BON JOVI - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com HR/HMとプログレとアイマスに揺さぶられたZ世代の記録 Thu, 06 Feb 2025 16:40:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://tashinami-musiclog.com/wp-content/uploads/2023/07/cropped-icon-32x32.jpg BON JOVI - TASHINAMI MUSIC https://tashinami-musiclog.com 32 32 【年間ベスト】 年間ベスト2020(今年の9枚)を振り返る https://tashinami-musiclog.com/2025/01/01/annual-best-2020-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2025/01/01/annual-best-2020-9-albums-of-the-year/#respond Wed, 01 Jan 2025 10:06:51 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2667 2020年ももうすぐ終わりますね!!というのは冗談ですが、年末恒例行事として自分が2020年から2023年に発信していた分の「#今年の9枚」を発掘できたので、せっかくなら過去の自分の記録として残してみようかという趣旨の記 […]

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2020年ももうすぐ終わりますね!!
というのは冗談ですが、
年末恒例行事として自分が2020年から2023年に発信していた分の
「#今年の9枚」を発掘できたので、
せっかくなら過去の自分の記録として残してみようかという趣旨の記事です。

Power Up / AC/DC 
2020 / BON JOVI 
Whoosh! / Deep Purple 
Father Of All... / Green Day 
Change The World / Harem Scarem 
Ordinary Man / Ozzy Osbourne 
McCartney III / Paul McCartney 
ERA / RAISE A SUILEN 
Strange Days / The Struts

2020年版 #今年の9枚(左上から)
Power Up / AC/DC
2020 / BON JOVI
Whoosh! / Deep Purple
Father Of All… / Green Day
Change The World / Harem Scarem
Ordinary Man / Ozzy Osbourne
McCartney III / Paul McCartney
ERA / RAISE A SUILEN
Strange Days / The Struts

この年のFM802″ROCK ON AWARD 2020″への投票内容は覚えていませんが、
年間ベストとしていたのはThe Strutsの3rd“Strange Days”
ベストトラックも同アルバムのクロージングトラック、
“Am I Talking To The Champagne (Or Talking To You)”としています。
以下の寸評に関しては、曲名の表記等以外ほぼ当時のツイートのまま残しておきます。

今年後半の目玉!大復活作!
ブライアンのみならずフィルとクリフのリズム隊も揃ったのが嬉しい、
タイトル通りパワーに溢れたアルバムでした。
“Shot In The Dark”“Demon Fire”も良いですし、
ラストに捻ったリフの“Code Red”が置かれているのにもグッときます。

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後から追加された“Do What You Can”“American Reckoning”
しっかり全体の核になっていて、
今現在を切り取ったまさに2020年を象徴する一枚。
ジョンのNHKでのインタビューを観てますます好きになったアルバムです、
家で流れた回数は間違いなく今年No.1。

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ボブ・エズリンがプロデュースした直近3枚はどれも
今を生きるバンドとしてのパープルの魅力に溢れていて最高ですね。
ラストの曲としてデビュー作の1曲目“And The Address”を入れておきつつ、
その次に“Dancing In My Sleep”を入れた攻めっぷりからしても、
やっぱりまだまだアルバム作る気あるんじゃないですか…?

2025/01/01追記:
前作“InFinite”(2018)の時点から終焉をにおわせ始めたパープル。
日本盤でも大きく「深紫神話集結」と謳っている本作ですが、
ここから彼らはカバーアルバム“Turning To Crime”(2022)
ギタリスト交代を経たスタジオアルバム“=1″(2024)をリリース、
変わることなくコンスタントな活動ぶりを継続中。

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10曲で30分未満という潔さ!
これだけでもラモーンズ贔屓な自分としては堪らないアルバムでした。
“Stab You In The Heart”のような王道ロックンロールな曲もあり楽しく聴けるし、
ラストの“Graffitia”で聴かせるところはしっかり聴かせるし…
今年の来日公演が無くなったのが悔しい。

2025/01/01追記:
今年2月にようやくGREEN DAYの来日公演が決定!
また、当時“Hella Mega Tour”で一緒に回っていた面子に関しては
Weezerも今年1月に来日、Fall Out Boyも2023年のサマソニで来日したので、
つつがなく遂行できれば全組のリベンジが果たされることとなります。

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ありがとうSpotify!!!!
今年のアルバムでまだ聴けてないものをピックアップしてくれる
「Missed Hits」のおかげで知れた一枚です。
最初の“Change The World”“Aftershock”の流れで心を掴まれました……
アルバム通して完成度の高いメロハーの大傑作だと思います。

2025/01/01追記:
自分がHarem Scaremに衝撃を受けたのが丁度この2020年末。
ここから2、3年でスタジオアルバム全てかき集めるくらいには
どっぷりハマることになったので感慨深いです。
今年はヨーロッパ圏での活動再開が発表されていますし、来日にも期待がかかります。
この辺りから徐々にCDハンティングでFair WarningFirehouseにものめり込むことに。

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前作“Scream”(2010)が10年前だったことにビビりながらも愛聴した最新作。
エルトン・ジョンとコラボしたタイトル曲は、
個人的には”Rocketman”(映画)を観たあとだったのでより一層好きになりました。
とにかくダレずにオジーの唯一無二の声を気持ちよく楽しめる一枚。

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“McCartney”(1970)“McCartney II”(1980)も大好きだったので
期待していたポール宅録シリーズ最新作。
最近出たばかりで完全に聴きこめたとは言えませんが、
この聴けば聴くほどに深みを増して染みわたってくる感覚はこの季節にぴったりかも。
演奏風景が見られる“Find My Way”のMVも好き。

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バンドリ!発、とにかく強い曲が最初から最後まで波状攻撃で襲いかかってきて
強制的にブチ上がれる”RAS”ことRAISE A SUILENの1st。
アルバム内の新曲に関しても4曲とも出来が良く、その中でも9曲目“!NVADE SHOW!”
聴いていて気持ちよくなれるポイントを絨毯爆撃してきて最高でした。
初のオリジナル曲“R・I・O・T”で〆る構成も好きです。

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同じくコロナ禍を反映したBON JOVIと迷いましたが今年の個人的ベスト。
プロデューサーのところに泊まり込んで超短期間で作り上げた3rd、
ほとんどの曲において豪華ゲストも迎えつつ、
バンドの勢いもしっかり閉じ込められたアルバムで全曲聴きまくりました。
ブックレットの長いスペシャルサンクス欄を読むとグッときます……

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【年間ベスト】 年間ベスト2024(今年の9枚) https://tashinami-musiclog.com/2024/12/31/annual-best-2024-9-albums-of-the-year/ https://tashinami-musiclog.com/2024/12/31/annual-best-2024-9-albums-of-the-year/#respond Tue, 31 Dec 2024 13:35:32 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2645 やってまいりました2024年総括の季節!と言っているうちに大晦日。今年もビッグネームを中心に大豊作の一年、(自分のチョイスが大御所寄りになっている節は多分にありますが)大満足でした。今年のアルバムを選ぶにあたっても候補が […]

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やってまいりました2024年総括の季節!と言っているうちに大晦日。
今年もビッグネームを中心に大豊作の一年、
(自分のチョイスが大御所寄りになっている節は多分にありますが)大満足でした。
今年のアルバムを選ぶにあたっても候補が多すぎたので、
一旦自分がフィジカルで入手したアルバムの中からセレクトすることとします。
ここから漏れたものも良いアルバム尽くしなので、
また別の機会にリストアップさせていただければ。

年末年始に怒涛のごとく押し寄せる楽しい予定の合間を縫いつつ、
紅白を観ながら今年のうちに!という気持ちで書き上げております。

POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon 
Invincible Shield / Judas Priest 
Ten / MR.BIG 
Natural Magick / Kula Shaker 
Forever / BON JOVI 
From Zero / Linkin Park 
=1 / Deep Purple 
Saviors / Green Day 
Happenings / Kasabian

#今年の9枚(左上から)
POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon
Invincible Shield / Judas Priest
Ten / MR.BIG
Natural Magick / Kula Shaker
Forever / BON JOVI
From Zero / Linkin Park
=1 / Deep Purple
Saviors / Green Day
Happenings / Kasabian

上から3枚は愛聴しているFM802″ROCK ON”での年間ベスト企画、
“ROCK ON AWARD 2024″でTOP3に投票したもの。

1位 POST HUMAN: NeX GEn / Bring Me The Horizon
2位 Invincible Shield / Judas Priest
3位 Ten / MR.BIG
それ以降は順不同です。
(BON JOVIを入れ忘れる大ポカをやってますがご容赦ください)

パワーがあって多彩な曲が並んでいるのに統一感があるという圧倒的傑作!
さらに事前に物凄い数のシングルを切っていたにもかかわらず、
FACT(なんと今年復活!)の影響を受けたとOliが公言している
“Top 10 staTues tHat CriEd bloOd”をはじめとした
ハイクオリティなアルバム曲もしっかり持っていたのには敬服の一言。
この辺りはMåneskin“Rush!”(2023)にも通ずるものがあると思っています。

そして今年のサマソニではそのMåneskinと並んでヘッドライナーに!
ライブ全体をゲームに見立てた壮大な演出に感動、すっかり大ファンになった一年でした。
中でもブルータルな“Kool-Aid”でのスクリーンを広々と使った演出は忘れられません。

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メタルゴッドことJudas Priestが送り込んだ圧倒的傑作!
充実の前作“Firepower”(2018)をも凌駕するクオリティだったことには驚き。
まさかここまでエネルギッシュなアルバムを出してくるとは思いませんでした!

