ウェットン先生の歌声に誘われ、気づいたら購入
普段が在宅ワークなこともあり、土日は久しぶりに都会に出ていくことに。
ということで例によってCDショップを探索していたところ、
店内BGMで耳馴染みのある声とテクニカルな演奏が……。
John Wetton (Vo./Ba.)
Eddie Jobson (Key.)
Allan Holdsworth (Gt.)
Bill Bruford (Dr.)
というプログレファン垂涎の面子でお馴染みU.K.の1st、
“U.K.(憂国の四士)”(1978)が流れてたんですね。
スリリングな音の応酬とジョン・ウェットンの愁いを帯びた歌声を聴くうち、
せっかくだしまだ持っていないウェットン期のKing Crimsonのアルバムでも買おう!
というよくわからない決心をして購入したのがこの一枚。
Larks’ Tongues In Aspic / King Crimson (1973)
Robert Fripp (Gt.)
John Wetton (Vo./Ba.)
Bill Bruford – (Dr.)
David Cross – (Violin, Viola, Flute)
Jamie Muir – (Percussions)
「太陽と戦慄」という秀逸(かつ原題と無関係)な邦題のついた、
ロバート・フリップ以外のメンバー総入れ替えで作り上げたコンセプチュアルな傑作。
今回購入したのは30周年記念の紙ジャケットバージョン。
2000年9月20日発売の24ビット・リマスター盤です。
早速部屋で爆音でかけてみたのですが、やはり耳を惹くのはリズム隊。
ウェットン先生のベースもブルーフォードのドラムも自由自在に動き回りながら、
独特のうねりをもって曲の盛り上がりを形成していて、何度聴いても飽きません。
そこに本作限りのメンバーのジェイミー・ミューアによる奇想天外な音が乗ることで、
このアルバムでしか味わえない、妖しい高揚感がもたらされています。
CDショップのウェットン商法(勝手に引っかかっただけ)に踊らされてよかった……。
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