でも(自分含め)一部メタルファンに熱狂的な支持を誇るZEROコーポレーション。
そのZEROコーポレーションのコンピ第一弾を発見したので即購入。
このシリーズを聴くのは初めてなので楽しみ!
ちなみに”MVP”は”Master Volume Project”の略称です。

MVP Compilation Series Vol. 1 / Various Artists (1993)

収録曲はご覧の通り。しれっとTALISMANの曲が2曲あるのもポイント。
こうして90年代HR/HMを今に伝えてくれるコンピレーションは後追いには嬉しい限り。
「名前は聞いたことがある!」というバンドも多いので、またこれを機に勉強します!

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【CD購入録】Happenings / Kasabian (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/07/13/cd-happenings-kasabian-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/07/13/cd-happenings-kasabian-2024/#respond Fri, 12 Jul 2024 17:46:49 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1599 目次 カサビアンの2年ぶりのニューアルバムが登場!2024年10月には待望の単独来日公演も! カサビアンの2年ぶりのニューアルバムが登場! 2000年代からUKロック界の第一線を走り続けるレスター出身のKasabian。 […]

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Happenings / Kasabian (2024)

2000年代からUKロック界の第一線を走り続けるレスター出身のKasabian
サージ・ピッツォーノがボーカルをとるようになってからは2作目、
前作“The Alchemist’s Euphoria”(2022)に続く8thアルバムが早くも発売されました。

昨年6月というかなり早い段階でリリースされた“Algorithms”をはじめ、
“Call”“Coming Back To Me Good”といった即効性の高い曲が今年に入って次々に先行公開。

アルバム発売直前に公開されたオープニングナンバー“Darkest Lullaby”も含め、
今作でもサージの曲のクオリティはしっかり保たれています。

Happenings / Kasabian (2024)裏ジャケ

フィジカル版では“Darkest Lullaby”のイントロとして
“A Happening”というインストが置かれているのですが、これはサブスク未収録。
完全体のアルバムの世界を味わうためにはしっかりフィジカルで聴いてね!
というバンドからのメッセージかも。
ちなみに日本盤には、ボーナストラックとして
“Coming Back To Me Good (Acoustic Version)”も収録されています。

今作の凄いところは、ボーナストラックを除いた本編が28分という短さであること。
前作の39分も比較的短かったのですが、その記録をはるかに更新する潔さです。
サウンドとしては前作同様電子音マシマシな仕様ですが、
虹色のジャケットにも象徴されるように、曲自体はかなり明るめになっています。
しかし決して軽いだけのアルバムというわけではなく、
中盤には“G.O.A.T”のようなどっしりしたグルーヴで聴かせる曲もありますし、
最後には美しいメロディの“Algorithms”が待っているので満足感は十分にあります。
2nd“Empire”(2006)から続く連続全英1位記録をキープできるかも注目ポイント。

(※2024/7/15追記:めでたく7作連続全英1位獲得!人気の高さを証明しました)

日本盤にはさらにポストカード付き。

Happenings / Kasabian (2024)ポストカード

そして初回生産限定で、ジャケットのステッカーも封入されています。

Happenings / Kasabian (2024)裏ジャケ、ステッカー

2022年には、まさにアルバム発売直後のナイスなタイミングで、
東京ではSONICMANIA、大阪ではSUMMER SONICでの来日公演が実現。
現体制でのライブの仕上がりっぷりが話題になりました。

自分はサマソニ大阪、マウンテンのトリで初めてカサビアンを観たクチなのですが、
“Club Foot”“Ill Ray (The King)”“Underdog”の三連打に始まり、
降りしきる雨の中での“Fire”でみんなが飛び跳ねる大団円まで隙のないステージでした。

トム・ミーガンの不祥事(これも今となっては……という感じですが)ののち、
フロントマンの役割をこなすべく完全に吹っ切れたサージの堂々とした佇まい、
そしてサポートでは元THE MUSICのロブ・ハーヴェイ参加というサプライズ
(やたらこのギターの人歌うまいなと思っていたら素性を知って驚きました、ちらっとTHE MUSICの曲もやってましたしね)と、
あらゆる面で圧倒されたのを覚えています。