リードトラック“Panic Attack”をはじめとした頭3曲の素晴らしさもさることながら、
中盤以降もテンションが落ちることなく聴けますし、
後半の“As God Is My Witness”の激しさには度肝を抜かれました。
そして本編の〆には先人たちへのリスペクトを込めた
“Giants In The Sky”があるという秀逸な構成。

そんな中でもボーナストラック“The Lodger”のサビがやたらと耳に残るあたりも含め、
プリーストの歴史を俯瞰で感じられる大傑作。ライブも圧巻でした!

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ジミヘンの“Manic Depression”の現代版のような1曲目“Good Luck Trying”を聴いたとき、
初期のバンド名候補がジミヘンの曲からとった“Red House”だったことを思い出しました。
ライブのことは一旦考えずにのびのび好きな音楽を表現したことで、
どこか吹っ切れたような気持ちのいいアルバムになっているように感じました。

ストレートな2曲目“I Am You”やQueen調のソロが聴ける“Sunday Morning Kinda Girl”
そしてバラード“The Frame”も見逃せない秀逸な一曲。
ポールによる最後のインスト“See No Okapi”も、
ボーナストラックにもかかわらずアルバムのエンドロールのような感動をもたらしてくれます。

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今年はライブ盤+映像作品“The BIG Finish Live”も出ましたが、
2025年2月には正真正銘のラストライブを日本で行うMR.BIG。
日本を愛し、日本に愛された彼らの旅路の終着点を笑顔で見届けたいものです。

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オリジナルメンバーのジェイ・ダーリントン(Key.)が25年ぶりに復帰し、
2月にリリースされた7thアルバム。

ビートルズの“Taxman”風味の“Gaslighting”に始まり、
世界各国のファンと一体になれる柔らかな“Waves”
そしてこれぞKula Shaker!というサイケな空気感を纏った“Natural Magick”と、
序盤からキャリア屈指レベルで強力な曲が並ぶ一枚。
そして今作の白眉は中盤~終盤の
“Idon’twannapaymytaxes”“F-Bombs”のファンキーなプロテストソング2曲。
重税と戦争というタイムリーなトピックを彼ららしい形で楽曲に落とし込み、
みんなで一体となれるライブのハイライトにまでしたのには舌を巻くばかり。

ちょうどリリースしたばかりの時期に単独来日公演を体験できたのはラッキーでした。

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バンド活動40周年を迎えた2024年、文句なしのBON JOVIイヤーでしたね!
バンドの過去・現在・未来と赤裸々な内情を描いたドキュメンタリー
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”も話題になりましたし、
リードトラック“Legendary”にはドラマのタイアップがつき、
久々にCDシングルも発売されることになったのも明るいニュース。

シリアスな前作“2020”と比べると、アルバム全体における明るいムードも徐々に復活。
これに関してはジョンの声帯手術が良いほうに作用しているのも大きいと思っています。
伝家の宝刀トークボックスが唸る“Living Proof”や、力強い“Waves”が特に好み。
ボーナストラック“That Was Then, This Is Now”も強力なので、是非日本盤で。

また、“The People’s House”のMV撮影時に、
ジョンが偶然橋の上に自殺志願者がいるのを見つけて、
その命を救ったというニュースは国内外で大きく報じられました。
ジョンも出演した映画『ペイ・フォワード』を彷彿とさせる一幕でもありましたし、
彼の人間性を体現したエピソードだと思います。

来日公演こそまだ決まっていませんが、
ジョンも着実にコンディションを整えてきているようですし、
この素晴らしいアルバムを携えてのライブを観られるのもそう遠くない話かも。

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そして日本ではファン投票TOP50をもとにした独自のベスト
“All Time Best 1984-2024”が発売!
日本のファンのBON JOVI愛の深さをうかがい知れるアイテムになりました。

OASIS復活に並ぶ、ロック界に衝撃を与えたカムバック劇!
LAでDead Saraを率いるエミリー・アームストロングを新ボーカルに、
またコリン・ブリテンを新ドラマーに迎えてリリースした8th。

リードトラック“The Emptiness Machine”が強力な一曲だったことで掴みは大成功。
そしてリリースされたアルバム“From Zero”についても、
そして過去のオマージュを散りばめつつも唯一無二の作品になっていました。
“Cut The Bridge”“Heavy Is The Crown”、そして“Two Faced”といった楽曲も、
早くも新しいアンセムとして定着していきそうな風格をたたえています。
女声ボーカルを入れたことでチェスターとは別の味になっているのも受け入れられやすい点。
何よりマイク・シノダを中心とした当人が前進するというのなら見守りたいですしね。
2月の来日公演がどのようなものになるかにも期待がかかります。

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世界で唯一大歓迎される詐欺、「終わる終わる詐欺」。
“The Long Goodbye Tour”と銘打ったツアーに出たのは2010年代後半のことですが、
まだまだコンスタントにアルバムをリリースしているのが頼もしいロックの巨星。

今作では新ギタリストとしてサイモン・マクブライドが入ったことが大きな変化。
前任のスティーヴ・モーズによる、
「カーン!」という特徴的なハーモニクスが聴けなくなったのは残念ですが、
サイモンのフレッシュなプレイはバンドサウンド全体のさらなる若返りをもたらしています。
元々ギランのバンドにいた方なので、2023年の来日の時点でも息ピッタリでしたしね。
まずはリードトラック“Portable Door”“Pictures Of You”“Lazy Sod”を聴いて、
現行パープルの無尽蔵のエネルギーを体感してみてほしいです。
そして個人的に痺れたのがラストの“Bleeding Obvious”
こんなにスリリングな楽曲を今も生み出してくれているのは圧巻。
まだまだ終わることなく元気に活動を続けていてほしいです。

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アメリカ産ポップパンクの王者Green Dayの最新作。
メジャーデビュー作品にして傑作となった3rd“Dookie”(1994)から30年、
そして彼らの地位を確固たるものにした“American Idiot”(2004)から20年!
気づいたら彼らも着々と大御所の中に入りはじめていますが、
そういった節目の年に、エネルギッシュで社会へのメッセージの込められた熱い作品を携え、
気炎を吐き続けていることが何より素晴らしい!
1曲目の“The American Dream Is Killing Me”から気合いが違います。
そしてこのジャケットの色遣いは、やはり敬愛するRAMONESへの目配せではないかと。
2曲目の“Look Ma, No Brains!”という曲名から、
RANONESの“Teenage Lobotomy”を連想したのは自分だけではないはず。
ネタ元の“Rocket To Russia”というアルバム名も、
今見るとまた違った意味合いを帯びてきそうですね。

Rocket To Russia / Ramones
Don't Worry About Me / Joey Ramone
Saviors / Green Day
ちょうどCDが手元にあったので撮影。ジョーイ・ラモーンのソロアルバムのほうが構図的に近いですね。
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2000年代からUKロック界の第一線を走り続けるレスター出身のKasabian
サージ・ピッツォーノがボーカルをとるようになってからは2作目、
前作“The Alchemist’s Euphoria”(2022)に続く8thアルバムで、
7作連続全英1位獲得という大記録を打ち立ててみせた一作。
“Call”“Coming Back To Me Good”といった即効性の高い曲のみならず、
どっしりとしたグルーヴを聴かせる“G.O.A.T”
ラストに据えられた美しい“Algorithms”も収録された、バランスの取れた作品。
10月に行われた来日公演も素晴らしかったです!

