“Hard Skool”以来となるガンズのニューシングル発売!
ついにGuns N’ Rosesの新曲”Perhaps”のシングルが発売になりましたね!
発売日は12/20(水)とされていましたが、なんやかんや19日の時点で入手できました。
本来はバンドの公式ストアでLPのみでの発売だったところを、
日本限定仕様としてSHM-CDで発売!とした経緯は前作“Hard Skool”(2021)と同じ。
前作はCDとして発売されるまでには1年近くのラグがありましたが、今回は素早いですね。
カップリングの”The General”に関してはここでしか聴けないというのが当初の触れ込みでしたが、
結局12月8日にデジタルリリースされる運びとなりました(発表はその前日)。
このバンドの事情は相変わらず読めない……。
ともかくスラッシュ(Gt.)とダフ・マッケイガン(Ba.)が復帰した現体制でのニューリリースが、
こうして聴けるようになったのはやっぱり嬉しいですね。
収録曲は以下の通り。
1.Perhaps 3:49
2.The General 4:23
今回はライブ音源等の収録は無く、2曲のみの収録となっています。
全曲紹介
1.Perhaps 3:49
本作のA面(もといG面)。今年のツアーで突如披露され話題を呼びました。
当初は8/11にデジタルリリースされるとも報じられていましたが、
そこから1週遅れの8/18にようやく公開されたミッドテンポの一曲。
新曲とはいっても、以前リリースされた”Hard Skool”や”ABSUЯD”と同じように、
前作となるアルバム“Chinese Democracy”(2008)のアウトテイクを現体制で録音したもの。
イントロからピアノのリフが主導し、アクセルの歌が徐々にボルテージを上げていくさまが見事。
サビの”You’re all alone”の歌いあげ方はまさに”Chinese Democracy”の時期ならでは!
全体的に”There Was A Time”の後半部分の壮大なパートを彷彿とさせます。
スラッシュのギターもしっかりフィーチャーされているのが嬉しいポイント。
2.The General 4:23
本作のB面(R面?)となる一曲で、2023年北米ツアーの最終日に突如披露されたもの。
淡々とした妖しげなリフに、スラッシュのワウの効いたギターがねっとりと絡みつく一曲。
そしてこちらもご多分に漏れず”Chinese Democracy”のアウトテイクが元ネタ。
最初に聴いたときは正直このねっとり具合には戸惑いましたが、
この耳に残る感覚が癖になり、気づけば聴きたくなってきている不思議な曲です。
確かに”Chinese Democracy”の中にあるとかなり地味な気はするのですが、
こうしてシングルのB面として単体で聴くと受け入れやすいしクールな印象も受けますね。
ただCDで通しで聴くと”Perhaps”より音量が大きく感じるのが気になるところ……。
ガンズの次なるスタジオアルバムに高まる期待感
昨年11月には、さいたまスーパーアリーナにて絶好調のライブを披露してくれたガンズ。
その際には当時の新曲”Hard Skool”と”ABSUЯD”もセトリ入りし、会場を沸かせてくれました。
今回彼らのレパートリーに加わった”Perhaps”と”The General”の2曲も、
ライブで実際に聴けばまた違った魅力を放ってくれること請け合い。次の来日も楽しみです。
思えば”NOT IN THIS LIFETIME…”を掲げた現在のリユニオン体制も2016年からなので、
スラッシュとダフが復帰してからのバンドもかなり長続きしているといえます。
2人の活発なソロ活動がガンズにもいい影響を及ぼしてくれたら……と、
ひそかに考えてしまう今日この頃です。
アウトテイクと言いつつもなんやかんや新曲が小出しにされているここ数年。
この体制でのニューアルバムがいつかリリースされることを願ってやみません。
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