そして今年の10月には東京、大阪での単独公演がアナウンスされました!
単独での来日はなんと2012年以来12年ぶりということなので、
なんとしても観ねばとクリマン先行で大阪公演のチケットを入手いたしました。
今からこのアルバムを聴きまくってその日を待ちたいと思います。

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【レビュー】Love Is Strong / The Rolling Stones (1994) https://tashinami-musiclog.com/2024/07/05/love-is-strong-the-rolling-stones/ https://tashinami-musiclog.com/2024/07/05/love-is-strong-the-rolling-stones/#respond Fri, 05 Jul 2024 09:48:56 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1523 目次 アルバム”Voodoo Lounge”(1994)からのシングル第一弾収録曲全曲紹介 アルバム”Voodoo Lounge”(1994)からのシングル第一弾 ストーン […]

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Love Is Strong / The Rolling Stones (1994)

ストーンズからビル・ワイマン(Ba.)脱退後初のアルバム、
“Voodoo Lounge”(1994)の1曲目にしてファーストシングル。

長年ストーンズを支えてきたビル・ワイマンが抜けたのち、
サポートメンバーとしてダリル・ジョーンズが新ベーシストを務めることに。
この体制は現在も続いています。
アルバム2曲目の“You Got Me Rocking”がかなりキャッチ―なこともあり、
この曲は1stシングルとしては弱いか…?と最初は思っていたのですが、
うねるようなグルーヴ感が段々と癖になってくる仕上がりで、
後からじんわりと沁みてきます。

チャーリー・ワッツのドラムとも相性バッチリのこの「うねり」を、
いわば新しい武器として獲得したという宣言ととれるのが、
このシングルの切り方なのではないでしょうか。

Love Is Strong / The Rolling Stones (1994)盤面

収録曲は以下の通り。

1.Love Is Strong (Album Version)
2.The Storm
3.So Young
4.Love Is Strong (Bob Clearmountain Mix)

全曲ミック・ジャガーとキース・リチャーズの共作で、
2、3曲目の“The Storm”“So Young”はアルバム未収録です。

1.Love Is Strong (Album Version) 3:50

チャーリーのドラムに導かれてぬるっと始まる1stシングル。
ミックの抑制のきいたボーカルとそこに絡むブルースハープ、
そして新加入のダリル・ジョーンズのベースの心地よいうねりが支配する一曲。
一聴した限りでは地味にも思えがちですが、じわじわと高揚感を高めてくる構成は流石。
イギリスでは14位、アメリカのビルボードホット100では91位という
派手ではないチャートアクションにもその辺りは表れている気もしますが、
聴けば聴くほどに味わいが深まっていく魅力的な曲だと思います。
のちのベスト盤にはしっかり収録されているので知名度は十分。

2.The Storm 2:50
ミックとキースの共作、アルバム未収録曲その1。
スローでブルージーな曲で、こちらもブルースハープが効果的に使われています。

3.So Young 3:25

アルバム未収録曲その2。
こちらは先ほどのスローでルーズな感覚とはうって変わって、
元気なシャッフルのリズムが心地よい一曲。
ピアノがイアン・スチュアート……?と思ったら、
もとは“Some Girls”(1978)の時期の曲なんですね。
未発表の2曲は両方ともかなり初期っぽいフィーリングがあって、
得意のスタンダードな曲をリラックスしてプレイしているような趣があります。

4.Love Is Strong (Bob Clearmountain Mix) 3:49

ロックファンにはお馴染み?のエンジニア、
ボブ・クリアマウンテンによるリミックスバージョン。
ここではドラム(特にスネア)を強調して、
ミックのボーカルにエフェクトを気持ち強めにかけた仕上がりなのが特徴。
最初のスネアのフレーズからリフに入るときに裏で声が入っているのもポイント。
ミックが声を張り上げるところのエフェクトのかかり具合には賛否あるかもですが、
良くも悪くも原曲の特徴であるもっさり感は払拭されている気がします。

アルバム“Voodoo Lounge”(1994)。曲の質がおしなべて高く、個人的にはかなり好きな一枚。
3曲目の“So Young”はここでも聴けます。

こちらはめでたくグラミー賞も受賞した最新作。

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