ちなみにフィジカル版では1曲目の“Darkest Lullaby”の前に、
イントロとして短いインスト“A Happening”が加えられています。

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【CD購入録】All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-all-time-best-1984-2024-bon-jovi-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/24/cd-all-time-best-1984-2024-bon-jovi-2024/#respond Sun, 24 Nov 2024 06:58:23 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2563 目次 日本のファン投票トップ50からなる最新ベスト、遂に発売!収録内容 日本のファン投票トップ50からなる最新ベスト、遂に発売! 遂に11/20に発売となりました、BON JOVIの40周年記念オールタイムベスト。その名 […]

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All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024)

遂に11/20に発売となりました、BON JOVIの40周年記念オールタイムベスト。
その名も直球の“All Time Best 1984-2024”

帯には「日本のファンが選んだ究極のベスト・アルバム!」とありますが、
ここまで看板に偽りなし!と思えるレベルのものができたのは誇れることだと思います。
キャリアの中から1人5曲、という究極の選択を耐え抜いた甲斐がありました。
自分の投票内容は一応こちら。

発売形態は「1CD」、「3CD」、「3CD+Blu-Ray」の3種類が基本。
特典としてTシャツがついているバージョンも発売され、
気合の入りようが伝わってきました。自分は「3CD+Blu-Ray」で購入。

3CD+Blu-Rayの収録内容は以下の通り。

All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024) 裏ジャケ

得票数順に並んでいるだけなのにDisc 1~Disc 3の全てが綺麗な流れになっている3CDは勿論、
注目すべきはBlu-Rayの収録内容!
近年進められてきたHD映像版も収録のMVも豪華ですし、
ライブ映像は、初単独来日公演の“Burning For Love”(これも超貴重)以外が、
全て世界初商品化という太っ腹ぶり!
2000年以降の映像が多いのも面白いですね。
いつものツアーとは少し趣向を変えた“Bouncing Back Tour”から、
個人的に大好きなアコースティックナンバー“Love For Sale”の映像があるのも嬉しいですし、
“Lost Highway Tour”からの映像も、WOWOWで生中継された東京公演ではなく、
名古屋公演の映像が使われているというのも中々新鮮ですね。

他にもお馴染み伊藤政則先生による解説(ちゃっかりツーショット写真あり)、
トレーディングカード(全20種!)のうち4枚が入っていたり、
ジョンによる日本のファンへのメッセージがあったりと盛りだくさんの内容。
さらには投票者から抽選で「スペシャルサンクス」としてクレジットされるというものも。
自分は……当たりました!スペシャルサンクス・俺!

All Time Best 1984-2024 / BON JOVI (2024)
自分のトレカはこれでした。リッチー・サンボラ多めなのも嬉しい

各CDの収録内容(要はTOP50!)は下にズラッと並べておきますが、
“Livin’ On A Prayer”に始まり“Legendary”で終わるDisc 1の美しさもさることながら、
そしてシングルカットされていない曲からも数多く選出されたDisc 2, 3の楽しさは格別。

ジョンは快く思っていないことでもお馴染みのカバー曲
“She Don’t Know Me”の順位の高さについては一旦置いておくとしても、
“Dry County”“Wild Is The Wind”“I Believe”、そして”I Am”……
まるで熱烈なファンがこっそり組み上げたMDのような、
「やっぱりみんなこの曲好きだったよな!」という愛がひしひしと伝わる素敵な構成。
この並び順を肴にファン同士でああだこうだ言ってみるのもきっと楽しいはず。

ちなみに日本限定リリースではありますが、意外とサブスクにもしっかりあります。

Disc 1
1.Livin’ On A Prayer 4:11
2.It’s My Life 3:44
3.Born To Be My Baby 4:41
4.These Days 6:28
5.In These Arms 5:20
6.Always 5:54
7.Have A Nice Day 3:49
8.Runaway 3:52
9.You Give Love A Bad Name 3:44
10.I’ll Be There For You 5:47
11.Keep The Faith 5:47
12.Bed Of Roses 6:35
13.Bad Medicine 5:17
14.Wanted Dead Or Alive 5:08
15.Blood On Blood 6:17
16.Legendary 4:05

Disc 2
1.Never Say Goodbye 4:50
2.Someday I’ll Be Saturday Night 4:40
3.She Don’t Know Me 4:02
4.Lay Your Hands On Me 6:00
5.Dry County 9:52
6.This Ain’t A Love Song 5:06
7.Wild Is The Wind 5:09
8.Tokyo Road 5:43
9.Everyday 3:00
10.I Believe 5:49
11.I’d Die For You 4:31
12.Living Proof 3:39
13.Bounce 3:12
14.We Weren’t Born To Follow 4:03
15.Something For The Pain 4:48
16.One Wild Night 4:41

Disc 3
1.Raise Your Hands 4:18
2.Living In Sin 4:39
3.Thank You For Loving Me 5:09
4.Last Man Standing 4:37
5.Undivided 3:53
6.Lost Highway 4:14
7.Wild In The Streets 3:55
8.Just Older 4:29
9.Because We Can 4:00
10.This House Is Not For Sale 3:37
11.Who Says You Can’t Go Home 4:41
12.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars 4:33
13.Only Lonely 5:02
14.I Am 3:54
15.Burning For Love 3:54
16.Hey God 6:11
17.Stick To Your Guns 4:46
18.Any Other Day 4:02

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【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020) https://tashinami-musiclog.com/2024/11/09/cd-2020-bon-jovi/ https://tashinami-musiclog.com/2024/11/09/cd-2020-bon-jovi/#respond Sat, 09 Nov 2024 14:02:03 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2534 目次 激動の2020年、アメリカを見つめた15thアルバムの特別盤収録内容 激動の2020年、アメリカを見つめた15thアルバムの特別盤 2024年のアメリカ大統領選挙がつい先日終了、共和党のドナルド・トランプ氏の再選が […]

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【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020)

2024年のアメリカ大統領選挙がつい先日終了、
共和党のドナルド・トランプ氏の再選が決まったとのこと。
これからまた目まぐるしく変わっていくアメリカ、そして国際社会を、
民主党支持者として積極的な活動を繰り広げてきた
ジョン・ボン・ジョヴィはどう見るか……というところで、
今月ちょうどBON JOVIの前作にあたる15thアルバム、
“2020”のCDを入手したので紹介させてください。

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当時発売日にタワレコで購入したのですが、実家に置いてきたので久々の対面。
しかも今回は当時と違って7インチサイズの国内盤デラックスエディションでの入手。
“Limitless”, “Unbroken”, “Do What You Can”のMVを収めたDVD付き。

7インチサイズの紙ジャケCDを買うのは初めてだったので、
この手のパッケージでCDがどのように収納されているのかがずっと気になっていました。

ということで開けてみるとこんな感じに。
歌詞カードや解説書も7インチサイズなのでなかなか迫力があります。

そしてCDとDVDはレコードを模したトレイの表裏にはめ込まれていました。
そう来たかという気持ち。一本取られました。

2020 / BON JOVI CD

こちらがCD。装飾を排したシンプルな仕上がり。

2020 / BON JOVI DVD

そしてこちらがDVD。
ジョンのサングラス、ビートルズの“Revolver”(1966)の裏ジャケを思わせます。

【CD購入録】 2020 / BON JOVI (2020) 裏ジャケ

1.Limitless 3:42
2.Do What You Can 4:20
3.American Reckoning 4:42
4.Beautiful Drug 3:48
5.Story Of Love 5:50
6.Let It Rain 4:39
7.Lower The Flag 4:55
8.Blood In The Water 5:58
9.Brothers In Arms 4:13
10.Unbroken 5:16

日本盤ボーナストラック
11.Shine 5:26
12.Luv Can 5:57

BON JOVIのカタログの中で一番ジョンのソロアルバムに近い、と言われがちな今作。
ジョンの声帯も手術前なので、
最新作“Forever”(2024)と比べてもメロディラインの動きは少なめ。
しかしその分、語り掛けるようなジェントルなスタイルでの歌唱や、
社会情勢を反映したシリアスな歌詞に磨きをかけて作られたアルバムですね。
全米チャートは19位。彼らにしてはちょっと地味な結果なのも事実ですが、
「地味」というよりは「滋味」にあふれた、
優しく包み込んで勇気づけてくれるような楽曲が並んでいる作品でもあります。

