スターダスト☆レビュー - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Thu, 06 Feb 2025 17:00:49 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg スターダスト☆レビュー - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー『関西えこひいき☆ありがとうライブ』Day1 (2024/09/07) https://tashinami-musiclog.com/2024/09/08/live-stardust-revue-kansai-ekohiiki-day1-2024-09-07/ https://tashinami-musiclog.com/2024/09/08/live-stardust-revue-kansai-ekohiiki-day1-2024-09-07/#respond Sun, 08 Sep 2024 10:02:29 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2234 目次 日頃の応援への感謝を込めた、特別な「えこひいき」ライブ!『関西えこひいき☆ありがとうライブ』Day1 セットリストおまけ:大規模オフ会でまさかの「えこひいき」 日頃の応援への感謝を込めた、特別な「えこひいき」ライブ […]

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー『関西えこひいき☆ありがとうライブ』Day1 (2024/09/07) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>

サマソニ2Daysの感想を何とか書き上げた直後ではありますが、
大阪城野外音楽堂で行われたスターダスト☆レビューのライブを観てきたのでその感想をば。

今回の公演、正式名称は
関西スタ☆レビコンサート事務局結成20周年記念
『関西えこひいき☆ありがとうライブ』というもの。
毎度のごとくツアーで多くの会場を精力的に回るスタレビのために、
関西地区ではなんと4社ものイベンターさんが協力して
「関西スタ☆レビコンサート事務局」を設立、積極的に活動を支えてくださっています。
そもそもイベンター各社がこうして協力しているのも異例中の異例なことで、
実際このような体制がとられているのも関西地区のみだそうですし、
これはスタレビの人徳のなせる業といってよいのではないでしょうか。

スタレビ フラワースタンド
(FM COCOLO, 日本コロムビア, FM大阪)

会場の大阪城野外音楽堂の外には、それぞれ
FM COCOLO、日本コロムビア、FM大阪からのフラワースタンドが。

大阪城野外音楽堂(開演前)

今回のライブは野外で15時開演というかなり日差しが強い中でのスタート。
客入れのBGMはSly & The Family StoneやNeil Diamondなど、雰囲気を高めてくれる良い選曲。
開演直前にBON JOVIの“Thank You For Loving Me”が流れたのが予想外で驚きました。

開演してメンバーが登場すると、アカペラでの“Amazing Grace”がスタート!
と思いきや、要さんを筆頭にメンバー全員がぞろぞろと客席のほうへ移動し、
5人散らばっての披露となりました。
メインを張る要さんがマイクを持たないほうの手で指示を出して、
距離が物理的に離れていても最後まで完璧に合わせていたのが流石のひとこと。
ちょうど自分の席がほぼセンターだったので、要さんの生の声まで聴けて嬉しかったです。

ステージに戻った5人。今度は楽器を構えて、
“Brand-New Wind”“たそがれラプソディ”“Thank You”と3曲を立て続けに演奏。
初期の曲をこうした順番で演奏したのは、
かつて万博公園お祭り広場のステージで披露したセットリストの再現とのこと。
初めてチケットを売り切ったのもここ、というエピソードからも関西への思い入れが窺えました。
ちなみにバンドの中でも一番動きが大きい岡崎さんですが、
今回はサンバホイッスルを吹いた後にブンブン振り回していたのでちょっと笑いました。

この日は『関西えこひいき』ならではの、関西に関連したエピソードを絡めた曲が続きます。
続いては『熱闘甲子園』のテーマソングに選ばれた“Find My Way”と、
何と要さんの飲み友達でもあるという元阪神・下柳剛投手の登場曲“RUNNING”
「『熱闘甲子園』のテーマソングに選ばれたんですよ~!」というMCへの反応が思わしくなく、
暑いのはわかるけど!ともう一回仕切り直しを要求する要さん。
なお下柳さんに関しては、今回のライブのことを伝えたら「行けたら行く」という
なんとも大阪ならではの返答だったというのが面白かったです。
「日替わりだから明日来られてもやりません!」ということでしたが果たして……?
個人的に“RUNNING”に関しては、
フルで聴けたのが地味に初めて(のはず)なので嬉しかったです。
曲全体を通して添田さんのシンセが前面に出ていてかっこよかったですね。

さらに関西のタイアップ枠として、MBSで2005年に放送された情報番組
『っちゅ〜ねん!』のために作ったという“カザミドリ”を披露。
(「下柳には作らなかったけど」とわざわざ前置きする要さん……)
視聴者のコア層である主婦の方に向けた、人生への温かい目線が詰まった素敵な一曲でした。
要さんは「ドラマ」と言っていましたが、
調べてみると当時『ちちんぷいぷい』の前の枠で放送された情報番組だったようです。
ともあれ、まさに関西ならではの超レア曲の登場に周囲が沸き立っていました。

