セルフタイトルの8thで見せる、彼らの自信と貫禄
今年に入って初めて購入した新譜がこちら!

Alter Bridge / Alter Bridge (2026)
イニシャルの”AB”をあしらったシンプルなジャケット、
そして「ハード・ロックの王座に君臨する者」という中々に振るった帯タタキが目を惹きます。
Slash Feat. Myles Kennedy & The Conspirators (以下SMKC)、
そしてソロ活動でもすっかりお馴染みのマイルス・ケネディ(Vo.)の伸びやかな歌唱は今回も聴きどころ満載。
その土台を固めるのはマーク・トレモンティ(Gt.)を筆頭とするCREEDの楽器隊。
彼らのヘヴィな演奏に溶け合いつつ、時にはそのグルーヴから軽やかに飛び出しながら、
貫禄とメロディを両立させた安定感のあるハードロックを聴かせてくれています。
ガンズの合間を縫ってのSMKCの活動も、
遂にスコット・スタップと再び手を組んで再結成したCREEDの活動もそれぞれ充実している中で、
彼らがAlter Bridgeとして集結したときに生まれるものへの自信を感じさせる一枚。
8枚目にしてセルフタイトルを冠したのも頷ける出来でした。
収録内容

- Silent Divide 5:04
- Rue The Day 4:46
- Power Down 4:08
- Trust In Me 4:45
- Disregarded 3:56
- Tested And Able 4:32
- What Lies Within 5:06
- Hang By A Thread 4:12
- Scales Are Falling 5:53
- Playing Aces 4:04
- What Are You Waiting For 4:59
- Slave To Master 9:03
先行シングルは4曲。
発売順に“Silent Divide”, “What Lies Within”, “Playing Aces”, “Scales Are Falling”となっています。それぞれのアートワークも美麗なので是非確認を。
特にアルバム1曲目に据えられた“Silent Divide”は自信作なのも納得の出来で、
今作に通底する「重みと貫禄」を感じさせてくれるうえに、
後半ではマーク・トレモンティのギターソロも存分に味わえる贅沢な一曲。
2曲目の“Rue The Day”、3曲目の“Power Down”、
5曲目の“Disregarded”(SMKCが好きな人にもかなり刺さりそう?)と、
先行公開以外の曲も軒並み強力なので、シングルカットには相当迷ったのではないかと推測。
近作の例に漏れず重い音ではあるのですが、
マイルスの軽やかな声とトレモンティのメロディアスなギターソロで力強く飛翔する曲がズラリ。
アルバム後半でどんどん先行公開の曲が来る安心感もまた乙なもの。
アルバム曲の中では雑妙な位置に据えられたミッドテンポの“Hang By A Thread”が特に好みでした。サビメロ後半の展開・コード進行でパッと景色が変わるのが秀逸。
ラストの“Slave To Master”は全員のスキルの高さが窺える、これぞAlter Bridge!という一曲。1st収録の“Metalingus”から脈々と続くスピリットを感じます。ドラムが特に秀逸。
ここまでの充実作をドロップしてきた今、祈るは悲願の来日公演!
今回こそは何としても実現してほしい!と心から思える良いアルバムでした。
おまけ
部屋でかけるだけで風格が生まれるジャケット。
この見た目で爆音なのがお洒落。

タワレコ店舗で購入したところ特典レシートが付いてきました。祈・来日!