ちなみに、ファンの方ならご存知のことと思いますが、
今作の元々のタイトルは“BON JOVI 2020”というもので、
収録曲も今とは違ったものでした。

ちなみに当初アナウンスされていた“BON JOVI 2020”の内容がこちら。
“Beautiful Drug”が1曲目になっていることからも大分印象が変わってきますね。

1. Beautiful Drug
2. Unbroken
3. Limitless
4. Luv Can
5. Brothers In Arms
6. Story Of Love
7. Lower The Flag
8. Let It Rain
9. Shine
10. Blood In The Water

日本盤ボーナストラックになっている“Shine”“Luv Can”が外れ、
新たに加わったのが“Do What You Can”“American Reckoning”
それぞれコロナ禍とBLM運動をテーマとしたタイムリーなもので、
その2曲が見事にアルバムの軸となっているのが今作の優れた点。

中でもやっぱり2曲目に据えられた“Do What You Can”は今作の白眉。
「コロナ禍でできないことも多いけれど、それでも自分のできることをやろう」
というシンプルでポジティブなこの曲の存在で、
アルバム全体も引き締まったものになっているように感じます。
最新ベスト盤にもこの曲で投票しました。
惜しくもTOP50からは外れましたが、
近年のバンドのスタンスを体現する重要な曲だと思っています。

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最新作“Forever”(2024)の感想はこちら。

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【雑記】BON JOVIのファン投票ベスト盤”All Time Best 1984-2024″の収録曲発表!(+俺の5曲) https://tashinami-musiclog.com/2024/09/13/bon-jovi-all-time-best-1984-2024-my-top5/ https://tashinami-musiclog.com/2024/09/13/bon-jovi-all-time-best-1984-2024-my-top5/#comments Fri, 13 Sep 2024 13:01:23 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=2276 目次 ファン投票による最新ベスト盤の内容が決定!8月の間に悩み抜いた末の、”俺の5曲”結果発表 ファン投票による最新ベスト盤の内容が決定! 日本のBON JOVIファン待望の最新ベスト、̶ […]

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BON JOVI オリジナルアルバム

日本のBON JOVIファン待望の最新ベスト、
“All Time Best 1984-2024”の内容がついに決定しましたね!
ファン投票によるベスト盤を出すのは今回が初めてですし、
そもそもベスト盤のリリース自体が“Greatest Hits”(2010)以来なんと14年ぶり。
8月の間、ユニバーサルミュージックの特設サイトにて、
「自由記述式で1人5曲」という、
ファンの心に火をつけるような条件で投票が行われました。

その収録内容がこちら。

3枚組という大ボリュームに、曲順が時系列順ではなく得票順なのもポイント。
遂に“Bounce”(2002)からの曲がバッチリ収録されたのも嬉しいですし、
“Dry County“や“Wild Is The Wind”、そして“I Am”といったコアな選曲、
さらにはあの“She Don’t Know Me”が高い順位に入っていることからも、
ファンの多さとその熱量には圧倒されるばかりです。

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【日本独自企画盤】【スーパー・デラックス・エディション(限定)】【3SHM-CD+Blu-ray】 ●封入特典:トレーディングカード 全15種類から4枚ランダム封入 ボン・ジョヴィ、デビュー40周年! ●シングル「レジェンダリー」の大ヒット...

ということで、本来は発表前に書ききっておきたかったのですが、
一応“Have A Nice Day”(2004)からの20代BON JOVIファンとして、
自分の投票内容をその理由も添えて置いておきます。

40年間精力的に活動を続けてきたBON JOVI。
そんな彼らの曲からなんでもいいので5曲選んでください!というのは、
嬉しい反面「なんでもOK」であるがゆえになかなか悩みが尽きないもの。

というわけで、今回自分なりに5曲を選ぶうえでの基準としては、
まず「既存のベスト盤には入っていない曲」で絞ることにしました。
天文学的な売り上げを叩き出した初のベスト“Cross Road”(1994)
アップテンポな曲を並べた日本独自企画盤“Tokyo Road”(2001)
そして最新2枚組“Greatest Hits”(2010)の3作品ですね。

個人的に“Just Older”なんかは入れておきたいところでしたが、
この縛りを課したおかげで何とか方向性が見えてきました。

また、“Greatest Hits”(2010)以降に出たオリジナルアルバムは以下の5枚。
・”What About Now”(2013)
・”Burning Bridges”(2015)
・”This House Is Not For Sale”(2016)
・”2020″(2020)
・”Forever”(2024)

せっかくならこれらのアルバムからの曲も選んでおきたいところ。

“Burning Bridges”(2015)に関しては、契約がごたついた時期ということもあって、
公式では「ファン・アルバム」なる(よく分からない)位置づけにはなっていますが、
全編新曲という性質上オリジナルアルバムと同列でもよいでしょう。

それはさておき、今回自分が選んだのは以下の5曲。

1.Raise Your Hands
2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
3.Everyday
4.The Radio Saved My Life Tonight
5.Do What You Can

結果的に「ベスト盤には入らなかったがライブでは定番の曲」といった趣に。
(コロナ禍を反映した最後の“Do What You Can”は例外ですが)

1.Raise Your Hands

80年代を代表する大傑作“Slippery When Wet”(1986)からのライブの定番曲。
(そもそもこの曲が今までベスト盤に入っていなかったこと自体が驚き)
威勢よく斬り込んでくるようなギターリフには心躍りますし、
サビの”From New Jersey to Tokyo”という歌詞は今回のコンセプトにもぴったり。
この一節は今年公開されたドキュメンタリー
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”の第2話のタイトルにもなりました。

2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

こちらは二度目のブレイクとなった“Crush”(2000)からの一曲。
“It’s My Life”“Just Older”など、いい曲ぞろいの一枚ですが、
こちらもベストには未収録ながらライブでよく演奏される曲のひとつ。
ライブでは観客が両腕を左右に振る様子がまるで波のように見えて綺麗な一曲。
個人的には”Lost Highway Tour”のラストナンバーとしての大団円感が印象的でした。
ポップなメロディと多幸感あふれる歌詞に、どこかノスタルジックな気分にもさせられます。

3.Everyday

「このアルバムは『俺の思うヒットソング集』ではない」
という律儀?なジョンの方針で“Greatest Hits”(2010)からまるっと干されてしまった、
9.11の衝撃と向き合ったヘヴィな音像のアルバム“Bounce”(2002)からのシングル。
全米2位で「売れなかった」扱いなのは納得いかないよな……と感じたファンも、
(自分含め)相当数いるのでは?
実際このアルバム、“The Distance”“Joey”
“Misunderstood”“Bounce”などいい曲ばかりですし。
この“Everyday”も、ハードなサウンドの中にポジティブなメッセージを込めた、
まさに2000年代以降のBON JOVIのありかたを体現した名曲です。
アルバムジャケットにもなったパラボラアンテナの下で演奏するMVも秀逸。

4.The Radio Saved My Life Tonight

「自由記述式で1人5曲」という投票条件ということで、
なんとしても1曲は入れておきたかったのがアルバム未収録曲。
“Real Life”“Stay”なんかも掛け値なしでいい曲ですしね)
その中でもこの曲は2004年の20周年記念ボックスセットの目玉として宣伝され、
今ではライブでもしばしば披露される、まさに「隠れた名曲」。
当時没になっていた理由が本当に謎……というレベルの、胸が熱くなる爽快な一曲。

5.Do What You Can

アメリカ大統領選やBMLといった社会問題、そして全世界を襲ったコロナ禍……と、
シリアスな問題に真正面から向き合った作品“2020”からのシングル。
アルバムの曲は一旦揃っていたものの、最終盤に追加された一曲でもあります。
歌詞にはコロナ禍の出来事についてファンから募集した内容も含まれており、
それらを先の見えない中で「自分ができることをやればいい」という、
ポジティブなメッセージソングとして昇華した手腕は見事で、自分も当時元気づけられました。
この曲はNHKニュースにも取り上げられ、リモートでジョンとの対談も行われていましたね。
自身が運営するコミュニティレストラン”JBJ Soul Kitchen”での取り組みや、
つい先日橋の上での自殺を止めたエピソードにも表れているような、
「自分が社会のために何ができるのか」を考えて行動し続けてきた、
ジョンの精神を表した重要な曲なのではないかと考えています。
“Who Says You Can’t Go Home”以来のジェニファー・ネトルズとのコラボバージョンも秀逸。

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【日本独自企画盤】【デラックス・エディション(初回プレス)】【SHM-CD仕様】 ●封入特典:トレーディングカード 全15種類から3枚ランダム封入 ボン・ジョヴィ、デビュー40周年! ●シングル「レジェンダリー」の大ヒット、最新アルバム『フ...