今回披露された“カザミドリ”“いのちのこたえ”のカップリングとして収録。

続いてはすっかり恒例?となった「自然発生的な合唱」に導かれての“今夜だけきっと”
そして「ラララ~」のコーラスが美しい“愛の歌”を連続で披露。
大阪のお客さんのノリのよさ、コーラスの声の大きさに驚いてくれたのは嬉しかったですね。

続けてはアコースティックコーナー!
5月に高槻で行われたアコースティックライブの話題もチラッと出しつつ、
アコースティックセットがどれだけシンプルかを証明すべく、
何とイベンター各社の社長さんにセッティングをお任せすることに。
一言ずつ感謝に加えて、これからも何卒!というお言葉もいただいていました。
(ちなみに寺田さんのアコースティックセット用のドラムはオリジナルなのだとか)

曲は“クレイジー・ラブ”“月の輝く夜に”“トワイライト・アヴェニュー”
前回のアコースティックライブでまさに良いな!と思った曲ばかりだったので大満足。
リラックスしつつも揃えるところは完璧!というベテランの真骨頂を味わえる演奏でした。
ストーンズへのオマージュも込めた“月の輝く夜に”はやっぱりグッときますね。

ここからアカペラ……の前に恒例の長いMCタイム。
今回は「関西弁で他己紹介をやってみよう!」というもので、
ついでに「エセ関西弁がどれだけ不快なのか確かめてみよう!」
という埼玉出身のバンドによる謎の悪意までこもったおもしろ企画でした。
「『添田』とか『田中』のアクセントもそもそも違うんだよね?」との前置きに続いて、
意気揚々と柿沼さんの紹介を始める要さんでしたが、段々ロボットじみたアクセントに。
「柿沼さんは嵐でいえば相葉くんや!」への「え~!」の声がやたら大きかったのもハイライト。
要さんの関西弁はさておき、特に後半のサポメン2人は割とナチュラルな感じがしましたね。
一人称が「わて」なんていうコテコテな人はそうそういないので……。
相手にクレームを入れるときのほうが漫才っぽくてそれらしくなるのかもしれません。
(添田さんが岡崎さん宅でアルバムを録音したときのエピソードは傑作でした)
全体的には惨憺たる結果だったため、本日限定でお蔵入り企画となる……そうです。

そしてアカペラコーナーでは、セルジオ・メンデス死去の報道を受け、
追悼として急遽“マシュ・ケ・ナダ”を気持ち短めに披露。
要さん曰く「彼からボサノバという音楽の存在を教わりました」とのこと。

続いては本来予定されていた曲として、
息子を戦地に送る母の深い愛情を描いた“Danny Boy”
「音楽は絵空事かもしれないけれど、それが何か心に残って影響を与えられれば……」
というMCに続いて“不思議なチ・カ・ラ”が披露されました。

ここからはバンドでの演奏に戻り、本編もラストスパート!
JR西日本の近畿圏でのキャンペーンソングとなった“Lonely ≠ Story”も超レアな選曲。
あと一年ズレていたら“クリスマス・イブ”のようになっていたかもしれない、
というエピソードは初めて知ったので面白かったです。

この“Lonely ≠ Story”“SUPER DONUTS”(1987)でも手軽に聴けます。

「盛り上がっていくぞー!」の一声で披露された“還暦少年”も嬉しい選曲!
イントロから印象的なスキャットも皆さんバッチリでした。

そして地味にかなりのサプライズだった選曲が、
本編ラストの“ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ”
「この夏しか聴けない曲です!」ということだったので、次のツアー以降は封印ですかね。
ツアー本編も終了、CDも発売されてからの披露だったのでまさかの「えこひいき」。
野音ではお馴染みのうさ吉・くま吉もコンビで登場、
相変わらず……どころかいつも以上にやる気のないくま吉に場内も大爆笑でした。

ここからアンコール……とはいえ1分そこらですぐにメンバー一同再登場。
なかなか聴けなかった“Baby, It’s You”に続き、
大団円の“道 ~The Song For Us~”で〆。

終演は17:30。終わってみればかなり短く感じましたが、
これでも2時間半はみっちりやっているので何かに毒されているような気持ちになってきます。
(実際いつもより短かったのは確か)
しかし、アルバム鋭意制作中!来年の頭には届けられるかも!というお知らせに加え、
次のツアーは来年3月から!というニュースもあったので期待が高まりますね。

と書いていたら、なんと大阪2日目にはVOHさんが登場、
“ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ”でパーカッションを披露したとのこと!
こちらは6時終演だったそうなので、そのサプライズ用だったのかと納得。
思えばうさ吉、くま吉が野音で登場したのはVOHさんの“星になるまで”のパートですもんね。
これもすべての布石だったのか……というのはさておいて、
VOHさんの演奏をこれから拝める機会が増えるであろうことを喜ぶことにします。
なんと演奏に参加したのは3年ぶりとのこと!いつか会えますように!!

