【雑記】BON JOVIのファン投票ベスト盤”All Time Best 1984-2024″の収録曲発表!(+俺の5曲)

【雑記】BON JOVIのファン投票ベスト盤"All Time Best 1984-2024"の収録曲発表!(+俺の5曲) 雑記・お知らせ
【雑記】BON JOVIのファン投票ベスト盤"All Time Best 1984-2024"の収録曲発表!(+俺の5曲)
BON JOVI オリジナルアルバム

日本のBON JOVIファン待望の最新ベスト、
“All Time Best 1984-2024”の内容がついに決定しましたね!
ファン投票によるベスト盤を出すのは今回が初めてですし、
そもそもベスト盤のリリース自体が“Greatest Hits”(2010)以来なんと14年ぶり。
8月の間、ユニバーサルミュージックの特設サイトにて、
「自由記述式で1人5曲」という、
ファンの心に火をつけるような条件で投票が行われました。

その収録内容がこちら。

3枚組という大ボリュームに、曲順が時系列順ではなく得票順なのもポイント。
遂に“Bounce”(2002)からの曲がバッチリ収録されたのも嬉しいですし、
“Dry County“や“Wild Is The Wind”、そして“I Am”といったコアな選曲、
さらにはあの“She Don’t Know Me”が高い順位に入っていることからも、
ファンの多さとその熱量には圧倒されるばかりです。

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ということで、本来は発表前に書ききっておきたかったのですが、
一応“Have A Nice Day”(2004)からの20代BON JOVIファンとして、
自分の投票内容をその理由も添えて置いておきます。

40年間精力的に活動を続けてきたBON JOVI。
そんな彼らの曲からなんでもいいので5曲選んでください!というのは、
嬉しい反面「なんでもOK」であるがゆえになかなか悩みが尽きないもの。

というわけで、今回自分なりに5曲を選ぶうえでの基準としては、
まず「既存のベスト盤には入っていない曲」で絞ることにしました。
天文学的な売り上げを叩き出した初のベスト“Cross Road”(1994)
アップテンポな曲を並べた日本独自企画盤“Tokyo Road”(2001)
そして最新2枚組“Greatest Hits”(2010)の3作品ですね。

個人的に“Just Older”なんかは入れておきたいところでしたが、
この縛りを課したおかげで何とか方向性が見えてきました。

また、“Greatest Hits”(2010)以降に出たオリジナルアルバムは以下の5枚。
・”What About Now”(2013)
・”Burning Bridges”(2015)
・”This House Is Not For Sale”(2016)
・”2020″(2020)
・”Forever”(2024)

せっかくならこれらのアルバムからの曲も選んでおきたいところ。

“Burning Bridges”(2015)に関しては、契約がごたついた時期ということもあって、
公式では「ファン・アルバム」なる(よく分からない)位置づけにはなっていますが、
全編新曲という性質上オリジナルアルバムと同列でもよいでしょう。

それはさておき、今回自分が選んだのは以下の5曲。

1.Raise Your Hands
2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
3.Everyday
4.The Radio Saved My Life Tonight
5.Do What You Can

結果的に「ベスト盤には入らなかったがライブでは定番の曲」といった趣に。
(コロナ禍を反映した最後の“Do What You Can”は例外ですが)

1.Raise Your Hands

80年代を代表する大傑作“Slippery When Wet”(1986)からのライブの定番曲。
(そもそもこの曲が今までベスト盤に入っていなかったこと自体が驚き)
威勢よく斬り込んでくるようなギターリフには心躍りますし、
サビの”From New Jersey to Tokyo”という歌詞は今回のコンセプトにもぴったり。
この一節は今年公開されたドキュメンタリー
“Thank You, Goodnight: The Bon Jovi Story”の第2話のタイトルにもなりました。

2.Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

こちらは二度目のブレイクとなった“Crush”(2000)からの一曲。
“It’s My Life”“Just Older”など、いい曲ぞろいの一枚ですが、
こちらもベストには未収録ながらライブでよく演奏される曲のひとつ。
ライブでは観客が両腕を左右に振る様子がまるで波のように見えて綺麗な一曲。
個人的には”Lost Highway Tour”のラストナンバーとしての大団円感が印象的でした。
ポップなメロディと多幸感あふれる歌詞に、どこかノスタルジックな気分にもさせられます。

3.Everyday

「このアルバムは『俺の思うヒットソング集』ではない」
という律儀?なジョンの方針で“Greatest Hits”(2010)からまるっと干されてしまった、
9.11の衝撃と向き合ったヘヴィな音像のアルバム“Bounce”(2002)からのシングル。
全米2位で「売れなかった」扱いなのは納得いかないよな……と感じたファンも、
(自分含め)相当数いるのでは?
実際このアルバム、“The Distance”“Joey”
“Misunderstood”“Bounce”などいい曲ばかりですし。
この“Everyday”も、ハードなサウンドの中にポジティブなメッセージを込めた、
まさに2000年代以降のBON JOVIのありかたを体現した名曲です。
アルバムジャケットにもなったパラボラアンテナの下で演奏するMVも秀逸。

4.The Radio Saved My Life Tonight

「自由記述式で1人5曲」という投票条件ということで、
なんとしても1曲は入れておきたかったのがアルバム未収録曲。
“Real Life”“Stay”なんかも掛け値なしでいい曲ですしね)
その中でもこの曲は2004年の20周年記念ボックスセットの目玉として宣伝され、
今ではライブでもしばしば披露される、まさに「隠れた名曲」。
当時没になっていた理由が本当に謎……というレベルの、胸が熱くなる爽快な一曲。

5.Do What You Can

アメリカ大統領選やBMLといった社会問題、そして全世界を襲ったコロナ禍……と、
シリアスな問題に真正面から向き合った作品“2020”からのシングル。
アルバムの曲は一旦揃っていたものの、最終盤に追加された一曲でもあります。
歌詞にはコロナ禍の出来事についてファンから募集した内容も含まれており、
それらを先の見えない中で「自分ができることをやればいい」という、
ポジティブなメッセージソングとして昇華した手腕は見事で、自分も当時元気づけられました。
この曲はNHKニュースにも取り上げられ、リモートでジョンとの対談も行われていましたね。
自身が運営するコミュニティレストラン”JBJ Soul Kitchen”での取り組みや、
つい先日橋の上での自殺を止めたエピソードにも表れているような、
「自分が社会のために何ができるのか」を考えて行動し続けてきた、
ジョンの精神を表した重要な曲なのではないかと考えています。
“Who Says You Can’t Go Home”以来のジェニファー・ネトルズとのコラボバージョンも秀逸。

オール・タイム・ベスト 1984-2024 (デラックス・エディション/初回プレス)(SHM-CD)(3枚組)
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ということで今回のベスト盤での投票、自分は5打数3安打でした!
○ Raise Your Hands
○ Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
○ Everyday
× The Radio Saved My Life Tonight
× Do What You Can

“2020”から1曲も入らなかったのにはさすがに驚きましたが、
あわよくば……の精神で投票した”Captain Crash~”が収録されたので満足。
ここまで素晴らしいベスト盤が日本のファンの力で組めたのは凄いことですからね。
ブルーレイ付きもあるので、収録曲のみならず映像でも楽しませてくれそう。
BON JOVI FOREVER!!

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この記事を書いた人
たしなみ

大阪在住。
ハードロックとメタルとプログレとアニソンを主戦場にしながら、
漫然と音楽をたしなもうとしている20代社会人男性。
音楽業界の先行きが気になる割に中古CD売り場めぐりもやめられないのが最近の悩み。Amazonアソシエイトプログラム参加中。

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