ということで今回のベスト盤での投票、自分は5打数3安打でした!
○ Raise Your Hands
○ Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
○ Everyday
× The Radio Saved My Life Tonight
× Do What You Can

“2020”から1曲も入らなかったのにはさすがに驚きましたが、
あわよくば……の精神で投票した”Captain Crash~”が収録されたので満足。
ここまで素晴らしいベスト盤が日本のファンの力で組めたのは凄いことですからね。
ブルーレイ付きもあるので、収録曲のみならず映像でも楽しませてくれそう。
BON JOVI FOREVER!!

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【レビュー】Forever / Bon Jovi (2024) https://tashinami-musiclog.com/2024/07/23/forever-bon-jovi-2024/ https://tashinami-musiclog.com/2024/07/23/forever-bon-jovi-2024/#respond Mon, 22 Jul 2024 17:00:38 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1426 目次 BON JOVIの16thは、苦難を乗り越えた会心作!収録曲全曲紹介 BON JOVIの16thは、苦難を乗り越えた会心作! 我らがBON JOVIの華麗なる帰還!前作となる15th“2020̶ […]

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Forever / Bon Jovi (2024)

我らがBON JOVIの華麗なる帰還!
前作となる15th“2020”発表以降は、コロナ禍やジョンの声帯の萎縮等もあり、
なかなか思うようにいかない状況が長らく続いていましたが、
2024年はデビュー40周年というメモリアルイヤー!
今年に入っていよいよ本格的に仕掛けてきました。

5月にはドキュメンタリー“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”を公開、
ここでは全4話にわたってバンドの現在に至る歴史が数々の証言とともに描かれ、
その中には脱退したリッチー・サンボラのものもあったことで話題にもなりました。
さらに、ここ10年ほどジョンを苦しめてきた声帯の病気、
そしてその治療とリハビリの過程までが赤裸々に公開されたのはショッキングでしたが、
40周年を記念したニューアルバムがそれを乗り越えた作品になることも示されていました。
そして6月に満を持して繰り出したのがこの16th“Forever”というわけですね。

ちなみに”BON JOVI FOREVER”というフレーズ自体は以前からあり、
“Crush”(2000)のブックレットでジョンが着ていたTシャツ等にあしらわれています。
この柄のTシャツはたびたびグッズ化されていたのでファンにはお馴染みかもしれません。

そして苦難を乗り越えた背中を見せるこのショットに関しては、
“New Jersey”(1988)のブックレット裏の立ち姿を彷彿とさせますね。
タイトルとアートワークを通して、過去の偉大な傑作群に目配せしつつ、
未来志向の雰囲気を漂わせてくれる、そんな一枚です。

Crush(2000), New Jersey(1988)
ジョンの立ち姿の比較
左が“Crush”(2000), 右が“New Jersey”(1988)のブックレット。

肝心の内容ですが、
これぞ!という魅力が詰まった“Legendary”を筆頭に質の高い曲が並んでおり、
40周年という祝祭感と、この強い新曲を軸にした積極的なプロモーションも相まって、
全米週間チャートで5位、ここ日本でも総合7位に食い込む売れ行きを見せました。

政治色の強い前作“2020”は全米19位に終わりましたが本作でV字回復に成功。
振り返ればこれも前回の大統領選での分断を象徴する出来事だったのかもしれませんね。
同じく大統領選を反映した内容の、“Have A Nice Day”(2005)“The Circle”(2009)では
起こらなかった現象なので、尚更。

Forever / Bon Jovi (2024)裏ジャケ

裏ジャケには現在のバンドを支えるメンバーがズラリ。
ジョン・シャンクス(Gt.)とエヴェレット・ブラッドリー(Per.)も堂々と写っています。

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Forever / Bon Jovi (2024)中面
日本盤デラックスエディションの中面がこちら。ハート&ダガーのロゴが大々的にあしらわれているのも実はレア。

アルバム“Forever”の収録曲は以下の通り。

1.Legendary
2.We Made It Look Easy
3.Living Proof
4.Waves
5.Seeds
6.Kiss The Bride
7.The People’s House
8.Walls Of Jericho
9.I Wrote You A Song
10.Living In Paradise
11.My First Guitar
12.Hollow Man

日本盤ボーナストラック
13.That Was Then, This Is Now
14.Legendary [Demo]

先行公開された“Legendary”“Living proof“の2曲は強力なキラーチューン。
その2曲を軸にしつつも、緩急をつけた流れと美メロで最後までしっかり聴かせてくれます。
“This House Is Not For Sale”(2016)の高揚感が帰ってきた!というのが全体の印象。

また、日本盤ボーナストラックの目玉、
“That Was Then, This Is Now”はここでしか聴けない新曲。
なぜこれが本編から漏れたのか……?と不思議に思うレベルの出来なので、
日本盤での購入を全力でお薦めします。

1.Legendary 4:05

アコギのイントロから高揚感を煽る”オーオー”のコーラス、そして力強いサビという、
まさにBON JOVIの王道路線を極めた爽やかな新アンセム。

フジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』のタイアップも付き、
2013年の”Because We Can”以来久々に、日本限定でCDシングルとしても発売されました。
リスナーのリアクションも上々で、日本のラジオ・オンエア・チャート洋楽部門では、
11th“The Circle”(2009)発売週以来の1位を獲得する快挙を成し遂げました。

2.We Made It Look Easy 3:15

元々は2ndシングルとして先行公開する構想がほぼ固まっていた一曲。
過去を優しく振り返りながら前に進むという本作のテーマを体現する歌詞と、
ティコ・トーレスの安定したドラムを中心にじわじわ盛り上げていく曲構成の妙が光ります。

3.Living Proof 3:39

そしてこちらが2ndシングル。
いきなり伝家の宝刀トークボックスが力強く炸裂するイントロで掴みは完璧。
そこからサビまで勢いを殺さずに突き進んでいくので満足感もしっかりありますね。
“Livin’ On A Prayer”, It’s My Life”, “We Got It Going On”等の、
トークボックスを使ったライブ映えする曲の系譜を継ぐ曲がまたひとつ増えたのは大きいですし、
関係者の猛プッシュでシングルカットが決まったのにも納得。

4.Waves 3:53

マイナー調のリフで段々と熱量を高めていく、出だしの時点から並々ならぬ気合を感じる一曲。
フィル・Xのソロにもしっかり尺を取られていて聴きごたえがあります。
時とともに変わっていってしまったものを想いながら波に身を委ねる、という示唆的な歌詞も秀逸。
個人的には本作で一番のフェイバリットトラック。

5.Seeds 5:06

力強いビートの上にストリングスをフィーチャーし、優しいジョンの歌声が映える一曲。
前曲の流れを汲みつつも、ここでは光のほうへ育ち続ける種子をモチーフに、
ポジティブな面を前面に押し出しているのがなんともジョンらしいです。
2番のヴァースなどでジョンが時折見せる力強い声は前作にはなかったものなので嬉しいですね。

6.Kiss The Bride 3:51
“Crush”(2000)”
収録の“I Got The Girl”のモチーフにもなった、
ジョンの愛娘ステファニーが結婚するのに際して贈られた一曲。
前作の“Story Of Love”の系譜にある、父としての優しさを感じさせるバラード。

7.The People’s House 4:37
バンドの絆の深さを「この家は売り物じゃない」というたとえで示した
“This House Is Not For Sale”(2016)以降、再び「家」というモチーフが登場。
今回ここで掲げられているメッセージは、
みんなに開かれた誰にも壊されない強固な家(コミュニティ)を作ろう、というもの。
ジョンが力を入れる慈善事業との関連も見えてきます。
全体的にエヴェレット・ブラッドリーのパーカッションが存分に映える曲。

ビートの感じだけをとれば“The Circle”(2009)“Bullet”を彷彿とさせるものがありますが、
重苦しい“Bullet”と軽やかなこの曲では聴いた感触はまるで違うのも面白いですね。

8.Walls Of Jericho 3:48
いきなりサビからスタートする、ライブで合唱になることを想定しているような一曲。
ジェリコの壁を崩すほどの大声で歌って思いを届けよう!という歌詞は聖書のモチーフ。
終盤のサビでジョンが力強くG#を出しているのが嬉しい聴きどころ。本作最高音です。