次回の単独公演は岩手県釜石市で開催されるとのこと。
どのようなサプライズとスペシャルなライブが楽しめるか、関心事は尽きません。

1.Amazing Grace
2.Brand-New Wind
3.たそがれラプソディ
4.Thank You
5.Find My Way
6.RUNNING
7.カザミドリ
8.今夜だけきっと
9.愛の歌

~アコースティックセット~
10.クレイジー・ラブ
11.月の輝く夜に
12.トワイライト・アヴェニュー

~アカペラ~
13.マシュ・ケ・ナダ
14.Danny Boy
15.不思議なチ・カ・ラ

16.Lonely ≠ Story
17.還暦少年
18.ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ

~アンコール~
19.Baby, It’s You
20.道 ~The Song For Us~

終演後にはフォロワーさんのご厚意で、大規模なオフ会に参加させていただきました!
全国からいらっしゃっているファンの方も多く、
初めましての方もほとんどでしたが優しく接してくださって嬉しかったです。

そして打ち上げ終盤にまさかのサプライズ。
「煩悩ライブ」大阪編の後に出会ったことがきっかけで結婚した我々ですが、
「新婚さんもえこひいき」と題して、祝福イラストとケーキをいただきました!
ありがとうございます!そしてこれからもどうぞごひいきに……

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー『関西えこひいき☆ありがとうライブ』Day1 (2024/09/07) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>
https://tashinami-musiclog.com/2024/09/08/live-stardust-revue-kansai-ekohiiki-day1-2024-09-07/feed/ 0
【CD購入録】2024/7/13② (スタレビのアルバム2枚をゲット!) https://tashinami-musiclog.com/2024/08/05/cd-2024-7-13-stardust-revue-super-donuts-sola/ https://tashinami-musiclog.com/2024/08/05/cd-2024-7-13-stardust-revue-super-donuts-sola/#respond Mon, 05 Aug 2024 12:54:58 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1767 休日にたまたま地元に行く機会があったので中古ショップに足を伸ばした回……の第2弾。 ↑間が空きましたが一応こちらが第一弾。実は洋楽に飽き足らずこちらのCDも買っておりました。 ・SUPER DON […]

The post 【CD購入録】2024/7/13② (スタレビのアルバム2枚をゲット!) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>
休日にたまたま地元に行く機会があったので中古ショップに足を伸ばした回……の第2弾。


↑間が空きましたが一応こちらが第一弾。
実は洋楽に飽き足らずこちらのCDも買っておりました。

SUPER DONUTS / スターダスト☆レビュー (1987)
SOLA / スターダスト☆レビュー (1993)

SUPER DONUTS / スターダスト☆レビュー (1987)
・SOLA / スターダスト☆レビュー (1993)

しっかりスタレビのアルバムが並んでいたので持っていなかった分をサルベージ!
9月の大阪城野外音楽堂公演にも行くのでその予習としても。

SUPER DONUTS / スターダスト☆レビュー (1987)

1.今夜だけきっと (Symphonic Version)
2.BAD MOONに誘われて
3.君のために…
4.心の中のFollow Wind
5.Lonely ≠ Story
6.Single Night (Long Version)
7.メビウスの瞳
8.もう一度ハーバーライト
9.ダンスはいかが? (Re-Mix)
10.紙飛行機の夢
11.素敵なWink Cat (Re-Mix)
12.トワイライト・アヴェニュー (A Cappella)

スタレビのシングルのみに収録された曲や、リアレンジバージョンを収めたコンピ盤。
シングル曲ゆえ「ドーナツ盤」とかけたタイトルになっている、というのは買ってから知りました。
1曲目の“今夜だけきっと(Symphonic Version)”のイントロの美しさに序盤からうっとり。
ゆったりとした幻想的なアレンジに身を任せているうち、
自然と“BAD MOONに誘われて”に切り替わる序盤の構成も見事です。
“素敵なWink Cat”のリミックスバージョン収録も個人的には嬉しいところ。(好きなので……)
唯一の新曲“紙飛行機の夢”もポップで良い曲でした。作詞・作曲・編曲は三谷さん。

¥1,744 (2025/02/07 00:42時点 | Amazon調べ)
SOLA / スターダスト☆レビュー (1993)

1.木蘭の涙
2.Lovers In The Sky
3.翼にのせて
4.午後のロマンス
5.Rock ‘n’ Roll Blues
6.少年
7.もう一度抱きしめて
8.想い出にたりない
9.Dreaming Again
10.Simple Song

スタレビの代表曲ともいえる“木蘭の涙”や、
ライブでコーラスの大合唱になる“Simple Song”を収録しつつも、
なぜかサブスクには無いアルバムのひとつ。
今年に入ってライブ盤も続々とサブスク解禁されましたがこちらは未だ音沙汰なし。
要するにマストバイです。

(※2024/10/18追記)
他のアルバムとも同時にサブスク解禁されてましたね!
これで存分に聴きこめるというもの!