9.I Wrote You A Song 3:26
ドキュメンタリーでレコーディングシーンが取り上げられた曲。
中々うまく声が出せないジョンの歯痒そうな表情が印象的な場面です。
うまく伝えられるかわからないけれど曲を書いてみたよ、という歌詞からは、
声帯の萎縮で思うように歌えなくなってしまったもどかしさを感じる部分も。
ここで聴ける完成版からは、ジョンがしっかり声を取り戻したのがわかって胸が熱くなります。

10.Living In Paradise 3:17
家族ぐるみの付き合いだというエド・シーランとの共作。
相手がエドなのでアコースティックな感じかと思いきや、ポジティブで力強いロックな仕上がり。
サビ頭の”Yeah~!”のコーラスが爽快。

11.My First Guitar 4:56
ジョンが最近初めて買ったギターと再会した、その純粋な喜びを歌った曲。
ギターを買い戻すに至ったエピソードも運命的で面白いので、
是非ジョンによる曲解説やドキュメンタリーを見ていただければ。

12.Hollow Man 4:54
本編最終曲にして、アルバム制作の過程で最初に書かれた曲。
「すべてを歌い終えたら、何を歌えばいい?」という産みの苦しみをストレートに綴った歌詞は、
ジョン本人のコメントにもあるように“Bed Of Roses”に通じるリアリティがあります。
自分が「空っぽの男」だと言いつつ、それでも……と語りかけてくる歌詞は見事。

13.That Was Then, This Is Now 4:57
ここから日本盤ボーナストラック。
「BON JOVIの日本盤ボートラには外れ無し」というのはお馴染みの法則ではありますが、
その中でもこの曲は特に秀逸。このために日本盤を買ってもいいくらいです。
世界がパッと開けるようなイントロから惹きつけられますし、
「昔は昔、今は今」という迷いのないメッセージの込もった歌詞は素晴らしい出来。
サビメロの展開も“This House Is Not For Sale”(2016)期の冴えが復活しています。

14.Legendary [Demo] 4:09
もう一曲のボーナストラックは“Legendary”のデモ。
最初の「オーオー」のコーラスが無かったり、サビの入りがワンテンポ早かったりと、
完成版との違いがそれなりにあるので聴いていて楽しいですね。
装飾がないことで引き締まったバンドサウンドを味わえるのも嬉しいところです。

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そしてこちらは同年発売のオールタイムベスト。こちらも必聴!

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【CD購入録】2024/06/07 (BON JOVIの最新作”Forever”が遂に発売!) https://tashinami-musiclog.com/2024/06/08/cd-2024-06-07-bon-jovi-forever/ https://tashinami-musiclog.com/2024/06/08/cd-2024-06-07-bon-jovi-forever/#respond Sat, 08 Jun 2024 13:56:37 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1404 バンドの40周年を飾る、紆余曲折を乗り越えたニューアルバム 4月に公開されたBON JOVIの40周年記念ドキュメンタリー、“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi S […]

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バンドの40周年を飾る、紆余曲折を乗り越えたニューアルバム

4月に公開されたBON JOVIの40周年記念ドキュメンタリー、
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”は、
バンドの歴史と人間関係、そしてジョンの声帯の手術とリハビリに……と、
その内情まで赤裸々に綴ったとても興味深い内容でした。

そしてドキュメンタリーの最終盤でも制作過程について触れられていた
最新作“Forever”が、2024年6月7日(金)に遂に発売となりました!

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Forever / BON JOVI (2024)


このアルバムの目玉は、ドラマ「ブルーモーメント」の主題歌にもなり、
久々にCD化もされた強力なリードシングル“Legendary”
(リードトラックがCDシングルになったのは2013年の“Because We Can”以来)
その効果もあってか、日本ではオリコンデイリーチャート1位!
世界的にも好調なセールスを記録しているようです。

さて、発売日に届いたにも関わらず翌日になってようやく一周聴いてみたのですが、
今のBON JOVIを完全になめてました、申し訳ございませんでした……。

ジョンの声帯再建手術についてはもちろん知っていたわけですが、
ここまで生き生きとした歌声を聴けるとは夢にも思っていませんでした。
ジョンの声が蘇ったのに伴って歌メロもグッとカラフルになっていて、
アルバム全体の流れにもメリハリが生まれています。
バンドの40年間を祝福する明るい雰囲気も全体からしっかり伝わってきて、
BON JOVIはまだまだやれるな、という安心感も覚えました。

中でも、伝家の宝刀トークボックスが復活した先行公開第2弾“Living Proof”から
“Waves”“Seeds”に至る3~5曲目の流れは強力で、
“This House Is Not For Sale”(2016)に近いポジティブな高揚感があります。
根底に流れるこのオプティミズムこそが、このバンドの核だと改めて実感します。

Forever / BON JOVI (2024)裏ジャケ

そして日本盤にはボーナストラックもしっかり収録!
ここでしか聴けない13曲目の“That Was Then, This Is Now”ですが、
「BON JOVIのボートラに外れなし」の法則を見事に継承している秀逸な一曲。
この曲がリードシングルでも何らおかしくないのでは?というレベルなので、
日本盤の購入を強く推奨します。

Forever / BON JOVI (2024)A4クリアファイル

今回はタワレコオンラインでの購入だったので、特典はA4クリアファイルでした。
この土日のうちに特典映像も観ながら、この新作にたっぷり浸りたいと思います。

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そしてこちらは同年発売のオールタイムベスト。

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【レビュー⑤】100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Bonus Disc] (2004) https://tashinami-musiclog.com/2024/05/05/100000000-bon-jovi-fans-cant-be-wrong-the-premiere-collection-bonus-disc-2004/ https://tashinami-musiclog.com/2024/05/05/100000000-bon-jovi-fans-cant-be-wrong-the-premiere-collection-bonus-disc-2004/#respond Sun, 05 May 2024 05:36:45 +0000 https://tashinami-musiclog.com/?p=1262 目次 日本仕様限定!ボーナスディスクは10曲入りのB面集収録曲(Bonus Disc)全曲紹介 日本仕様限定!ボーナスディスクは10曲入りのB面集 前回の記事【レビュー④】100,000,000 Bon Jovi Fan […]

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100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Bonus Disc]

前回の記事
【レビュー④】100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Disc 4] (2004)

遂にBON JOVIデビュー20周年BOXを振り返る本企画も最終回!
今回取り上げるのは日本盤にのみ付属のボーナスCDです。

Bonus Disc(盤面)

Disc 5はDVDなので、本CDは「Disc 6」という扱いになっているのが盤面からもわかります。
完全に配信にもサブスクにも無いので、何としても手に入れておきたかった一品。

1.With A Little Help My Friends [Live ’94]
2.Love Is War [Demo]
3.Borderline
4.Hush [Demo]
5.I Wish Everyday Could Be Like Christmas
6.Save A Prayer
7.Fields Of Fire [Demo]
8.Another Reason To Believe [Demo]
9.Let’s Make It Baby [Demo]
10.The End [Demo]

収録内容は以上の10曲。
“Keep The Faith”(1992)~“These Days”(1996)あたりの時期の曲が大半ですね。
この時期はちょうどCDが売れに売れていた時期でもありますし、
同じシングルでもカップリングの内容が異なる、
バージョン違いのCDのリリースも盛りだくさんでした。

特に“These Days”期は各国で形態・収録曲がバラバラのシングルが多数出ていて、
どこに何が収録されているのかを追うのも一苦労だったりします。
(とはいえ、例えば“Hey God”(CD2)はジョン以外がそれぞれボーカルをとったライブ音源を収録していて面白いですし、カバー曲にもその当時の嗜好が反映されていて集める楽しみはありますが)

それだけバンドにも、CDというメディアにもとんでもない勢いがあった時期なのだなと、
2000年代からの後追いでのファンとしてはしみじみするばかりです。

1.With A Little Help My Friends [Live ’94]
“This Ain’t A Love Song”(1995)のB面で、今回の収録曲では唯一のカバー曲。
大元はもちろんビートルズですが、これはJoe Cockerによるアレンジバージョン。
ポップで軽やかな曲を、ここではブルージ―なバラードとしてじっくり聴かせてくれます。
ちなみにリッチー・サンボラも自身のソロツアーでアンコールに演奏しています。

2.Love Is War [Demo]

“Living In Sin”(1989)の日本盤のB面。
最初のジョンの語りからじわじわと引き込んでいき、キャッチ―なサビにしっかり繋げる秀作。
現在は2014年に発売された”New Jersey”のデラックス盤に収録されています。
(当初の構想では”Sons Of Beaches”なる2枚組アルバムになるはずだったのは有名な話)

3.Borderline

1986年に日本限定で発売された同名のシングルから収録。
名盤“Slippery When Wet”(1986)のアウトテイクです。
こちらはジョンとデヴィッドの共作で、2ndと3rdの中間の音楽性といった感じのハードロック。
キラキラしつつもどこか哀愁の漂うキーボードのサウンドは流石、
サビがタイトル連呼系なのがちょっと勿体ない気もしますがこれもいい曲。

4.Hush [Demo]

こちらは一気に時代が下って“It’s My Life”(2000)のB面、ジョンの単独作。
スッキリしたバンドサウンドに爽やかなジョンの歌唱が乗って、リラックスして聴ける一曲。
デヴィッドがバックで弾いているオルガンの音が良いアクセントになっています。

5.I Wish Everyday Could Be Like Christmas

ドン・ヘンリーのカバーの表題曲を含むクリスマスソング3曲を収録したシングル、
“Please Come Home For Christmas”(1994)の2曲目に収められた一曲。
(“Keep The Faith”のシングルのカップリングとしても収録)
アルバム未収録なので見過ごされがちなのが勿体ないほどの素晴らしいバラードなので、
未聴の方はこれを機に是非とも聴いていただきたいところ。
ちなみにクリスマスソングが大好きなジョン、これだけにとどまることなく、
近年だけでもジョン名義でのシングル“A Jon Bon Jovi Christmas”(2020)や、
BON JOVI名義の新曲として“Christmas Isn’t Christmas”(2023)をリリースしています。

6.Save A Prayer
こちらは“Keep The Faith”(1992)の日本盤ボーナストラックと同じ音源。
ジョンとリッチーの共作で、ストリート感のある独特な始まりから、
一転してクールなギターリフと低音のボーカルが入るこの雰囲気は唯一無二のもの。
まさに90年代の空気感をうまくパッケージングしたような、この時期ならではの隠れた名曲。
アルバムに組み込むには個性が強すぎた、という感じでしょうか。

7.Fields Of Fire [Demo]

“These Days”(1996)の時期のデモ音源。“Hey God”(CD1)のカップリング。
この曲はジョンの単独作で、どこかエキゾチックなギターリフが耳に残る一曲。

8.Another Reason To Believe [Demo]

こちらは8th“Bounce”(2002)のリードトラック“Everyday”(CD2)のカップリング。
9.11に強く影響された時期ならではの、地に足を付けつつもポジティブなメッセージを歌い上げる熱さと、”Hallelujah, baby!”のキメが印象的。

9.Let’s Make It Baby [Demo]

再び“Hey God”(CD1)のカップリング。
妖しげなベースラインにジョンのセクシーな歌唱が乗る一曲。
6分20秒というこのバンドにしては中々の長尺で、中盤では珍しくインプロっぽい箇所も。
“These Days”期における脂の乗りきったバンドの演奏力もしっかり楽しめます。

10.The End [Demo]

最後はジョン・リッチー・デヴィッドの共作。こちらは“These Days”(日本盤)から。
柔らかい雰囲気に包まれるミッドテンポの曲で、ヒュー・マクドナルドのベースも絶妙。

ということで以上10曲が日本盤ボーナスディスクの内容でした。
このCDをもってしても、この時期のB面曲が網羅できているわけではないですし、
欲を言えば“Say It Isn’t So”のB面の秀作“Stay”が入っていれば……と思わなくもないですが、
シングルがとにかく多いバンドだけに、日本のファンに向けた嬉しいプレゼントでした。

しかしこうして20周年記念ボックスの収録曲を駆け足で振り返ってみると、
BON JOVI関連はB面曲・未発表曲も素晴らしい曲ばかりだと改めて気づかされました。
ニューアルバム“Forever”を引っ提げての、2018年以来の来日公演にも期待したいところ!

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そしてこちらは同年発売のオールタイムベスト。

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【レビュー③】100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Disc 3] (2004)

いよいよこのBON JOVI20周年記念ボックスセットの紹介もDisc 4まで到達しました。
インターナショナル盤と配信で聴けるのはここまでの4枚分の50曲となっています。
このDisc 4の聴きどころは何といっても名曲“Always”のデモ音源!
原曲にないラストの劇的なアレンジはとにかく素晴らしいの一言。
聴いて損なし!と言い切れます。

ちなみにDisc 2~Disc 4の前半までは40周年ドキュメンタリーを観たその日に勢いで書いてます、
それくらいには面白かったです。ジョンの言い分もリッチーの言い分もわかるので……。
剛腕マネージャーのドック・マギーが出てくる前半も強烈で、見応え十分でした。

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1.Love Ain’t Nothing But A Four Letter Word
2.Love Ain’t Nothing But A Four Letter Word (Demo)
3.River Runs Dry
4.Always (Demo)
5.Kidnap An Angel
6.Breathe (Demo)
7.Out Of Bounds
8.Letter To A Friend
9.Temptation (Demo)
10.Gotta Have A Reason
11.All I Wanna Do Is You
12.Billy
13.Nobody’s Hero / Livin’ On A Prayer (Demo)

Disc 4はご覧の13(+1)曲。
ラストの“Nobody’s Hero”が流れたあとに、
しばしの無音を挟んで“Livin’ On A Prayer”のデモバージョンが収録されています。
ボックスのトラックリストにはない隠しトラックではありますが、
配信やサブスクでも問題なく視聴可能です。

1.Love Ain’t Nothing But A Four Letter Word

家族や夫に背を向け、息苦しい家庭から今まさに飛びだそうとする女性の姿を描いた曲。
地元ニュージャージー州の憧れの大先輩、
サウスサイド・ジョニーと一緒にツアーを回っていたときに作った曲とのことで、
その影響もあってホーンセクションを加えたR&B調になっています。
サウスサイドジョニー&ジ・アズベリー・ジュークスについては、
まさに40周年ドキュメンタリーでもBON JOVIのルーツを紐解く段階で語られていましたね。

2.Love Ain’t Nothing But A Four Letter Word (Demo)

こちらはそのデモバージョンで、ジョンが1人で書いたもの。
先ほどの完成版と比べると、ホーンや女声コーラス、サビの盛り上がり方といった違いが分かりやすく、いかにして曲が磨かれていったのかを垣間見ることができます。
(ここまで作り込んだ曲でもボツにできる決断力が凄い……)

3.River Runs Dry

未発表曲で、デズモンド・チャイルドとの共作。
アコースティックでどこか土臭さのある、お得意のスタイルの一曲。
その期待通り、哀愁漂うサビメロとジョンとリッチーのパワフルなハーモニーが聴けます。

4.Always (Demo)

Disc 4の、ひいては今回のボックスセットの目玉。
言いすぎて目玉ばっかりになっている節は大いにありますが、このデモ音源は本当に素晴らしい!
細かな歌詞の違いや間奏のギターがアコースティックになっていたりという楽しみもありますが、
とにかくラスサビです。原曲をしのぐかもしれない感動がここにはあります。
この名曲でも当初はボツになりかけていたということなので、
主観と客観のズレというものについて改めて考えさせられます。

5.Kidnap An Angel

「もし天使をさらってこれたなら……」というサビが印象的な三連のリズムのバラード。
愛する人が病に冒された心情を綴った歌詞が胸を打つ一曲。

6.Breathe (Demo)

“Everyday”のCD2のカップリング曲。この中ではかなり新しい曲。
爽やかさもありながら、サビのバックでエフェクトのかかったギターが流れ続けるあたりがこの時期らしいですね。

7.Out Of Bounds

こちらは未発表曲で、ドラムは打ち込みです。
キャッチ―な曲ですが、サビ前の”Down, down, down…”のメロディは、
“Crush”(2000)収録の”Two Story Town”と全く同じ!ここから流用したのかもしれません。

8.Letter To A Friend

「君のことが本当に好きだから、愛することはできない」という熱烈な愛の歌。
ジョンの熱のこもった歌唱が聴けるので、これが未発表だったのはなかなか勿体ない……。
この歌詞にこの曲名を付けてくるところがうまいですね。

9.Temptation (Demo)

アニマルズの「朝日のあたる家」をさらに暗くしたようなキーボードリフが耳に残る曲。
リバーブをかけまくったジョンの低音ボーカルも印象的。
“It’s My Life”の英盤のカップリング曲のようです。