愛する人を失った哀しみを歌う名曲として、
切々としたアコースティックバージョンも人気の高い“木蘭の涙”ですが、
原曲の魅力はそのグルーヴ感、そして時折挟まれるギターフレーズの熱さ。
(ライブだとさらに弾きまくる要さんが観られるので必見)
エモーショナルな歌唱に絡みつつ終盤までたっぷり見せ場を作るサックスもたまりません。

高揚感あふれる”Lovers In The Sky“や熱さと切実さを感じさせる“少年”
そしてラストに据えられた温かいバラード“Simple Song”に至るまで、
洗練された曲がズラリ。聴いていてとにかく気持ちいいです。
影響を受けた曲名を詰め込みまくった“Rock ‘n’ Roll Blues”にもグッときますね。

¥1,744 (2025/02/07 00:43時点 | Amazon調べ)

The post 【CD購入録】2024/7/13② (スタレビのアルバム2枚をゲット!) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>
https://tashinami-musiclog.com/2024/08/05/cd-2024-7-13-stardust-revue-super-donuts-sola/feed/ 0
【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ア・カペラ & アコースティック編 高槻公演(2024/5/21) https://tashinami-musiclog.com/2024/06/04/stardust-revue-live-2024-05-21/ https://tashinami-musiclog.com/2024/06/04/stardust-revue-live-2024-05-21/#respond Mon, 03 Jun 2024 17:19:01 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1384 目次 新しいホールで迎えた、関西では珍しいアコースティックライブ!近々円盤化予定?カバーも織り交ぜた充実のライブ!スターダスト☆レビュー高槻公演セットリスト(2024/5/21)余談:野外編DVD延期の真相と、「カバーを […]

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ア・カペラ & アコースティック編 高槻公演(2024/5/21) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>

※2024/10/18追記:今回の公演がめでたく商品化決定!
WOWOWでも放送されたツアーファイナルの人見記念講堂での公演とのセットで発売!
入魂のツアーの神髄が味わえるお得なパッケージになっているみたいです。

スターダスト☆レビュー(以下スタレビ)の史上最長・史上最多公演数を誇るツアー、
スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」が遂に先日完結!
そのツアーファイナルとなった5/25(土)の郡山公演では、
なんでも病気療養中だったパーカッションのVOH林さんが遂にステージに立ったのだそうで。
個人的にはこのツアーが始まる前後からスタレビに触れるようになった身なので、
いつか元気なVOHさんのパフォーマンスを観られることを楽しみにしています。

さて、今回自分が観に行ったのは全110公演中の108公演目にあたる、
本編とは一味違った「ア・カペラ & アコースティック編」の大阪・高槻公演。
会場の高槻城公園芸術文化劇場トリシマホールは、なんと2023年にオープンしたばかり。
(「まさかこんなにキャパのある会場とは!本編でもよかったんじゃ?」とは要さん談)
ホールに入ると壁一面から木の良い香りが漂ってきて、癒される空間でした。

高槻城公園芸術文化劇場トリシマホール(外観)
本編終了後に撮影した外観がこちら。近くの公園も整備されていて綺麗でした(写真がこれしか無く……)

今回のライブが行われた5/21(火)は、
アンコールで披露されるメドレーを収録したニューシングル
「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」のフラゲ日ということで、会場のCD売り場も大盛況!
ラプソディ(所属事務所)の鬼木社長直々に「はいこれ!」と手渡されての購入と相成りました。

ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ
「ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ」のシングル。特典のマグネット付き!

今回の席は2階上手側前方、
必要最小限のアコースティックセットが綺麗に見渡せる位置でした。
メンバーの並びも本編とは異なり、
下手から「岡崎さん-柿沼さん-要さん-寺田さん-添田さん」という配置。
サポメン2人の並びが入れ替わったイメージですね。

そして今回はメンバーのいでたちも今までと違い、揃いの薄い青色のスーツでの登場!
「この日はカメラが入っているので、盛り上がっている感じを出しておいてください~!」
という旨の要さんのMCに、会場は早速(笑い交じりの)大歓声!
まだどのような形態での商品化となるかは未定だそうですが、これから楽しみです。

1曲目は本編と同じく“What A Nite!”
ボーカルのハーモニーがいつもより鮮明に聞こえてくるのがアコースティック編の醍醐味。
続く“Thank You”でも、曲のもつ温かみがより強く出ていて良かったです。
この曲では2階席でも立ち上がっている方が多かったですね。

3曲目の“夢伝説”は、ワンコーラスはスローなバラードでの演奏、
そこから開放感ある原曲のテンポに切り替わるという演出が秀逸でした。
要さんの声の伸びがより印象的なアレンジで、聴けてよかった……!と強く思いました。
ずっとスローで通すのかと思わせたところでの曲調の変化もゾクゾクしましたね。

ここからはシングル曲のパート。
今回のコンセプトにピッタリな“クレイジー・ラブ”“はっきりしようぜ”
そして安定した人気の“トワイライト・アヴェニュー”を続けて披露。
中でも”クレイジー・ラブ”や”はっきりしようぜ”での、岡崎さんの八面六臂の活躍は流石。
キレのあるストロークのアコギや多彩な楽器でバンドを引き締めてくれていました。