10.Gotta Have A Reason

未発表曲。ジョンとリッチーのハーモニーが抜群の熱いバラード。

11.All I Wanna Do Is You

「お前さえいればそれでいいんだ!」と明るく歌いあげる一曲。
シャッフルのリズムにデヴィッドのキーボードが映えていて心地よく聴けます。

12.Billy

ここで勢いのあるハードロックが登場。
リッチーの太い音と”Billy! Billy!”と連呼するサビが気持ちいい。

13.Nobody’s Hero / Livin’ On A Prayer (Demo)

ラストはデヴィッドのピアノをバックに語り掛けるように歌うバラード。
「君のためならなんだってできる、名もなきヒーロー」というのはジョンが好きそうなテーマ。

そして最後には隠しトラックとして“Livin’ On A Prayer”のデモ音源が収録されています。
特徴的な「ワウワウ」の部分は、まだトークボックスではなくエレキで演奏されています。
名曲が花開くまさにその寸前の瞬間をとらえた、どこか青臭い貴重な音源です。

改めてこの20周年ボックスの未発表曲たちを振り返ってみると、
どれだけBON JOVIがアルバム曲をじっくり悩み抜いて精査してきたか、
そのためにどれだけの曲を作り上げてきたのかが浮き彫りになってきて、
ただただ敬服の念が強くなるばかりです。

そしてこの手のアーカイブを残して掘り起こしてくれているのが、
長年連れ添っているレコーディングエンジニアのオビー・オブライエン。
King Crimsonにおけるデヴィッド・シングルトンのような存在ですね。

一連のBON JOVIデビュー40周年企画の中には、
貴重なアーカイブ満載の特設サイト“Backstage with Bon Jovi”もあります。
https://backstage.bonjovi.com
これが実現しているのも、オビー・オブライエンの生き字引的な役割があってこそ!
じっくり彼らの足跡をたどっていきたいものですね。

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【レビュー⑤】100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Bonus Disc] (2004)

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100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection (2004)

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【レビュー②】100,000,000 Bon Jovi Fans Can’t Be Wrong… The Premiere Collection [Disc 2] (2004)

このボックスセットの紹介をしようと思ったとき、何としても注目してほしかったのがこのDisc 3
というのも、ここにはジョンのみならずリッチー、ティコ、デヴィッドがボーカルをとる曲がそれぞれ収録されているからなんですね。ファンからしても貴重な音源揃いです。
リッチーの歌唱力と曲作りの才能に関してはソロアルバムやライブで知る方も多いですが、
ティコとデヴィッドの声の素晴らしさを味わえる機会は貴重なので、是非聴いてみていただければ。

1.Edge Of A Broken Heart
2.Sympathy
3.Only In My Dreams
4.Shut Up And Kiss Me
5.Crazy Love
6.Lonely At The Top
7.Ordinary People
8.Flesh And Bone
9.Satellite
10.If I Can’t Have Your Love
11.Real Life
12.Memphis Lives In Me
13.Too Much Of A Good Thing

収録されている13曲のうち、各メンバーがボーカルをとる曲は以下の通り。
3.Only In My Dreams(ティコ)
10.If I Can’t Have Your Love(リッチー)
12.Memphis Lives In Me(デヴィッド)
その他にもインターナショナル盤のボーナストラックや既発曲もちらほらあり、
楽曲の充実度と全体の流れでいえば、個人的には4枚の中では断トツ。一番の愛聴盤です。

1.Edge Of A Broken Heart

キャッチ―で爽やかなハードロックでスタート。”Disorderlines”という映画で使われた曲で、
もともとは“Slippery When Wet”(1986)の選から漏れたもの。
ジョン曰く、何故ボツになったのかと尋ねる人も多かったのだとか。
確かに本編に入っていても遜色ないくらい、当時のキラキラした感触をまとった良質な一曲です。
“Always”のシングルのB面にも収録されています。

2.Sympathy

アコースティックなイントロからドライブ感のある泥臭いハードロックへ。
BON JOVIがストーンズのバイブスを意識して書かれた曲ということで、
こちらは5thアルバム“Keep The Faith“(1992)のアウトテイク。
曲の終わりにはティコを褒め称える謎の即興ソングが挟まり、次のティコのボーカル曲へ。

3.Only In My Dreams

本作の目玉、ヒットマンことティコ・トーレスのボーカルが聴ける一曲。
“Walzing Matilda”(“Dry County”に収録)や、“Crazy”(“Hey God”のCD2に収録)等、
シングルのB面でティコの歌声を聴ける機会は無くはないのですが、いずれもライブ音源。
ルイ・アームストロングを彷彿とさせるティコの渋い声をスタジオ録音でたっぷり聴けるのは嬉しい!

4.Shut Up And Kiss Me

未発表曲。2分台と短い曲ですが、この軽さが癖になります。音からして2000年代ですかね。

5.Crazy Love

こちらも未発表曲。音的には“Crush”(2000)に入っていそうなイメージ。
段々と盛り上がっていくバラーので、転調してセリフが入るドラマチックなラストが秀逸。

6.Lonely At The Top

「トップにいることの孤独」を歌った、カート・コバーンの死を悼んだ曲。
グランジとは対極とみられることが多かったバンドですが、
音楽ビジネスに翻弄される者同士、共感するところはやはり多かったと思われます。
“These Days”の日本盤シングルのカップリングとして収録された曲でもあります。

7.Ordinary People

こちらは“It’s My Life”の英盤、豪州盤シングルのカップリング。
ただし曲自体は“These Days”の時期からあったものなのだそう。
ビートルズの”I’ve Got A Feeling”を思わせるビートにジョンの語り掛けるようなボーカルが乗る曲。
なかなか面白い曲ですが、アルバムの雰囲気には確かに合わないかも。

8.Flesh And Bone

こちらも“Ordinary People”と同時期に書かれたもの。
暗いイントロから徐々にパワーアップしていくところがこの時期らしいですね。

9.Satellite

サテライト(人工衛星)に向けて元気づけてほしい、とSOSを発する曲。
サビでパッとスケールが大きくなる曲で、2000年代のBON JOVIサウンドのド真ん中という印象。
ここでの「人工衛星」は衛星ラジオのイメージに近そうです。
しかしここまでの曲が未発表で眠っているのか……というのが恐ろしいところ。

10.If I Can’t Have Your Love

リッチー・サンボラがその美しいボーカルを遺憾なく発揮してくれるバラード。
ソロアルバムで使われなかった曲だそうですが、
この声の繊細さが残る感じは1stアルバム“Stranger In This Town”(1991)の時期?
バックのピアノも恐らくデヴィッド・ブライアンのものと思われます。

11.Real Life

1999年に映画”EDtv”の主題歌としてシングルカットされ、BON JOVI活動再開を告げた秀作。
シングルカットされたバージョンには(Radio Mix)とあるので、こちらが元バージョンでよいかと。
シングルバージョンではモワッとしていた印象の音が引き締まっていて、
フェードアウトせずに終わっているので、個人的にはこちらのバージョンが好みです。

12.Memphis Lives In Me

デヴィッド・ブライアンがボーカルをとる曲がついに登場!
近年のライブではジョンのバックアップとして彼がボーカルをとる範囲もかなり広がったものの、
デヴィッドのボーカルを大々的に聴けることも少ないので、レアな音源といえます。
自身が音楽を担当し、2010年にトニー賞作品賞を獲得するという快挙を成し遂げた
ブロードウェイ・ミュージカル”MEMPHIS”のハイライトとなる曲。
デヴィッドが感情豊かに歌い上げる素晴らしい出来で、このDisc 3の中でも一押し。

13.Too Much Of A Good Thing

このボックスの中でも一番濃厚なDisc 3ですが、
最後は「あまりにいい思いをしすぎたよ」と苦笑いしたように歌う、軽めの一曲で〆。
未発表曲集とはいえ、こういう緩急のつけ方をしてくるのは流石といえます。

ということで、個人的には一番聴くことが多いDisc 3の紹介でした。
ティコやデヴィッドの歌う曲を聴けたのが嬉しくて、
高校時代はiPodで何度も再生していたのがいい思い出です。
これは完全な余談なのですが、2018年のBON JOVI大阪公演では、
デヴィッドが“In These Arms”の一番を歌っていて大盛り上がりでした。
メンバーの中で容姿・声ともに全盛期のハリを一番保っているのは、
実はデヴィッドなのでは?とひそかに思っています。

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