続く“月の輝く夜に”は、ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のオマージュや、
Aメロのこれでもかと詰め込みまくった早口の歌詞が印象的な曲ですが、
今回のMCで実はかなりの難産で、ギリギリで生まれた曲だったと聞いて驚きました。
曲が書けない!という危機的状況からいかにしてストーリーを練り上げたのか、
その過程を克明に話してくださるのは嬉しいですね。

そして小田和正さんとのコラボ「オダ☆レビ」として書き上げた“思い出はうたになった”も、
たっぷりのエピソードトークとともに披露……しようとしたところで歌詞が飛ぶ要さん。
(ここは果たして映像化されたらどうなることやら)
結局2回のやり直しを経て無事歌い上げました。
しかしやはり名曲、「小田さんみたいなメロディが自然と出てきた」というのも納得。

要さんが「スタレビの陰のヒット曲」と紹介するのが半ば恒例の“今夜だけきっと”
「マッキーが”世界に一つだけの花”を歌うときには自然と合唱が湧き起こるのに憧れる!」
「ということで、この曲で自然に合唱してね!」
という不自然な合唱をオーダーする流れに。
ここで会場から自然な笑いが起こるところがスタレビの真骨頂な気もします。
とはいえ会場の大合唱は圧巻でしたし、ファンに愛され続けるこの曲の強さを実感。

ここからはアカペラパート、先日NHKで放送された「The Covers 春Fes」でも歌われた
尾崎紀世彦さんの“また逢う日まで”と、オリジナルの“不思議なチ・カ・ラ”を披露。
この「The Covers 春Fes」で共演した岡村靖幸さんが、
2nd収録の”Alone In The Morning”が好きだと打ち明けてくれたという話にはほっこり。
と言うよりメンバーが一番ホクホクだったとのこと。

続いては、今までに作った打ち込みバックの曲を、
せっかくなら3曲続けてメドレーにして披露しようという、この形態ならではの企画。
中でもSpotifyに無い“楽団”(1994)からの「Let’s Call It “Love”」は、
新参も新参の自分にとってはいわゆる新曲だったわけですが、温かみがあって惹かれました。

“木蘭の涙”はアコースティックバージョンでより歌詞がダイレクトに伝わる名曲。
ちなみにライブ序盤のMCで柿沼さんが「降りてきた」と答えていましたが真相はいかに。

そして個人的にアコースティック編では絶対に聴いておきたかった“Spice of Life”
人生を振り返りつつ未来も見据えた歌詞とともに、バンドの一体感を感じさせてくれます。
原曲をしのぐほどにキレと深みのあるアコギのソロパートも素晴らしかったです。
過去には後半の歌いだしを間違えたものの即興でリカバリーした、という話には驚き。

みんなで両手を左右に振って歌う“Magic ~手をつなごう~”
さらに“ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス”
そして本編ラストの“愛の歌”と、お客さんとも一体になる曲が続きました。
“ブラペ”はツアー本編で”ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ”に組み込まれてはいたものの、
まだライブではフルコーラスで聴けていなかったのでここで聴けて大満足!
自分がいた2階席でも、お客さんが立ち上がってサビを大合唱していたのが良かったです!

アンコールは野外編でオープニングにもなった“東京ブギウギ~銀座カンカン娘”
これは予想外の選曲だったので嬉しかったですし、
東京の曲ではありますが大阪のお客さんの盛り上がりにもマッチしていました。

そして正真正銘のラストには、マイク1本のアカペラで“ふるさと”を披露。
最後の最後まで感謝を口にして去っていくスタレビメンバーを、
大阪のお客さんは温かい拍手で見送る、そんな素敵なひとときでした。

1.What A Nite!
2.Thank You
3.夢伝説
4.クレイジー・ラブ
5.はっきりしようぜ
6.トワイライト・アヴェニュー
7.月の輝く夜に
8.思い出はうたになった
9.今夜だけきっと
10.また逢う日まで
11.不思議なチ・カ・ラ
12.一秒も離さない~Let’s Call it “Love”~季節を越えて
13.木蘭の涙
14.Spice of Life

15.Magic ~手をつなごう~
16.ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス
17.愛の歌

~アンコール~
18.東京ブギウギ~銀座カンカン娘
19.ふるさと

WOWOWでも放映された日比谷公園大音楽堂でのブギワン野外編のDVDについて。
当初の予定から2か月ほど発売が延期になったのですが、
その真相は、アカペラで披露した故バート・バカラック作曲の“雨にぬれても”の許諾が、
死後に権利保有者が移ったこともあって中々おりなかったからなのだとか。

カバー曲を演って商品化までこぎつける際には、
歌詞の改変は許されないのでしっかりチェックされている、とのこと。
そして「その許諾がなんと昨日出ました!!」という嬉しい報告も。
傘を持ちながらのアカペラが素晴らしかったこの曲も、
なんとか無事めでたく収録となるそうです。

さて、カバーといえば今回のアンコールのメドレーも当然カバー曲なので、
通常はその土地土地に合わせて歌詞を変えて歌うところも、
グッとこらえて原曲の通りに披露することに。

さらに言えば「歌詞の改変」がNGということは、
当然歌詞を飛ばしたり間違えたりもNG!ということ。
……何が起こったかはこれ以上は書きませんが、
アンコールではこの日一番の笑いと歓声で会場が包まれました。
商品化されたときが今から楽しみです。

しかし「2022~24」という尋常でない長さの全国ツアーも、
終わるころになるとあっという間だったように感じてしまうのが不思議なところ。
自分は(彼女の影響もあって)このツアーから本格的にスタレビを聴くようになり、
さらにはご厚意もあって今回のツアーのうち4公演を観に行くことができたわけですが、
「高い音楽性と低い腰」というアティチュードと、
その圧倒的なエンターテインメント性には本当に頭が下がります。
VOHさんの完全復帰の日もそう遠くないはず、次はどうやって驚かせてくれるのか!
楽しみな日々がきっとまたすぐにやってきます。

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」ア・カペラ & アコースティック編 高槻公演(2024/5/21) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>
https://tashinami-musiclog.com/2024/06/04/stardust-revue-live-2024-05-21/feed/ 0
【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」下松公演(2023/11/26) https://tashinami-musiclog.com/2023/12/18/stardust-revue-live-2023-11-26/ https://tashinami-musiclog.com/2023/12/18/stardust-revue-live-2023-11-26/#respond Sun, 17 Dec 2023 16:54:34 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=769 目次 日本屈指のライブバンドは、ツアーのスケールも桁違い流れ星にまつわる伝説の地・下松での、充実のライブスターダスト☆レビュー下松公演セットリスト(2023/11/26)~ここから余談~ 日本屈指のライブバンドは、ツアー […]

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」下松公演(2023/11/26) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>

40年を超える活動期間の中で、その高い音楽性(と低い腰)、エンターテインメント性から
「日本屈指のライブバンド」との呼び声高いスターダスト☆レビュー(略称スタレビ)。
外面は一応メタラーで通している自分ですが、
実は(彼女の影響で)今年に入ってから計3回、ライブに足を運んでいたりします。
今回も彼女とその御母様と3人で参戦。この場を借りて御礼申し上げます。

現行のメンバーは
根本要(Gt, Vo)、柿沼清史(Ba, Vo)、寺田正美(Dr, Vo)、林”VOH”紀勝(Per, Vo)の4人。
ここにサポートメンバーとして添田啓二 (Key, Cho)、岡崎昌幸 (Gt, Key, Cho)
の2人が加わっていますが、扱いとしては正式メンバーとほぼ変わらず。
スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」
と題された今回のツアーは、同名の初期曲再録ミニアルバムを引っ提げ、
過去にリリースした様々な楽曲を披露して、お客さんに楽しんでもらうことをコンセプトにしたもの。
地域性をセットリストに反映させる日替わり要素や、要さんの軽妙なMCも手伝って、
初見でも楽しめるうえに、何度通っても飽きない絶妙なバランスでのライブを展開してくれています。

しかし何度観ても強烈なのはこのツアーの開催期間、
「2022~24」という驚異の数字!
つまり2023年は日本全国を股にかけたツアーに丸々費やしているわけですからね。
このロングスパンで約100公演をこなすということで、
ツアースケジュールを見ると本当に物凄いペースで日本中を飛び回っています。

さらに、今年の5月の香川公演からはそれと並行する形で、
“「ブギウギ ワンダー☆レビュー」 野外編 with んなアホなホーンズ” を開催、
ホーンセクションを従えて、本編とは全く違ったセットリストでの公演を実施!
最終日の東京・日比谷野外大音楽堂でのライブはWOWOWでも生中継されました。

実は香川公演には足を運んでいるのですが、野外の開放感とマッチしたゆったりと合唱できる曲や、
コアなファンに向けた選曲も織り交ぜられていて、これもまた素晴らしいライブでした。

さぬき市野外音楽広場テアトロン
香川公演の会場、さぬき市野外音楽広場テアトロン。まるでギリシャの風景のようで良いところでした

(※セットリストへの言及あり)
さて、そんな長いツアーも今回の山口県・下松公演までで70%ほど消化した状態。
つまりツアーにも慣れて脂が乗りまくっている時期!かどうかは定かではないですが、
今回も絶好調のライブが観られましたので、今年からのファンですが軽くご紹介まで。

会場はスターピアくだまつ 大ホール。キャパは1,000人ほどで勿論満員御礼。
ちなみにこの会場の名前は「下松」と言う地名の由来である、
松の木に星が降ってきてお告げをくださったという推古天皇の頃の伝説からきているのだそう。
(さながらスタレビの聖地ですね!とお客さんからのメッセージが届いたことで、
メンバーも今回初めてそのいわれを知ったんだとか)

ライブは日曜ということもあってか、16時開場・17時開演というタイムテーブルでした。
早めの開始とはいえ、スタレビのライブは驚異のサービス精神で毎度3時間近くにわたるのがお約束。
この日程でさらに毎回このボリュームなので、もう本当に頭が下がります。
自分の座席は上手の4列目。
サポートギター兼キーボードの岡崎昌幸さんに激近なポジションでの鑑賞でした。

今回の1曲目は“What A Nite!”
中央に大きな階段が作られたステージで、
メンバーそれぞれにスポットライトがあたっていく演出でスタート。
皆さんのハーモニーも光る、このツアーのコンセプトにピッタリなオープニングです。
その流れを汲み、陽気な“銀座ネオン・パラダイス”“噂のアーパー・ストリート”という、
最新作となる初期曲再録盤『ブギウギ ワンダー☆レビュー』(2022)からの選曲が続きます。
“銀パラ”ではメンバーがホーン隊に扮する映像が流れたり、
“噂のアーパー・ストリート”ではパーカッションの林“VOH”紀勝さん
(喉頭がん治療で現在休養中)による軽快なダンスが映し出されたりと、
楽しい趣向が盛りだくさんのバックの映像もライブを盛り上げるのに一役買っていました。
続く“Northern Lights-輝く君に-“も完成度の高い名曲のひとつ。
清涼感あふれるシンセのイントロから心を掴まれます。グッと盛り上がるサビも大好き。

ここからはこのツアーの醍醐味、今までの楽曲を振り返っての日替わり選曲コーナー。
毎回メンバーが各自持ち寄った曲を提案するスタイルで、シングル曲・アルバム曲に分けての紹介。
ヒットシングルに恵まれていないことを強調しつつ、
「知らない曲は新曲と思え!」とみんなに唱和させる一幕もありました。
シングル曲からの選曲は以下の通り。
“もう一度抱きしめて”(柿沼さん:スターピアが開館30周年なので30年前の曲を)
“ワイン恋物語”(要さん:山口といえば獺祭!お酒がらみの曲はこれくらいしかなかった)
“Stay My Blue-君が恋しくて-“(添田さん:下松の名所・笠戸島の美しい青い海が続いてほしい!)

山口での初めてのライブはシーナ&ロケッツとZIG ZAGとの対バンだったというエピソード
(シナロケのライブではスピーカーが破れたんだとか……)や、
社長の古希を祝うパーティーで高いグレードの獺祭を出したら、普段は飲まないメンバーやスタッフまで大勢寄ってきて結局飲めずじまいだった!というエピソードが個人的には面白かったですね。
なお、饒舌に笠戸島の紹介をしていた添田さんでしたが、行ったことはないので全部想像!とのこと。
3曲ともゆったりとしたムードでしたが、曲ごとに表情が変わるので飽きずに楽しめて大満足。
要さんの歌唱とギター、そしてバンドの音の厚みをたっぷり味わえました。

シングル曲紹介が終わると今度はアルバム曲部門の紹介へ。
“星空のアリーナ”『ONE & MILLIONS』(1990)より。
(寺田さん:周南コンビナートの工場夜景は日本屈指!という理由)
“太陽の女神”『太陽のめぐみ』(2009)より。
(岡崎さん:初めてスターピアに来たのがこのアルバムのツアー)

ちなみに”星空のアリーナ”を選曲した寺田さん自身は、
特に周南コンビナートの夜景を見たことがあるわけではないとのこと。
先ほどの添田さんと同じパターンに要さんも苦笑、とはいえ演奏はノリノリ。
個人的には野外編でも披露された”太陽の女神”がここでも聴けるとは思わなかったので収穫でした!
お客さんも「ラーラララ…」のコーラスと踊りでしっかり応えていました。
そのあとはVOHさんが映像で出演し、VOHさん枠として“今夜だけきっと”を披露。
初めてのスタレビのライブだった3月の広島公演では気づけませんでしたが、
しっかりVOHさんのパーカッションやコーラスも同期音源に組み込まれていたんですね。
コンガと等身大パネルが上手側に毎回律儀に置かれるのにも愛を感じます。

再び『ブギウギ ワンダー☆レビュー』(2022)から“紅いハンカチ”が披露されたのち、
アコースティックバージョンの“木蘭の涙”で本編前半は終了。
“木蘭の涙”を披露したあとには、先日亡くなったKANさんへの思いが語られました。
要さんとはつい最近までコンスタントにラジオ番組もされていましたし、
あまりに急なことで自分もショックでした……。この日の歌には特に真に迫るものがありましたね。

ここで前半終了!ということで休憩タイム。
休憩タイムと言いつつも、メンバーの皆さんは掃けずにステージ上でMCとグッズ紹介をバンバンやってくれますし、休憩タイム中は撮影OK!というサービス精神満点な時間だったりします。
この日は「本日の一枚」としてツアー用の機材車の写真を取り上げ、ツアーで日本中を回るうえで
迅速に搬入・搬出をしてくださるスタッフさんへの感謝を述べていました。

また、グッズ紹介では10月に発売されたBD・DVD
『スタ☆レビ40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』の特典のアクリルスタンドを紹介。
初回限定の予定でしたが、やっぱりファンのためにと通常特典になるのだそうです。
108曲を26曲にした「濃縮バージョン」が1月に出ることもアナウンスされました。

休憩明けには恒例のアカペラコーナー。
今回はジャズのスタンダード・ナンバー“Tea For Two”と、スタレビの曲から“ジャスミン”を披露。
愛し合うふたりが将来を思い描く歌と、成熟した愛を描く歌としてのつながりも見事でした。

ライブの後半ではスタレビの持ち味のひとつでもある面白い曲もたくさん登場。
2nd『今宵はモダン・ボーイ』(1982)収録曲で、ゆるい雰囲気が持ち味の“村長さんの娘”
柿沼さんが優しい声でピンボーカルをとる、ゴキゲンな“B型を愛してください”
「煩悩ライブ」両公演のオープニングを飾った“僕らの本能”と、バラエティ豊かに楽しく進みます。
“B型を愛してください”で柿沼さんの代わりに岡崎さんがノリノリでベースを弾く姿もかっこよくて素敵でした。

そしてここで満を持して名曲“夢伝説”が登場。
そこから要さんの弾きまくるギターソロからの“AVERAGE YELLOW BAND”
実は超初期からある楽しいサンバ調の“オラが鎮守の村祭り”と、
盛り上がるナンバーがどんどん続きます。

個人的にはてっきり”Goin’ Back To 1981″が来るかと思っていたので、
“AVERAGE YELLOW BAND”が披露されたのは嬉しい誤算。自分の席からは「スワンのように〜」の箇所でせわしなく脚をバタバタさせる岡崎さんがハッキリ見えたのも収穫でした。

そして本編最後の曲は、デビュー曲の“シュガーはお年頃”
ミュージシャンズ・ミュージシャンとしての一定の評判はあっても、
大衆的な人気は得られなかったと語る要さん。(そんなことない気もしますが……)
それでもファンの皆さんのおかげで40年やってこれていて、
こうして喜んでもらえているのは嬉しいと語る姿は優しくて、どこか誇らしげでもありました。
お客さんもサビを一緒に歌い、スタレビの一糸乱れぬ見事なハーモニーに応えるという、
多幸感にあふれる時間でした。

そしてアンコールですが、今回は“ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ”1曲のみ。
とはいっても勿論しっかり仕掛けがあり、これはスタレビの名曲をメドレーにした、
要さん曰く「福袋」のような仕上がりの曲。
Earth, Wind & Fireの”Boogie Wonderland”のオマージュを冒頭に織り込みつつ、
10分ほどにわたる至福のメドレーでライブは幕を閉じました。
ラストにはセットリストをすべてスクリーンに映してくれるところまで、
とことんファンに優しいライブでした。

1.What A Nite!
2.銀座ネオン・パラダイス
3.噂のアーパー・ストリート
4.Northern Lights-輝く君に-
5.もう一度抱きしめて
6.ワイン恋物語
7.Stay My Blue-君が恋しくて-
8.星空のアリーナ
9.太陽の女神
10.今夜だけきっと
11.紅いハンカチ
12.木蘭の涙~acoustic~

~休憩~
13.Tea For Two
14.ジャスミン

15.村長さんの娘
16.B型を愛してください
17.僕らの本能
18.夢伝説
19.AVERAGE YELLOW BAND
20.オラが鎮守の村祭り
21.シュガーはお年頃

~アンコール~
22.ブギウギ ワンダー☆レビューのテーマ

今年からのファンながら、個人的には3回目の参戦。
メドレーの中のそれぞれの曲にも思い入れができている自分がいることにも、
密かに嬉しくなっていました。
とにかくスタレビのライブのエンタメ性の高さには驚くばかり!
これからも息長く活動を続けてほしいですね。

さて、これは本当に余談なのですが、
スタレビの今回のツアーには、ファンの皆さんと繋がりたい!ということで、
お客さんからのメッセージやリクエストを読み上げてくれるコーナーが存在します。

今回の下松公演では、
なんと一緒に観ていた僕の彼女の御母様のメッセージを要さんに読み上げていただけました。
一緒にスタレビの大ファンになった娘をいつか送り出すことへの万感の思いを綴ってくださっていて、
自分も思わず目頭を熱くしつつ、身が引き締まる思いでした。
彼女と出会うことになったきっかけもスタレビのライブということもあり、
忘れられない公演になりました。改めて御礼申し上げます。

The post 【ライブレポート】スターダスト☆レビュー ツアー 2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」下松公演(2023/11/26) first appeared on TASHINAMI MUSIC.

]]>
https://tashinami-musiclog.com/2023/12/18/stardust-revue-live-2023-11-26/feed/ 0